股関節を痛めてしまい、アスファルト道の歩行に支障が出だした。
症状が進行することはあっても良くはならないし、無茶すれば最悪は手術とまで主治医は言う。
人間が歩くことを取り上げられたら、思い通りに事が運ばなくなる。
歩けて当たり前の暮らしの中では、意識しなかったが。。。
まずは、歩いての遠出ができなくなり、行動範囲が極端に狭まってしまった。
と同時に、運動不足という有り難くない副産物に悩む。
痛みに関しては、サポーターで関節の動きを抑制することが現段階での良策らしい。
そこで早速、専用のサポーターを着用すると確かに痛みが緩和されるようだ。
以前の歩幅の半分くらいでゆっくりと歩けば大丈夫。
ちょっと大袈裟なサポーターゆえに、慣れるまでが一苦労だが。
次に、運動不足の解消法を問うと。
主治医いわく、プールで歩くのがよろしい。患部にかかる負担が少ないのでね。
そっかぁ・・・。
プールねぇ。。。
カナヅチの私は、小学校以来プールとは無縁で、顔を水につけるなど怖くて仕方がない。
しかし、背に腹は代えられないと、一大決心をするわけで。
まぁ、歩くだけだし何とかなるやろ。
近場のスイミングスクールに通うことにしたのはいいけれど、当然のことながら水着の用意からしなくてはならない。
売場を歩き回るのも億劫で、家に居ながらのネット販売で購入した。
そして迎えた初日。
不安いっぱい、ドキドキとうるさい心臓をなだめつつ、温水に入る。
水深が1.1mと聞いていたが、想像以上に深いではないか。
中央は1.2mもあるし。
とにかく歩きだしたのはいいが、他のコースで泳ぐ方たちと一緒だから水面はランダムに大きく波打っているため、慣れぬ我が身はフラフラぷかぷか真っ直ぐに歩けない。
水中歩行を安易に考えすぎていたのかも。
だが同じコースでは、誰もが信じられないくらいサッサと歩いていて驚かされる。
慣れれば、その姿に近づけるのかしら。
それでも、3、40分が瞬く間に過ぎ、運動をしている感が得られるのが嬉しい。
まだ始まったばかり。
頑張ろう!!
みなさん最初は水圧に慣れなくてプールサイドに手を置いて歩いてらっしゃいますが、半年もすれば水圧にも、横で泳ぐ人の波にも負けずに歩くようになります。 陸上では人の力を借りないと歩けなかったほどの人が、今は普通に歩けるようになっています。 無理は禁物ですが筋力が付けば関節にかかる負担も減るそうです。 楽しみを見つけながら続けてくださいね。
私も45才からスイミングを初めましたが
最初は25mを泳ぐのが精一杯だったけど
3年続けると、スピードは遅いけど1キロぐらい泳げる様になりました。
無理をせず、自分のペースで長く続けるのも良いかと思います。
筋力の低下を痛感し先行き不安でしたが、半年後の楽しみができ、しっかり頑張れそうです。ありがとうございます。
泳げる方はカッコいいですよね。私は、泳ぎに挑戦し難いので、ひたすら歩きに専念します。マイペースを心がけて・・・。ありがとうございます。