makoの喜怒哀楽

俳句は自分史・転記は禁じます

角川平成俳壇6月号入選句 春炬燵

2014年05月26日 | 日記

 

   

 

 

 

 

ごめん、makoならもうちょっと違う筆使いをするんだけどなぁ~

この書体は「正調詳南行書体」と言って

ソフトの中に組み込まれているものなんだけど

う~ん・・昔、「仮名書道」を齧ったことのあるmakoとしては気に入らない^^。

他にも色々ある中ではまあ、これかなと妥協しているのである^^。

でも、このソフトには「相撲の番付表」のような書体もあってなかなか面白いんですけどね

 

さてさて、お久しブリブリの入選句、何と3ヶ月ぶりでございました^^。

これで、入選100句あと残すところ、2句と相成り候^^v

それにしても藤原牡丹園でのこの画像、撮って於いてようございました^^v

と言うのはね

そう、花札をご存じの方は牡丹の花、馴染の花でありますものね

あと、萩にイノシシがいるもの、モミジに鹿、松、あやめ・・などかな

花札には「赤たん」「青たん」などと言うのがあって

短冊が描いてあってそれは特別の意味がありました

トランプで言ってみれば、クィーンかキングのような意味を持つのかな

結構強かったんですよ、今から思えば父はわざと負けてくれていたのでしょうね

何故なら、makoも孫のナンバー①と「歌留多取り」をしていてわざと何度も負けてやりましたもの

 

   「何度でも負けてやりたる歌留多かな  角川平成俳壇 小島 健 選」

 

 「坊主めくり」なんていうのも記憶あるんですが、あれは百人一首でしたっけ

ちょっと混同していますが

makoが教わったのは本格的な花札で「こいこい」とか言ってました 

何か、極道の世界みたいね^^v

何と小学3、4年生の頃で、この年代と言えば

普通はトランプでございますわよね~

・・・うふふ・・ちょい悪小学生でございましたの^^v

 

さてさて、炬燵に「春炬燵」って何ぞや?

「春炬燵」とは、「春になってもしまいかねている炬燵」のことで

「寒い地方では五月初旬まで置き炬燵や切り炬燵を用いる」

と、合本角川歳時記第三版には書かれています

 

私の家では「堀炬燵」でございました、それも父お手製の^^。

その頃は槇で風呂を沸かしていましたから

その熾火を炬燵の中に入れて暖を取っていました

薄い毛布が一枚掛けてあるだけのものでした

夜は皆で肩寄せ合って、makoは学校から借りてきた本を

読みふけるのが日課になっていました

 

時は、早春

炬燵にはもう火が入っていませんが

そこで父に「花札」で遊んで貰いました^^♪

花札って、なかなか頭を使う遊びだと記憶しています

 

話はまた飛びますが、養家の母はお花を育てるのが大好きな人でした

初めて私が本物の牡丹を観たのは母の育てた牡丹でした

「この花、何ていうのか知っとる?」

て聞かれた時、すぐさま、「牡丹」って答えてびっくりされました

まさか「花札」で知ったとはとても言えませんでした ^^;

 

 

以上、6月の入選句でした~^^♪

ちょっと今更ジローで、考えてみたんですが

もし、これが普通に炬燵を使ってしかも「切れ」を使ってみたらどうなるでしょう

   『 花札を父に教はる炬燵かな 』

炬燵の後ろに「切れ」の「かな」を使ったら依りいっそう季語が効いて

いたかも知れない・・などと

でも、やっぱり春炬燵の方が楽しい雰囲気は出てくるかな~

あはは~入選してからでも悩みます^^v

 

PS・花札を知っているだけでは「なめたらいかんぜよ!」

にはなれないんですね ^^。