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仕事・今までの人生
このごろ悩みが多くて困ります。
周りの多くの人に救われているのを
実感する今日この頃。

野菜マニアたる所以  その1/4

2009年07月18日 | 野菜の事


7月16日、タキイ種苗の滋賀県湖南市の研究農場へ
タキイ種苗が発売している夏野菜を中心とした夏季農場研修会に出かけてきた。
少し感動することが多かったので、
本日よりこの日感じたことを詳細に4回ほどに分けてブログに
記録しておきたいと思う。

この研修会には、2回目の参加で先回は秋冬野菜の展示発表と、
耐病性トマトの発表とその栽培要点の指導と農学博士の講演があったように
記憶している。

しかし、今回もこの広大な研究施設に驚く。
方角的には北と東が開けた丘陵地の平坦部に有るのであるが、
日影ができない日当たりの良い吹く風の爽やかな農場である。
その中を見学用に巡回バスが廻り、各作物別に圃場を巡回して見学する。
その作物に各専門分野の担当者さんが気さくに質問に応じてくれる。
詳しくはそのブリーダーさん【開発者】に栽培要点の初歩的な解説から
開発時に目標としたことや、栽培時の注意点や病害虫の駆除にいたるまで
事細かに見学者に応対している。
いかにも現場に出てますといった、日焼けがすさまじい方ばかりで
品種開発の苦労を感じ取れる。

今回の私の目的は、胡瓜、なす、トマトの品種について知識を深めておこうと
目的を明確にして参加することにした。

で、

胡瓜であるが下の三枚の写真を見てもらうだけで分かると思うが、
全て胡瓜なのであるがその形容は少しずつ違うのが分かると思う。
形容とその果の性質は漬物の加工特性に適するように、
本来、できうる限り使用用途別に品種は選択すべきであろう。


↑品名 シャキット 
  すばらしい名前である。品質を的確にあらわしているであろう。
↓下記URLクリックで拡大画像。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/5f/aa92a03cf78f0d787b7e1fab1bbb10a7.jpg




↑品名 夏すずみ
  私はこの品種の切断面の果の白さが糠漬や、昆布漬等の浅漬胡瓜製品に
  的確と思っている。
  製品の出来上がりの味もさることながら、その緑と果の色合いの対比が
  製品完成時に購買客に涼しさを提供する。
↓下記URLクリックで拡大画像
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/b4/cd8ae2426eb327354c5b2cef0ade20d1.jpg




↑品名 つやたろう
  表面が平滑でつややかに光沢を持ち、艶があり緑色が深い良い品種である。
  食欲を感じるその姿は、塩を少し振っただけで丸かじりが美味そうだ。
↓下記URLクリックで拡大画像
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/2c/0bddbcaf517b35098c4558699482078a.jpg





近頃の整備された圃場は、土が見えない。当然雑草の繁茂も無い。
畝の通路幅も広く取り、定植間隔も適当で、葉の剪定もできている。
だから圃場での害虫も発生も少なく、
風通しも良い環境は病の発生も予防することも可能なのであろうか?
このシートの下には耕土が隠れているのであるが、草勢や着果の程度を観察して
適宜、施肥管理が行われているであろう。
潅水は、このシートの下にホースが隠れていて、満遍なく潅水を施している。
液体肥料なら、その潅水に適宜混ぜることにより十分な栄養の補給が可能である。
何よりも、圃場の整理、整頓、清掃は基本であるはずで、
消費者の目にも安心できる圃場の姿であろう。


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