奈良市般若寺バス停前にひっそりと佇む『ひとはな庵』でランチをいただいた。
ランチは、刺身、天ぷらなどから主菜が選べ、一品で１０００円、二品ならば１３５０円と手頃価格。
当店イチ押しとあらば、もちろん刺身でしょう。
それに先付三種盛り、小鉢二品、天日干しごはん or 黒米ごはん、香物、汁物、プチデザートがセットになっている。
刺身の豪華さに驚く。
プリップリの鮮度抜群だし。
ご夫婦が丹精込めて育てた野菜に加え、店主自らが田植えから米作りをし、刈り取った稲は昔ながらの天日干しにする拘りよう。
私の黒米入りもその米を使用したものと思い込んでいたが、あとで別物だと知り、かなり残念。
でも、でも、美味な満足メニュー。
箸袋がおもしろく、ひと時の話題に。
「Ｙ．Ｙ」って・・・やっぱイニシャルだよね。
例えば、ご主人と奥さんの名前とか・・・？・・・。。。
実は、ご主人のみの頭文字で、みんながワイワイと楽しく、って意味合いも含まれている。
なるほどねぇ。
一年半前に、学園前から移転されたそうだ。
しかし、奈良駅に降り立った人々は南に流れるため営業は楽じゃない、とは奥さんの言。
確かに、南と北じゃ「動と静」「明と暗」、はっきりと差がつく。
私だって、般若寺以外は殆ど知らずにいた。
ゆえに、「奈良きたまち」をピーアールするため、様々な分野との連携企画を展開していることも初耳だった。
店のカウンターに、そのチラシを見つけるまでは。。。
「ようこそ！きたまちマーケット」と題した、来年の催し案内だ。
参加店の筆頭には、ひとはな庵の名があった。
元気な「きたまち」になるよう祈りつつ、店を後にした。
