題詠blog2012:001~018。
今が、今、今だと、わたしテキストの 打ち込んでたら、今でなかった
壁を叩きもしないコンクリートの囲まれて隣のひとはたぶんやさしい
花びらが美しいはず 生きている 真っ赤な真っ赤 すべて散らばる
果実 表面に触れて たぶん 食べると 愛は 同心円に近づいていた
遠ざかる彗星までもあなたならかすかに残る点のようです
新しい時代はひとつ啓かれてアムロのような蒼い目をする
驚きの白さにほんのたわむれてシーツをたたむ日曜の午後
暗いからひかりを抱いて君を待つ提灯あんこうのように深海
モスクワの道程までがわたしなら雪は心を閉じ込めている
それはそれは僕の全てを記憶した薄っぺらいねICカード
玄関に靴を揃えてあけがたの何事もなく履けますように
ああ君はこんな夜更けの空にいてひかりを放つ三日月の眉
時間から逃れる夏のつかの間を逆回転につかんでいたの
偉大ならすべての線を消し去ってすべてとすべて同心円に
春の日の小道をたどる一片の詩をひろったら森の図書館
もう空は理解できない突然の力よちから解き放たれて
夕暮れに行方知れずの兄さんが従兄弟のふりをして現れる
まだ浅い春の日差しに植えてゆく土筆のような佐々木希を
今が、今、今だと、わたしテキストの 打ち込んでたら、今でなかった
壁を叩きもしないコンクリートの囲まれて隣のひとはたぶんやさしい
花びらが美しいはず 生きている 真っ赤な真っ赤 すべて散らばる
果実 表面に触れて たぶん 食べると 愛は 同心円に近づいていた
遠ざかる彗星までもあなたならかすかに残る点のようです
新しい時代はひとつ啓かれてアムロのような蒼い目をする
驚きの白さにほんのたわむれてシーツをたたむ日曜の午後
暗いからひかりを抱いて君を待つ提灯あんこうのように深海
モスクワの道程までがわたしなら雪は心を閉じ込めている
それはそれは僕の全てを記憶した薄っぺらいねICカード
玄関に靴を揃えてあけがたの何事もなく履けますように
ああ君はこんな夜更けの空にいてひかりを放つ三日月の眉
時間から逃れる夏のつかの間を逆回転につかんでいたの
偉大ならすべての線を消し去ってすべてとすべて同心円に
春の日の小道をたどる一片の詩をひろったら森の図書館
もう空は理解できない突然の力よちから解き放たれて
夕暮れに行方知れずの兄さんが従兄弟のふりをして現れる
まだ浅い春の日差しに植えてゆく土筆のような佐々木希を