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夏休み お化け屋敷に集合 官邸幽霊もゲスト出演 一日楽しんでも無料だょ

2013-08-05 | Weblog

記事:花やしき開園160年 7日、入場無料でお祝い

日本最古の遊園地「浅草花やしき」(東京都台東区)が開園百六十周年を迎え、七日を「花やしきの日」として来園者と祝う。入園料を無料にし、開園時間の午前十時ごろに二カ所のゲート前でカウントダウンを実施。同十一時から中央ステージで記念式典を開き、来場者と風船を飛ばす。帰りの際には一万人に花の種をプレゼントする。 

 花やしきは江戸末期の一八五三(嘉永六)年、造園師森田六三郎がボタンや菊細工を見せる植物園として開園。その後、経営者が移り変わり、遊具や珍獣などの見せ物を取り入れた遊園地へと発展した。

 震災や戦争で一時閉園を余儀なくされたが、一九四七年に営業を再開。継ぎはぎの服を着た親子連れが芋や配給パンの弁当を持って列をなし、戦後間もない当時、希少だった娯楽に目を輝かせたという。五三年には国産初のジェットコースターが登場。還暦祝いで車体を真っ赤に塗り替え、今も運行中だ。

 何度か経営難にさらされながらも、そのたび熱烈なファンに救われてきた。親会社が倒産し廃園の危機を迎えた二〇〇四年には存続を求める一万人の署名が集まり、玩具メーカーが施設と職員を丸ごと受け継いだ。

 〇五年には芸能スクールを開設、「花やしき少女歌劇団」の育成に取り組む。ここ数年は年間入場者数五十万人を維持している。来年には劇場や飲食店を備えた複合施設も誕生する。

 花やしきの弘田昭彦社長(58)は「周囲と協力し、総合娯楽場として遊園地以外のビジネスも展開したい」と意欲を見せる。地元浅草商店連合会の丸山真司理事長(64)は「浅草は観(み)る街、買う街、食べる街。そして遊んで泊まる街。その担い手として、花やしきにはリーダーシップを取ってほしい」とエールを送る。

 記念イベントとして九月六日には園内の新多目的ホール「花やしき座」で、「ハナヤシキプロレスリング」の旗揚げ戦を開催、二月まで月一回興行する。周辺商店街では今月十七日から九月一日までお祝いのスタンプラリーを行う。