池やん!まいど!おおきに!ごきげんどぅ!

仕事・今までの人生
このごろ悩みが多くて困ります。
周りの多くの人に救われているのを
実感する今日この頃。

馬が24頭分の仕事

2012年05月05日 | 私の仕事
朝から、トラクターを使用して、畑を耕してみた。
実にスムーズにできるものである。
私のポリシーとして超低速で時間をかけて深く耕している。

で、作業時間1時間半程。
通常の作業者と普通の要領ならこの半分以下の時間でできるはずだ。







私が使用しているトラクターは24馬力
馬が24頭分の力か?
でも、もっと力が全輪出力では出ていると思う。
水冷ディーゼルエンジンで4WDで、副変速4段、主変速4段、
作業用PTO4段の変速機能を持つ。
でも、クラッチ操作のいるマニュアルミッション。
作業状況によって随時変速が必要となる。

旧式で使い勝手はあまり良くない。

でかい家を建てたとか、でかい仕事を成し遂げたとか・・・・・。
超オヤジなのに若い嫁さんとの間に子供ができたとか・・・・・。
とにかく、がんばる人、がんばった人を「あの人、馬力有るな~~。」と
驚愕半分、憧れ半分で言う人が居る。
で、
馬力は馬の力。
1馬力=0.75kW
馬並みではない。
馬の力だ。(ちから・チカラ)

そこで馬力について少し調べてみた。

馬力(ばりき)は仕事率、工率の単位で、
元々は馬一頭の持つ力を1馬力と定めたものであったらしい。
世界的な表示方法としては、ヤード・ポンド法に基づく英馬力、
メートル法に基づく仏馬力など、各国、各種の馬力の定義があるようだ。
国際単位系 (SI) における仕事率、工率の単位はW(ワット)であり、
馬力は併用単位にもなってない。

1馬力は荷を引く馬が継続的に荷を引っ張る際の仕事率を基準にしていて、
単純に「馬の最高出力=1馬力」を表すわけではない。
それでは、
英馬力という単位について記す事にする。
ジェームズ・ワットが蒸気機関の能力を示すのに、
標準的な荷役馬1頭のする仕事を基準とした。
これが英馬力の起源で、
《1秒間につき550重量ポンド(lbf)の重量を
                 1フィート(ft)動かす時の仕事率》

(550 lbf·ft/s)となる。

計算の根拠は馬の牽引力の平均が180重量ポンド、
1時間、馬に牽引させた距離が10852フィート、
従って1時間当たりの仕事率は、
180×10852=1953360フィート・重量ポンド/時である。
1分当たりは、
1953360÷60=32556≒33000フィート・重量ポンド/分、
1秒当たりは、
約550フィート・重量ポンド/秒となる。
これが1英馬力。
ワットで表すと、1英馬力は約745.700Wである。

英馬力は、英語の《horse power》の頭文字をから
HPという記号で表される。
hpと小文字で書くこともある。
また、出力を測定するダイナモメータが制動力(ブレーキ力)を利用して
測定されたことから、 《break horse power》の頭文字をとった
bhpが使われることがあり、数値はHP=bhpとなる。

世の中ではPSやkwが使われることが多く、
HPやbhpは主にアメリカとイギリスの自動車メーカーで使われている。

仏馬力は、メートル法(重力単位系)に基づき、英馬力の値に近くなるように
定義したもので、メートル法がフランス発祥であることから仏馬力と呼ばれている。
その定義は、
《1秒間につき75重量キログラム (kgf) の重量を
                   1メートル動かすときの仕事率》

(75 kgf·m/s)となる。
Wで表すと、1仏馬力は 735.49875Wである。

経緯は、英馬力から仏馬力を決めたことにある。
ft·lbf ≒ 0.0138255であり、
550フィート・重量ポンド/秒が1英馬力である。
それをメートル法に換算すると、
550lbf·ft/s ≒ 76.040225 kgf·m/sとなる。
この数字をもとに、75 kgf·m/s がフランス馬力とされた。

このため英馬力と仏馬力は等しくなく(英馬力>仏馬力)、
1 仏馬力 = 約 0.986 英馬力である。

記号は、ドイツ語のPferdestärke(馬の力)の頭文字の、
PS または ps が日本やヨーロッパで使わている。


日本での馬力は旧計量法では、1馬力は英馬力とも仏馬力とも違う750Wとしていた。
これを日本馬力と呼ぶことがある。

1999年施行の新計量法では日本馬力をやめて仏馬力を採用している。
(条文上はWの0.7355倍としている)
ただし、本文ではなく附則において、内燃機関・外燃機関の工率の計量に限定して
「当分の間、工率の法定計量単位とみなす」として使用を認めている。
新計量法がSIを全面的に導入するために制定されたものであり、
本来であればSI組立単位であるWを使うべきで、
しかし、馬力が広く使われており、これを廃止すると混乱を招くために移行措置として
使用を認めているものらしい。
そういえば、最近の新車のカタログではエンジン出力表示にはキロワット (kW) とともに
馬力(仏馬力)が併記されているのをお気付きだと思う。


赤いトラクター 小林旭


トラクターでの耕運作業を終了してから、先日の草刈りの続きの作業で
午後からは別の畑へと移動した。
農業用水路の周りの雑草の刈払いを行った。
機械を使用するとはいえ、結構上腕筋がプルプルする。
腰より高い位置の雑草を刈るから刈払機を掲げ持って行うからだ。

この刈払機は長く使っていて故障知らず。
こだわりも有る。それは混合用オイル!!!!
カストロールの2サイクル混合オイルだ。

レーススタート時のサーキットのあの匂いが畑に漂う。
至福の香り。

ごみ収集車の天ぷら臭ではない。

農作業を久々にして、以前よりたいそう馬力が落ちた。
日々、どうしても太りがちな体質ゆえに食事に気をつけて
鍛えているつもりなんだけれどなぁ。

農作業は、スポーツジムでの筋トレの必要が無いほど全身の筋肉に
心地良い張(ハリ)を覚える事ができる。
で、そのジムに行こうとする考えは滅失した。

こりゃ~~~、一挙両得だね。

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2 コメント

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Unknown (ヒューマンフォーラム坂本)
2012-05-15 18:08:02
池西さん、耕されたんですね!
また、こちらに来たら一声かけて下さい!!

こっちは、田植えにてんてこ舞いです!!!
返信する
オペーレーション・べとべと対策 (池やん)
2012-05-16 20:40:56
坂本様 先日は用水整備の奉仕ご苦労様でした。
魚ヶ淵の畑は水はけが悪く困った状態だったんで、とにかく草を漉き込んでみようとトラクターで深耕しましたです。
今週末から来週にかけては排水性を高める作業をしてみようかと検討中です。
・・・お詫び・・・
田に水を入れる前に私の畑の際を通るよう用水溝の草刈をしようと考えていましたが、まだできていません。申し訳ないです。
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