題詠blog2011:051~054。
三月の声を忘れた漕ぐ舟の喫水溢れ 眠れ あなたよ
やわらかな夜中のように3Bの鉛筆の芯を研いでいるの
残照の鋭い軌跡ガラス窓 ああ、曲面のカーテンを なう
満月をもとめるように食べかけの牛丼におとす生卵
うたのわ。
熱風の反逆性を探りつつ 少年の漕ぐ自転車のペダル
見上げると本当の星空からきらきらしたものが降ってくる
願ったりしながら砂浜を歩く 裸足の方が可能性は高い
聞こえます聞こえます風が集まって振り返れば千の風鈴
もうひとつ足りない朝の手紙です丸をひとつ付け忘れました
ぼんやりと夏の風から情熱を教えてもらう午後なのでしょう
三月の声を忘れた漕ぐ舟の喫水溢れ 眠れ あなたよ
やわらかな夜中のように3Bの鉛筆の芯を研いでいるの
残照の鋭い軌跡ガラス窓 ああ、曲面のカーテンを なう
満月をもとめるように食べかけの牛丼におとす生卵
うたのわ。
熱風の反逆性を探りつつ 少年の漕ぐ自転車のペダル
見上げると本当の星空からきらきらしたものが降ってくる
願ったりしながら砂浜を歩く 裸足の方が可能性は高い
聞こえます聞こえます風が集まって振り返れば千の風鈴
もうひとつ足りない朝の手紙です丸をひとつ付け忘れました
ぼんやりと夏の風から情熱を教えてもらう午後なのでしょう