チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

もしも、自分にお歳暮を贈るとしたら?キノギフト

2015年12月21日 | 日々のこと

小雨,17度、93%

 もう一年近くになると思います。香港時間夕方の5時過ぎに毎日送られて来るダイレクトメール,「キノギフト」。三越伊勢丹デパートからのメールです。 ダイレクトメールのようなものは即座にゴミ箱に入れるところですが,ネーミングがなかなかいい。気持ちのギフトかな?その上写真も,広告文も煩わしくないのが気に入って,時間があれば開けて見ます。入学シーズンには「入学祝い」。年中あるのは「結婚祝い」「内祝い」。もちろんここひと月は「お歳暮」が特集です。 

 海外に長く住んでいますから,とんとお歳暮、お中元からは遠ざかっています。それでも帰国の度に,デパ地下を行ったり来たりして,お世話になる方達にちょっとした贈り物をと探します。今年は義父の香典返しのために,それこそ半日近くデパ地下にいたことがありました。贈り物を選ぶ,熨斗書きをする,不祝儀とはいえ、贈る人の顔を思い浮かべ物を選び贈ることは楽しみすらありました。

 ここひと月のお歳暮特集の「キノギフト」,毎日違った視点からお歳暮を見せてくれます。30代に人気のお歳暮ベスト10。和風特集、洋風特集。予算別。三越特集。伊勢丹特集。毎日編集する方も大変だと思います。毎日見ても飽きない贈り物のダイレクトメール。ここ数日,もし私が自分にお歳暮を贈るとしたら,何がいいかなと眺めます。三越のお歳暮限定の杉浦非水のポスターを缶に装幀したバージョンなどは,缶欲しさにこれがいいなと思います。日本のハムソーセージの詰め合わせ,これだけ食べたら満足だわ。日本のハムソーセージは,海外のもにはない日本の味がします。大きな大きなバームクーヘンもいいなあ。ところが目に付いて離れない物がひとつ、カニ缶です。カニ缶ピンからキリまであるのは知っていましたが,なんとひと缶1万円のカニ缶です。写真には二缶入りのギフトボックス。いえ、ふた缶もいりません。ひと缶で充分です。1万円ですから,冷凍のタラバガニよりお高い。どんなカニ缶だろう。頂いたら,どの皿に盛り付けようか,もちろん,お相手は冷えた白ワイン。絶対一人で全部食べたい。想いはどんどん膨らみます。

 高級タオルに海外の洋食器,シャンパンに極上の日本酒,そんなの差し置いて,手のひらに載るカニ缶がいいと思いました。しかも,何の手も加えずそのままお皿に。人も見ていなければ,手でつまんでお口に入れたいところです。

 

コメント
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