宇宙人の独り言

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本ブログのテーマは、「UFO」と「宇宙人」と「人類の歴史」をみなさんと考えることです!

ハッピーになるために ハピネス

2010年05月23日 | 日記
 以前このブログに「平和の巡礼者 ピース・ピルグリムⅠⅡ」を5月2日、3日に投稿しました。そのピース・ピルグリムのことが紹介されている本に、「ハッピーになるための10の習慣」(マガジンハウス刊)があります。
著者は日本在住のアメリカ人で、エドワード・サウスウイックさんです。


 この本は、人間に幸せをもたらすことを目的に書かれました。
 その中には、こう書かれています。


「・・・しかも、この本を読んでその通り着実に実行すれば、ほとんどの人が幸せを手にできる仕組みになっています。
 ただし、その幸せは、大邸宅を持てるとか、大会社の社長になれるとか、宝くじが当たって大金持ちになれるとかいったこととはいささか異なります。
 心の底から幸せを感じることのできるあなた自身の潜在能力を引き出すのが、この本の目的です。
 では、幸せ、ハピネスとは何なのでしょうか。
 大部分のひとは、お金があること、豪邸に住んでいること、いい車に乗っていること、豪華なドレスや宝石を持っていること、社会的地位があることなどを連想するに違いありません。しかし、それだけでハピネスになることはできないのです。」


また、
「釈迦はインドの王子として生まれ、とても贅沢な暮らしをしていました。けれど、大勢の召使いに取り巻かれ、何でも手に入る生活に満足できませんでした。美しいヤショダラ姫に恵まれても、心は不幸でした。
 なぜなら、釈迦が求めていたものは豊かな生活ではなく、心の豊かさ、つまり精神の深いところでハッピーな気持ちを感じることだったからです。人間は生まれてくると同時に苦しみを背負い、病気や死という困難に出あうのはどうしてなのだろうか? それが王子様だった釈迦の悩みでした。
 そして、ある日すべてを捨てて出家し、最終的には人間に内在されている知恵の世界を獲得して悟りに至るわけです。お金がハッピーをもたらさないということを身を持って教えたのが釈迦でした。・・・」


さらにまた
「私の知り合いに百数十億円の財産を持っていた男性がいます。しかし、お金持ちだという実感があまりないままに、忙しい日々を送っていました。
 ところが、ある時、ふと自分がそれほどハッピーではないことに気づきました。そこで、何がなんでもハッピーになるのだという決意をしたのです。
 それから二年後、バブルの崩壊が訪れ、彼の財産は三億円にまで減ってしまいました。何と百億円以上が消えてしまったわけです。
 ここで普通ならば失った財産を取り戻そうと必死に働くでしょう。しかし、彼はハッピーになろうと決心していたので、無理にあがくことをきっぱりとあきらめました。そして、アメリカへ旅行に行き、それまでの仕事にがんじがらめに縛られた生活とは縁を切って、自由な生活を始めたのです。
 
 バブル崩壊の兆候が見えた時に彼はこう考えたそうです。
 『たとえぼくの財産を百パーセント失ったとしても、ハッピーに生きよう』
 バブルの崩壊で仕事が大幅に減ると、自由な時間が増えてかえってハッピーな気持ちになったそうです。自由な時間があるうえに、旅行をするだけの経済的な余裕が十分あることに気づいたのです。
 巨大な損失をしたのですが、残りの三億円の財産は、アメリカ国債などさまざまな形で運用して、バブルが崩壊してからも年に二千万円ほどの利益を得ることができました。
 何もしなくともこんなにたくさんのお金が入ってくる。僕は何てラッキーなのだろうと、その時初めて自分が金持ちであることを実感でき、また仕事以外のことも心から楽しめるようになったそうです。彼のハピネス哲学は、たとえ自分がどんな状況になろうと常にハッピーと思えることだと言うのです。だから、悔しい気持ちですらハッピーだと言い切れるわけです。
 
 彼はバブルの崩壊をきっかけに、心に余裕が生まれてハッピーになりました。そこで、その経験をもとに、周囲のやはりお金を失った人たちに向かって、現在のような状態になったことをありがたく思うようにとアドバイスしています。つまり、人生でどんなことが起きようと、その結果到来した状態をハッピーと考え、慌てず騒がずハッピーになるための行動をし続けるのです。
 仕事が忙しい。それも家族のためだ――などと言って一生懸命働いていたとしても、心の中がいつも真っ暗では自分自身ハッピーでないうえに、家族を本当にハッピーにすることも難しいのです。」


 
 物質的豊かさ、お金、財産、社会的地位、名誉などは、どうも人間の幸せとは結びつかないようです。われわれを取り巻く環境が、私たちの心のありようを決めるのではないよいうです。
 「人生は心ひとつのおきどころ」とはよく言ったもので、人間はこころの持ちようで幸せにも不幸にもなるようです。
 だとすれば、これから、いやもうすでに始まっている人類が直面する試練は、なんら心配したり不安に思う必要はないということです。


 あとがきにはこう記しています。
「今やある意味では、日本の社会は過去五十年の歴史のなかでは最大の試練を経験しています。リストラ、倒産などの不況の嵐が吹き荒れています。
 しかし、この国には本当に不思議な潜在能力があるので、立ち直りは早いと思います。
 私が今強く感じているのは、日本の四十代、五十代の人たち、またすでに引退なさっている社会の先輩たちには、これから果たさなければならない大きな役目があるということです。それは、これまでの経験から得て貴重な財産となった多くの知識や経験、人脈などを、次代を背負っていく若者たちに一つでも多く伝えていってほしいのです。長い目で見ればそれが日本という国家の文化や伝統になっていくのだと考えています。」



 最後に
 
 いま、人類は大変革の激動の時代を迎えております。
 この試練を人類が賢明に乗り越えるためのヒントが、
 
 〇「ピース・ピルグリムの哲学」
 〇「ハッピーになるための10の習慣」

 の中に書かれているような気がします。

 簡単に言うと、物質中心主義から脱却すること、霊性に目覚めること、目に見えない世界の存在を知ること、そして物質とこころのバランスをとることではないでしょうか。

 是非、この二つを読んで見て下さい。
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