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うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

ある朝の、簡単更新

2016年11月24日 | うんこの事

昨日あたりから、

愛知県も、ぐっと寒くなって参りました。

 

おはようございます。

我が家で、もっとも暖かそうに見える、うんこは、

実は、もっとも寒がりだ。

 

ちょっとでも、寝転がろうものなら・・・

腕枕だ。

 

カメラ目線で、腕枕。

 

どんな角度でも、カメラ目線。

 

侵入者(よね)も、カメラ目線。

 

横目で、カメラ目線。

 

やっとの思いで、起き上がった、おかっぱは・・・

寝癖コレクションで、カメラ目線。

 

ある朝は

寝癖コレクション:「茫然自失」

 

また、ある朝は

寝癖コレクション:「っぽいよね」

劇画っぽいよね。

マウスで必死に描いた、ある朝でした。


飽くなき、欲求

2016年11月12日 | うんこの事

全然、食べてないのに、

太っちゃうってどゆこと?

このセリフ、私も今までの人生の中で何度も発してきた。

きっと、食べてるんでしょうね。

そういう事なんでしょうね。

 

おはようございます。

我が家のうんこは、ああ見えて、大食家ではなく、美食家だ。

あれは、そろそろ離乳期に入らんとしていた頃だったか、

感染症の影響で、何も食べられなくなった事がある。

ミルクも離乳食も、水さえも受け付けなくなり、

当時の獣医さんは、

「おかっぱさん、期待しないで。覚悟も要るかも。」と暗い顔で言った。

ぐったりとした、小さなうんこを見て、

私は半ばヤケクソで、甘酒をティースプーンにすくって、

うんこの口に近づけてみた。

そしたら、うんこったら、それを舐めたんだ。

マジかと驚いたっけ。

ティースプーン2杯程度だったが、

これがある意味、起爆剤となって、うんこの食欲が戻ったんだ。

 

米麹で作った甘酒。

もちろん、アルコールは含んでいない物だ。

ネコは肉食動物。

決しておススメは出来ないが、

少なくとも、当時のうんこの命を繋げた、パワーフードだった。

なんて、お前らしいんだと、つくづく思う。

 

あれから1度も甘酒なんて、舐めさせた事はないが、

うんこの食への飽くなき追及は、続いていた。

キャットフードへの拘りもハンパではないが、

驚いた事に、どんなネコでも喜ぶような、そんなオヤツでも、

うんこは、ノーを突き付けてくる。

他の子達が凄く喜んで、美味しい美味しいってキャッキャ喜んで食べる、

歯磨きオヤツにも、

うんこは冷ややかな目でスルーする。

なんで、お前は太ったんだ?と、つくづく思う。

 

うんこが、一気に太った時期が、あったんだ。

ここに越してきて、私が酷く忙しくなり、

そのせいか、病に倒れて入院してしまった、あの時期だ。

大食家ではなく、美食家なくせに、

不安を紛らすために、ひたすら食べていたのだろう。

なんだ、お前のせいじゃないじゃんと、つくづく思う。

 

あのね、うんこ、ごめんなさ・・・

うんこ?

うんこ「おじさん、何食べてるの?」

うんこ?

何も、もらえんぞ。

 

うんこ「欲しいとかじゃないの!見せてって言ってんの!」

何?そのきっぱり感?

 

うんこ「どれどれ~?クンクン」

もらえる訳ないぞ~。

 

うんこ「ちょっと、邪魔しないで、母さん!」

なんで、キレてんの?

 

うんこ「もうちょっと、近くへ。ほれ、もそっと近くへ」

お前の食べられる物じゃないって。

 

うんこ「じゃ、甘酒を出せ!」

出さないし。

うんこ、今は淋しくなんて、ないだろ?

だから、ダイエット続けような。

 

もう、淋しくないだろ?

うっとうしいだろ?

このうんこラブ過ぎる、白いのとか居てさ。


秋の、乙女レッスン

2016年10月15日 | うんこの事

なぜだか、久しぶりに、

土曜日という事に浮かれています。

 

おはようございます。

ここ1か月ほど、別に悩みを抱えている訳でもないが、

あまり気分が上がらなかった。

季節変わりの影響か・・・。

 

だが、今日は違う。

すげー上がってんだぜ~。

楽しい予定なんて、なんにもねぇんだぜ~。

歯医者行くだけなんだぜ~。

 

それじゃあ、今日は、うんちゃんがお伝えするわ!

「うんこの、歌って乙女レッスン」

 

 ♪ ワン、あっ、ツー、あっ、ワン、ツー、スリー、フォー

♪ うんちゃんの~ メリハリロケンロ~ル

 

♪ 出掛ける アイツに アイラービュ~(おう、イエイ、イエイエ~ス)

 

♪ 行っちゃダメよと アイニージュ~(あ~はん、フォールドミー)

 

♪ 後ろ髪の綱引きあとは~(潤んだ瞳を見送りあとは~)

 

♪ あ~ああ~、お~おお~~~

 

♪ そく 寝る ロケンロ~ル(ゴー ツー ベッド)

 

♪ そく 食う ロケンロ~ル( レッツ イート)

 

♪ 二度寝の ロケンロ~ル(三たびも、あるぜ~)

 

 ♪ 二度飯 ロケンロ~ル(三たびは、させねーぜ~)

 

見送っちゃう~~? (イエーイ!)

ドア閉まっちゃう~~? (イエーイ!)

みんな~ 愛してるぜ~~! (キャー)

 

♪ そく 寝る ロケンロ~ル

 

 ♪ メリ~ ハリ~ ロッケン~ ロ~~~ル

 

テンキュー!


ねこのおしゃべり

2016年07月11日 | うんこの事

 

おたま「うんこ姉ちゃん、いつもコレ持ってるね?」

 

 

 

うんこ「これはね、うんちゃんの大事なねずみさんよ」

おはようございます、うんちゃんよ。

 

うんちゃんはね、昔は、独りぼっちだったのよ。

あやが来るまでは、母さんがくれたねずみさんが

うんちゃんの、唯一のお友達だったの。

 

まだ、うんと小さい頃、うんちゃんは病気ばっかりで、

ネコの姉ちゃん達とは、あんまり遊べなかった。

母さんとばっかり遊んでた。

うんちゃんの母さんは、人間でしょ?

だからかな?うんちゃんは、ネコの流儀が全く身に付かなかったの。

しかも、うんちゃんはね、

ほんとは、すごく強いのよ。

だから、そのせいで、

姉ちゃん達に、怖がられて嫌われちゃった。

 

今思えば、あの頃のうんちゃんは、

そうね、無礼な暴れん坊将軍。

想像してみて。無礼なマツケンなんて、がっかりよね。

そんな吉宗、観たくない~って視聴率ガタ落ちよ。

打ち切り決定だわ、まったくもう、いいかげんにして。

あっ、それでね、

大人しいよね姉ちゃんでさえ、うんちゃんを本気で怒ったわ。

そりゃ怒るわなぁっていう事、いっぱいしたから当然よね。

うっかりよ、うっかり八兵衛。

あっ、おたま、分かる?

高橋元太郎さんのはまり役よ。聞いてるの?

 

きく姉ちゃんは、うめ婆ちゃん以外のネコを嫌うでしょ?

あれもね、うんちゃんがきっかけなのよ。

ネコ嫌いになった決定打を打ったのは、うんちゃんよ。

全盛期のクロマティーを彷彿とさせる程のパフォーマンス。

ここでも、またまた、オウ、ノー、うっかりエイトメン!

クロマティーだけに、英語なわけよ。

おたま、分かる?聞いてる?

うんちゃんの連日ナイター営業で、きく姉ちゃんの口が悪くなったの。

あの頃からよ、母さんの事をメス豚って呼ぶようになったのは。

うんちゃんの事は、メス豚の鼻くそって呼んでたっけ? うふふ。

 

うめ婆ちゃんはね、優しかったなぁ。

たまに叱られちゃったりしたけど、それでも優しく守ってくれたのよ。

一生懸命、いろいろ教えてくれようとしていたけど、

うんちゃん、上手く出来なかった。

 

それで、うんちゃんは決めたの。

独りで居ようって。

母さんがくれた、ねずみさんと居れば淋しくなんてないって。

なるべく、皆と離れて隅っこに居れば、

母さんやうめ婆ちゃんを、困らせなくて済むものね。

 

だから、遊びたい時は、うんちゃん独りで、

せっせと母さんの真似っこをして遊んでいたの。

引き出しだって、扉だって、

母さんみたいに開けられるようになったのよ。

凄いでしょ?

でも、叱られちゃった・・・。

 

そんなある日、

母さんが、小さなネコを連れてきたの。

それが、あやちゃんよ。

そして母さんが、うんちゃんにこう言ったの。

「これは、大事。うんこ、頼むぞ。」って。

母さんが、うんちゃんにお手伝いしてって言ったのよ。

嬉しかった。

だからね、あそぼって言ってあげてね。

それで、うんちゃんお得意のガブーっをしたの。

そしたら、あやちゃんがギャッて泣いちゃって、

うんちゃん、びっくりして、母さんを見たの。

また叱られちゃうと思って。

でも母さんは、

「うんこ、もっと優しくね。大丈夫よ。」って。

しかも、笑顔で言ったのよ。

鬼か!あんたは鬼か!ってぐらい怒ってばっかだった母さんが、

うんちゃんを、笑顔で応援してくれたの。

すごく気持ち悪かったわ。

だからね、うんちゃん頑張ったのよ。

 

すごいの、あの子。容赦ないんだからぁ。

 

後ろからは、やめれって言ってるのにさ、

こうよ?どうよ?

 

でね、そろそろお昼寝よって言うと、

暑い!火照った体には、きつい!

 

で、起きたらすぐ、

また、こうなる訳よ。

だから、暑いって!

 

そんな、おたまだって、笑ってる場合じゃないわよ。

お前も、いっつも、

乗ってきたのよ。暑い!

 

暑いんだってばさぁ!!

 

 やれやれと思っていたらね、

あらやだ、今度は3匹なの、母さん?って呆れちゃったわ。

 

うんちゃん、忙しすぎて、ガリガリになっちゃう~ってか! 

 

 

お転婆な子猫が、我が家にやって来て、

擦り傷をいっぱい作りながら、懸命に世話をしたうんこは、

どうやら、ネコの流儀を覚えたようだ。

 そして、今は、

うんこの側には、いつもあやとおたまが居る。

よねも、うんこを恐れなくなり、側で寛ぐようになった。

筋金入りのネコ嫌いになったきくは、

うんこの変化とともに、少しだけ改善したように見える。

「悪ささえしなけりゃ、居てもいいぞ。鼻くそどもめ!」と。

心配していたうめも、その姿を見て安心して極楽へ旅立った。

うんこは、独りぼっちではなくなったのだ。

 

 

 

うんちゃん、偉いでしょ?

 

そんなうんこは、

今でも、ちゃんと、ねずみさんも大事にしている。

偉いんだな、うんこは。

 


うんこ物語

2016年03月31日 | うんこの事

空から降ってくるのは、

雨や、雪、鳥のフンとは限らない。

時々、猫も降ってくるのです。

 

カラスが咥えて飛んでいる最中に、落としてしまった子猫。

まるでフンのごとく落ちてきた。

当時、離婚直後の私は、何もない小さな部屋に

猫3匹と暮らし始めていた。

厄介な事だとは思ったが、一応、育ててみた。

その子猫を、うんこと名付けて・・・

 

すぐさま動物病院へ行き、名前とその由来、保護の経緯を伝えたところ、

優しい獣医は機転を利かせて、こう言った。

「この子は、フンという意味の、うんこじゃないよ。

運がいいから、うんこなんだよ。そーだよね。」

本当に心根の優しい獣医は、必死だった。

バカな飼い主の付けた名前の由来をごっそり捻じ曲げて

カルテにも、こう記した。

  

そのおかげで、うんこは、再び2度の危機を乗り越えた。

相次ぐ感染症を患い、空に帰りかけ、

避妊手術の縫合後、腹膜が破れて、

また空へ帰ろうとした。

それでも、うんこは、この世にとどまった。

とどまって、元気になって、

そして様々な仕事を成し遂げていった。

 

「部屋中を雲の上 計画」

箱テッシュ、トイレットペーパーを残らず駆使し、

疲れて帰った私を雲の上へと、いざなった。

私は、トイレットペーパーを買いに走った。

 

「紙吹雪 計画」

 本も雑誌も、重要書類も、

粉々にして、その上を走り回り、

紙吹雪で、私を出迎えた。

 私は、ゴミを拾いながら、半泣きで部屋を回った。

 

「オープンハウス 計画」

帰宅したら、扉という扉、引き出しすべて、オープン!

私は、カバンから携帯電話を出した。

寸でところで、警察を呼ぶところだった。

 

そうなると、もしかして、あの仕事も?

 

タンスの裏に、ドライフードを、おてんこ盛りに隠したのは?

 

うんこ:「うんちゃんだよ」

 

 

ついでに、その中に私のブラジャも紛れていたけど?

 

うんこ:「うんちゃんだよ」

 

 

帰宅したら、玄関のドアが全開だったのは?

 

うんこ:「うんちゃんだよ」

 

 

冷蔵庫のドアのパッキンがすべて紛失したのは?

 

うんこ:「ふんひゃんひゃよ」

 

壁紙ベローンは?キャットタワー破壊は?

饅頭が猫トイレに埋まってたのは?

 

うんこ:「う・うん・・ちゃ・・・んだ・・・よ」

全部、知っとったわー!

 

 

ということは、

最近のトイレットペーパー全長が全滅も?

 

おたま:「それは、ぼくだよ」

それも知っとったわー!

 

仕事といえば、子猫の面倒も上手なほうだが、

うんこが育てると、

なぜかちょっと個性的な猫に育つんだった。

あやとか、おたまとか・・・。

 

何はともあれ、

あれから、もう10年。

お前の手の込んだ仕事ぶりに、

私は、叱ってばかりだった。

でもいつか、お前が本当に空に帰る日が来たら、

あの時みたいに、

まだ逝くなって、叱ったりはもうしないからな。

それだけは、約束しよう。