チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

パンケーキとちびくろさんぼ

2013年05月23日 | 日々のこと

晴れ、23度、95%

 一昨日の夜中から、香港は不穏な天気に覆われていました。まずは雷です。超高層ビルの間に走る稲妻は、さながら宇宙戦争を思わせる有様です。雨脚も次第に強くなり、昨日の夜明け前に黒雲注意報がでました。黒雲は大雨注意報の中でも一番の大雨。学校は全て休みになります。証券取引所なども注意報が解除されて2時間後でないと仕事を始めません。一般の人も外出は控えるようにという警報です。台風の警報と違い交通機関は、動いていました。そんな大雨の中を主人は定刻に仕事に出かけました。出際に、今晩はお客さんとの夕食だから、夕飯はいらないよ、と言います。

 こんな大雨の中、川のようになった坂を下って買い物に行く気はしません。そこで、今日は買い物に行かないで、家にあるものでご飯にしようと決めたのです。雨の中でも散歩に行くモモさんも流石にこの雨では外に出すのが危険です。

 お昼には、久しぶりにパンケーキを焼きました。 息子が小さい時には、日曜の朝はよくクレープやパンケーキを焼いたものです。この所とんとご無沙汰していました。私が自分で作った初めてのお菓子はパンケーキです。お腹がすいたから作ったパンケーキ、重曹の量なんて適当だったはずですが、小さい時から、油をよく吸った一番外側が好きでした。パンケーキを焼こうとスキレットを出してきます。さて、バターにしようか、オイルにしようか?と悩むときいつも思い出すのが、このお話、ちびくろさんぼです。

  ちびくろさんぼのお話では、ギーというインドのバターでパンケーキを焼きます。ギーはいつも我が家にはあるのですが、なぜかお菓子に使う勇気がありません。

 外はまだ大雨、パンケーキを食べながらちびくろさんぼを読みました。この本は、黒人の人種差別だとして、アメリカやイギリスでも店頭販売が禁止された時期がありました。黒人の人種差別を身近に感じることが出来ない私は、この子供向けの話が何故販売禁止になったのかが解りません。家族皆がパンケーキを囲んで食べるところや、さんぼが169枚ものパンケーキを食べるところなど、いつ読んでも心和みます。

 そして読み終えると、169って数字は何処からきたのかなと不思議に思うのです。

 


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6 コメント

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Unknown (はむりんぼ)
2013-05-24 00:04:38
懐かしい!これと全く同じ本、私も持っていました。トラがぐるぐるとやしの木の周りを回って、最後には溶けてバターになってしまうんですよね!

ぐりとぐらの絵本では大きなカステラが出てきて、赤毛のアンでは苺水も・・・。絵本や本に出てくるお菓子、どうしても食べたくなるから不思議です。

こうして絵本を禁止にした国々こそ、未だに差別が激しいというのが皮肉ですね。
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お話の中の食べ物 (manasmomo)
2013-05-24 14:36:51
お話の中に出て来る食べ物に興味があります。

子供のお話に始まって、ミスメープルのお茶の時間のお菓子など、何度もそのところばかり読んでしまいます。
字を読みながら、想像する食卓や台所の風景、ぽーっと思いめぐらしてます。
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ミス メープル (おばはん)
2013-05-27 06:55:12
お茶の時間が多かった記憶しかありません。どんなお菓子だったのでしょうか。
エラリークィーンでパーコレーターでいれるコーヒーを知りました。
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エラリー クイーンも (manasmomo)
2013-05-27 14:34:30
ヴァンダイン、クイーン、クリスティ、全部先日の実家の捨てた本の中にありました。
早川の新書判や推理創元文庫の文庫本。

思えば思うほど、もったいないことをしたなと、、、。
シムノンも好きなのよ。
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シムノン (おばはん)
2013-05-28 22:08:59
読みたくてフランス語を三年もとりました。一年目、最低。三年目は、数学の院試対策問題につき合わされました。でもなんとか読めるようになりました。今はもう読めません。ヴァンダイクもおもしろかったですね。ディクスンカーとか。中高校時代の本は捨てられてしまいました。国鉄での通学に読み続けた本箱一杯以上の文庫と新書の山でした。ハードカバーはみすずの数冊ぐらいだつたとおもいます。
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学生時代は (manasmomo)
2013-05-29 17:11:26
昔は、文庫本、新書判、ハードカバーの本は、学生の分際では買わなかったものですよね。
 
ハードカバーの本を買ったときは嬉しかった。私は、晶文社が多かったように思います。

その頃の晶文社の本、捨てずに荷物の中に入れました。
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