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大阪府教育委員会、「来賓→校長→教育長」の通報ホットライン(口パク教員の監視強化)

2013-04-19 | Weblog

君が代不斉唱と来賓通報、大阪 入学式司会の教諭

4月16日

 大阪府教育委員会は4月16日、入学式の司会をしていた府立高の教諭が、君が代斉唱時に歌っていなかったと発表した。気付いた来賓が校長に通報、教諭は事実関係を認めたため、校長が同日口頭で厳重注意した。

 中原徹教育長は記者団に対し「職務命令を守る気がなかったと言われても社会通念上、仕方がない。府民をばかにした態度だ」と述べ、9月までに起立と斉唱を確認する客観基準の作成を目指す考えを示した。

 府教委によると、教諭は8日の入学式で司会進行を担当。君が代斉唱時に起立していたが、近くにいた来賓が教諭の口元を見て、歌っていないことに気付いた。(Kyodo)

 

参考:

大阪府教育長に中原氏起用へ 君が代チェックで物議醸す:2/19 ASAHI

写真:中原徹氏

中原徹氏

 

 松井一郎大阪府知事は、弁護士出身の中原徹・府立和泉高校長(42)を新たな府教育長に起用する方針を固めた。3月末で府教育委員を退く中西正人教育長の後任として、21日開会の定例府議会に教育委員の任命案を提出。可決されれば、教育委員会議で教育長に任命される見通し。

 中原氏は前知事の橋下徹大阪市長と同じ早稲田大出身で、在学時からの友人。日本、米国での弁護士活動を経て府立高校長の公募に応じ、2010年に当時全国最年少の民間人校長に登用された。

 国際社会で通用する人材の育成を掲げ、英語力の強化に力を注いだ。昨年3月の卒業式では、府条例で起立斉唱を義務付けられた君が代を教職員が実際に歌っているか、教頭らにチェックするよう指示して物議を醸した。

 知事が教育方針を定める条例が昨年施行された大阪府では、「国際社会で自立して生きる人づくり」などを掲げた教育振興基本計画が今年4月からスタートする。中原氏は、橋下氏らが進める「教育改革」路線に賛意を示しており、松井氏はその経験と手腕を重視し、今後の教育政策の旗振り役として期待を寄せているとみられる。


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