チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

初めてのクリスマスツリー

2015年12月16日 05時24分07秒 | 日々のこと

晴れ,14度、61%

 先日、息子の家に行くとイミテーションのクリスマスツリーが箱に入れられたままありました。昔のツリーに比べると随分本物らしくなっています。息子もお嫁さんも素敵なオーナメントを探していると言っています。

 2日前,急に飛び込んで来たメール,それは孫娘とその子が寝ている間に息子が飾り付けをしたというツリーの写真でした。つまり,孫娘にとっては自分の家にある初めてのクリスマスツリーです。飾られている小さなものをじっと不思議そうに手に取って見ています。 そういえば,一緒に繁華街を歩いている時もウィンドーのツリーに輝くガラス玉が気になって仕方がない孫娘でした。孫娘の初めてのクリスマスツリーは,私から見るとなかなかシックで素敵なものに見えます。

 その息子が初めて出会ったクリスマスツリーのオーナメントは,白木で出来た小さな人形でした。   この小さなオーナメントをその時々の観葉植物の木にぶら下げます。カポックや,小さなヤシの木のこともありました。友人の家に行くと,とっぺんには金色の星が付き、綿の雪がのったきらびやかなツリーが置かれています。息子が幼稚園に入った頃でしたか,そんなキラキラときれいなオーナメントを欲しいと言い出しました。でも,頑として聞き入れない私です。チカチカ灯る電球も白一色。それでも毎年キラキラが欲しいと言う息子に根負けして,キラキラを少し買い足したのは小学の3年頃だったと思います。時には,窓一面にそんなオーナメントを貼付けたこともありました。

 今私の手元に残るのは,やっぱり小さな白木のオーナメントだけです。37年前、西武デパートがアメリカのシアーズの窓口をしていたことがありました。シアーズで取り寄せてもらった白木の人形たちです。ポロリと足が取れると、その度修理が入ります。夫婦二人になった今も出して来ては、毎年アイアンのツリーに飾ります。

 子供のためにと求めたオーナメントですが、今となっては我が家の歩みと一緒に毎年過ごしてくれています。つまり私達夫婦の歩みです。 この玄関に飾ってある小さな松ぼっくりも37年クリスマスシーズンを告げてくれています。

 孫娘のツリーこれから先どんなに変化するかしらと楽しみです。そして,その一つ一つが息子夫婦二人自身のいい思い出になることを祈ります。

コメント
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