goo blog サービス終了のお知らせ 

チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

「すみれの砂糖漬け」デメル

2025年04月13日 | おやつ

雨、11度、87%

 お土産と言って手渡された小さな包み、素敵な紙の箱が出てきました。「すみれ」の絵が描かれています。一目箱を見ただけで中身を言い当てました。「すみれの砂糖漬け!」

 香港に渡る前のことですから1980年代の終わり頃です。「すみれの砂糖漬け」はスーパーの製菓材料の売り場に袋入りでぶら下がっていました。小粒の紫の「すみれ」でした。お菓子の飾りに使います。紫は「すみれ」黄色は「ミモザ」でした。カップケーキに乗せたり、もちろん食べることもできます。卵白と砂糖で固めた「すみれの砂糖漬け」です。ところが8年前帰国してどこにも「すみれの砂糖漬け」も「ミモザの砂糖漬け」も売られていません。ネットで検索しても出てきません。かろうじて、チョコレートで有名な「デメル」が作っているらしいのですが、日本では取り扱いがないと聞きました。

 「デメル」はパッケージの箱や缶の装飾も素敵です。手のひらより小さな箱の蓋を開けました。私が昔食べた「すみれの砂糖漬け」より倍近くも大きな粒です。 庭仕事の後のおやつにいただきました。口に含むと砂糖が溶け出して、「においすみれ」を彷彿とさせる香りがします。くどさのない甘みです。ダージリンの紅茶をストレートで一緒に贅沢なおやつです。オーストリアの「すみれ」は大きいのかなと想像します。

 昨晩、デメル「すみれの砂糖漬け」とネットに打ち込むとAmazonで取り扱っていることを知りました。そして、お値段を見てびっくり。こんな小さな箱で!大事なお菓子の飾りに使いましょう。

 以前、庭の「すみれ」で砂糖漬けを作ろうとしたのですが、うまく固まりませんでした。「ビオラ」でも作れます。自家製「すみれの砂糖漬け」もう一度試してみようかしら。ありがとう。