宇宙人の独り言

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悪化するアメリカ経済とデフォルトの危機

2011年07月17日 | 日記
 昨日、Hさんから届いたメールの情報の中から、ご紹介します。
 
 いまアメリカでは、経済がどんどん悪化していて、中流だった人々が今や車上や路上で生活せざるを得なくなりだしているという。

 99週間の失業手当期間が来年初めに切れるというから、そうすると更に多くの貧困者がホームレスとなるだろう。しかもアメリカの多くの市町村では車上や路上での生活を違法としているという。どこにも生きる場所がなくなりつつあるのだ。

 このまま進めば、アメリカは内乱状態に陥る危険性が高まる。しかもアメリカ国債の評価が下がったりすれば、混乱は更に増すだろう。アメリカが内乱状態になれば、世界的秩序も崩壊し、世界中が混乱状態に投げ込まれるだろう。

 まさにいまアメリカは、デフォルト(債務不履行)の危機に直面している。たとえ一時的であってもデフォルトを起こせばアメリカに対する信頼感が損なわれ、世界的な金融危機の再来を招きかねないのだ。

 米国政府が8月2日までに連邦債務上限を14兆3000億ドルから引き上げることができなければ、米国債の利払いや元本の返済ができなくなるのである。

 米国債は世界の債券市場の指標となっているため、全世界の国債のみならず、株式や他のリスク資産全体に売りが広がる可能性がある。

 もしアメリカがデフォルトに陥った場合に予想される影響は、以下のとおりである。

①米国債はパニック売りを浴び、利回りが急上昇する可能性がある。

②米政府が新たな債券発行ができなくなれば、連邦政府機関が閉鎖される可能性がある。その結果、政府職員が自宅待機を強いられるほか、債権者や請負業者への支払いや支援金の支払いが不可能になる。

 債務が上限に到達する8月2日以降の支払い日程は次の通りである。

*8月3日:社会保障を受けている5500万人の米国民に対する支払い(610億ドル)

*8月4日:短期国債の満期(300億ドル)

*8月11日:短期国債の満期(270億ドル)

*8月15日:利付き国債の四半期ごとの利払い日(256億ドル)

③米国の多額の債務に対する懸念から、中国人民銀行をはじめとする外国の中央銀行は米国債の購入ペースを落としている。アナリストは、デフォルトになれば外国中銀が米国債を売却するのではないかと懸念している。3月時点で、外国人による米国債保有高は4兆4800億ドル。そのうち70%を外国の中央銀行が保有している。


●見捨てられた人々:中流だったアメリカ人が今やテント暮らしに

 アメリカ中で経済的絶望感が蔓延しだしている。何百万世帯がようやく生きているという現状を知るだろう。多くのアメリカ人にとっては、屋根の下で眠り、少々の食べ物をテーブルに準備することが大変な戦いとなってしまった。悲しいかな、その戦いに敗北する者たちの数が増えている。

 多くの州では非合法となっているのだが、今夜、何万人もの元中流アメリカ人が車の中で寝泊りしている。何万人もの人々がテント村や路上で眠っている。その反面、アメリカの市町村ではテント村やホームレスの人々を自分たちの地域から追い出す方策を議会で通過させている。ひとたび職を失い自宅を失えば、この国ではいうなれば見捨てられた人々になるのだ。悲しいかな、この「見捨てられた人々」の数はアメリカ経済が崩壊する中、増加し続けている。

 車の中やテント村で寝泊りするようになった殆どのアメリカ人は、自分達がそのような状況に陥るとは夢にも考えた事のなかった人々だ。

 アメリカ経済が復興する最後の砦は、アメリカの建国の精神に立ち帰ることだ。神と共に、先ず教会を建て、道路や病院を建て、最後に自分達の家を建てた。ようするに神と共にある共同体を皆で建設しよう、という意識と意図である。

 そこには隣人に対する思いやりも当然存在する。教会で共に祈る、神の下で同じ兄弟姉妹としての隣人だ。お金よりもその隣人達との助け合いの精神の方がずっと大切なのだ。

 それにアメリカ人が気づき、立ち帰るまでには、アメリカの衰退は継続するだろう。そして世界もそれにつられて落ちていく。そして最後の最後、そのような世界に行くべき道を差し示すことができる内容を持つ国が日本である。

以上

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