お初にお目にかかります~。
ラグビーボールみたいにユニークな形のかぼちゃをいただいた。
はてさて、名前は? 味は? 調理方法は?
と、素朴な疑問が次から次へと。
知りたい、知りた~い、検索開始!
かわいい~お菓子みたいな名前やわぁ、「ロロン」だって。
もっとカボチャを食べてもらいたい、そんな育成者のロマンの「ロ」。
栗のような甘さと美味しさから、マロンの「ロン」とを合体させたネーミング。
蒸かすだけで、甘くて美味しくいただけるそうだ。
なんとヘルシーなことか。
絶妙のタイミングで、テレビがかぼちゃ情報を取り上げていた。
収穫直後は少ない甘味も、寝かすことによって増加すると生産農家の方が話す。
また、甘味の推移を表したグラフは、収穫後7~40日まで上昇を続け、その後下降線を描いていた。
早く食べてみたくて、20日間待つのが関の山だった。
そして、いよいよ待ちに待ったかぼちゃ開き~!
ジャ~ン!
硬いだけならともかく、普通のかぼちゃと違い不安定きわまりない。
手元に注意を払いつつ、遅々と包丁をすすめる。
悪戦苦闘のすえ、曲りなりにも二等分に成功した。
半分は、もちろん蒸かした。
そのままで、ホックリと滑らかな食感、なんといってもめちゃ甘い。
教えられずに食すれば、蒸かしただけとは誰も気付くまい。
二分の一が、ペロリと皆のお腹におさまった。
同量のかぼちゃを煮ると、翌日、いや翌々日まで残るのが常なのに。
自然が生み出す偉力を、小さなロロンに感じる。
この極甘を活かして、お菓子作りもいいよね~。
そこで、かぼちゃのアイスクリームに挑戦。
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ロロンかぼちゃ 200g
卵 2個
グラニュー糖 大さじ1
生クリーム 200cc
バニラエッセンス 少々
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①蒸かしたロロンは皮を除き、ペースト状にして冷ましておく。
②卵を泡立て、グラニュー糖を加えてさらに泡立て、生クリームもよく混ぜ合わせる。
③①のロロンに②のクリームとバニラエッセンスを加えよくなじませる。
滑らかで全体が均一になればオッケー!
④冷凍庫で冷やし固める。
とっても簡単にできあがり。
もろにかぼちゃ風味の濃厚アイスクリーム。
グラニュー糖を減量したのは正解だった。
ロロン本来の甘味でじゅうぶんに満足できる。
ミキサーの後片付けが億劫で、手作業を選択。
フォークでつぶし、ゴムベラでペースト状にした。
ロロンの粒々が残ってしまった~やはりフォークじゃ限界があるよね。
だが、それがアクセントとなり好食感。
初めてにしては上出来や、と褒められた。
私の腕じゃなくて、ロロンかぼちゃの手柄だと思うけど。。。
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