makoの喜怒哀楽

俳句は自分史・転記は禁じます

4月27日(金) デジブック後編その前に

2012年04月27日 | 日記

画像遊びの合間をぬって

角川俳句5月号入選句を載せたいと思います

私にしては珍しく写生句を投稿してみました 

佳作ながらも上位に採ってもらってますので

写生句も手応えありと自信がつきました~♪

「捨て小船」とは

 1乗る人もなく打ち捨てられた小舟。

 2 頼りない身、かえりみられることのない身のたとえ。

と辞書にはありました 

この画像はコンデジ散策で撮ったものですが

「早春」の季題が句会で出された時

真っ先にこの景が浮かびました

あ、でもこれらの船は決して捨て小船ではありませんよね

舟の持ち主に叱られてしまいますね

さしずめ待機船?でしょうか

でも私には何だか捨て小船に見えたのです



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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
マコさんへ (  乙姫)
2012-04-27 23:15:35

マコさんは詩的な方で俳句にも写真にも

凄いセンスのお持ちの方なんですね。


才能の有る方は同じ時間を生きても全然その味わ

いは違うと思います。
こんばんわ (shin223)
2012-04-27 23:18:26
俺にも捨て小舟に見えますね。
静かだなぁ
ほんの微かに水の波打つ音が気負えるだけ
そんな印象を持ちました。
乙姫さんへ (mako)
2012-04-28 06:06:10
いつも誉めていただいて恐縮です♪

句会はネット句会にお世話になっていて

毎日ですから訓練になりますよ

なので誰かと連れ立っていわゆる吟行

っていうものに出かけることもありません

それでコンデジを持って散策に出かけるのです

カメラはカメラ俳句は俳句で

二つのことが同時に出来ないので帰ってから

画像を見て作ることが多いですね

「一眼欲しい病」が頭をもたげてきた時は

「俳句」の為のカメラなんだから~

って言い聞かせてなだめていますよ(^_-)-☆
shinさんへ (mako)
2012-04-28 06:25:58
そこだけ時間が止まったような感じでしたね
いつか俳句にしたいと残しておいた画像でした

句について言えば
「入り江に捨て小船が浮かんでいました~」
「ああ~そうですか~」
一見してそう言われそうな句ですが
これは
季語「早春」を持ってきたことが功を奏したと思いますね
これが他の季語だったら
「ただ事」俳句で終っていましたね
いや~俳句って楽しい!♪
まだ動く!? (megumimaru)
2012-04-28 10:05:08
全部まだ動くと思います。適当に整備されています。
係留されている舟が持ち主を失った時、舟は少しずつ朽ち荒れていきます。
『主なき 舟は漂う 秋風に』てな感じかな・・。
舟の最後もしっかり考えんといかんですね。
megumimaruさんへ (mako)
2012-04-28 15:51:45
やはりプロの目からすると
まだ動きますか~
行く場を失ったようにここに肩を寄せ合って
いるようにも見えました
蜆採りの船かも知れませんね
海原に出てその任務を果たしていてくれたら
いいのですが~
また近いうちに立ち寄ってみます
megumimaruさんへ2 (mako)
2012-04-28 16:33:48
『主なき 舟は漂う 秋風に』

良い句ですね
秋風はちょっと淋しくて
主なき舟とちょっと「付きすぎ」な感じがして
叙情になりがちだと言われるかもしれません
私は好きなんですけどね~
ちょっと添削してみます
勉強させてくださいね
季語をどんと前に持ってきます

『秋風に主なき舟漂へり』ではどうでしょうか
震災の舟を思い起こしますね
こんにちは、おめでとう。 (ufo)
2012-04-28 17:16:49
入選おめでとう。
早春の入り江と言う静かな景に、忘れられた小舟が一層それを引き立てている様子が浮びます。
また早春と言う希望の中で、何れ終る春に水舟となり、やがて朽ちてしまうと言う無常を感じ
させる一句と、素人なりに詠ませていただきました。
ufoさんへ (mako)
2012-04-28 22:24:52
玄人にも等しい深読みありがとうございます~
早春=希望
そんな意味を捨て小舟に託してみました~

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