宇宙人の独り言

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ルーズベルトの開戦責任

2014年10月26日 | 日記
ルーズベルトの開戦責任
草思社 刊
ハミルトン・フィッシュ 著
渡辺惣樹 訳


ニューディール政策を厳しく批判し、米国伝統の非干渉主義の立場からヨーロッパの戦争への関与に反対していた著者ハミルトン・フィッシュ下院議員(当時)は、大統領フランクリン・ルーズベルト(FDR)が最も恐れ、かつ最も憎んでいた共和党の重鎮であった。1941年、「真珠湾」直後のルーズベルトの日本への宣戦布告演説に同調するも、後に大統領が対日最後通牒の存在を隠していたことを知り、日本との戦争は対ドイツ参戦の前段にすぎず、チャーチルとルーズベルトこそがアメリカをこの戦争に巻き込んだ張本人であると確信するに至った著者は、戦後22年を経て、真実を書き残すべく本書を執筆した。大戦前夜の米政権の内幕を知悉する政治家による歴史的証言である。

本書が書かれ上梓されたのが1976年。真珠湾攻撃からすでに35年が過ぎ、ルーズベルトの死から31年が経過していました。著者のハミルトン・フィッシュ自身もすでに87歳の高齢になっていて、世を去る前に真実を書き残したいという思いで本書の出版に踏み切ったとのことです。

以上


ルーズベルトの開戦責任: 大統領が最も恐れた男の証言
Hamilton Fish,渡辺 惣樹
草思社
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