題詠blog2008:062~074。
遠浅のジャブロー侵入経路からウニウニと増殖してゆくアッガイ
平凡な赤いスリッバトイレ用 ツノをつけたらシャア専用
いきるから そしてわたしは乞うように可憐な花をちぎりはじめる
いま、あなた、夏の、眩しくて、ほんの少し横を向いて下さいますか
ひとりごとのようなひとが公園のすみのベンチで昼食をとる
あかときに玉葱少女はかわをむく どこまでもふかくながす涙
夕凪にかわるくらいのやさしさでよりそいながら踊れたらいいね
本当のことは気付かないんだ ほら、きみも、いま、呼吸している
無国籍料理の店のテーブルでせつせつと故郷をかたるお醤油
君からのメールはたぶんミノフスキー粒子が邪魔して届かないんだ
サイド・セブン緑化事業計画書にはトラクター・ガンタンク製造案
ああ、僕はニュータイプ。だから君が寄せて上げてる予兆がしてる
真っ赤に熟れたトマト銀行ア・バオア・クー支店につくるシャア専用口座
海。
・広いな大きいな幾度なくばかやろーと叫ばれても許してしまう海は
夕刻のクラゲ水槽の前にたたずみそれぐらいの海を感じる
突然の火星人来襲の理由は本当の海が見たかっただけ
そういえばきみは徳島のうまれでメルアドに@は鳴門の渦だ
真っ青な海へとむかう電車の中にゆっくりと高まる塩分濃度
ゆらゆらと揺れてあたしはオホーツク利尻コンブをかみしめている
はじめてのデートに砕けるなみがしら思い出としてテトラポッドを買う
ひろったらあなたとちがう貝でした海鳴りだけがきこえてました
ぼくたちのおもいでとしてテトラポッドA0.03形は海岸にある
遠浅のジャブロー侵入経路からウニウニと増殖してゆくアッガイ
平凡な赤いスリッバトイレ用 ツノをつけたらシャア専用
いきるから そしてわたしは乞うように可憐な花をちぎりはじめる
いま、あなた、夏の、眩しくて、ほんの少し横を向いて下さいますか
ひとりごとのようなひとが公園のすみのベンチで昼食をとる
あかときに玉葱少女はかわをむく どこまでもふかくながす涙
夕凪にかわるくらいのやさしさでよりそいながら踊れたらいいね
本当のことは気付かないんだ ほら、きみも、いま、呼吸している
無国籍料理の店のテーブルでせつせつと故郷をかたるお醤油
君からのメールはたぶんミノフスキー粒子が邪魔して届かないんだ
サイド・セブン緑化事業計画書にはトラクター・ガンタンク製造案
ああ、僕はニュータイプ。だから君が寄せて上げてる予兆がしてる
真っ赤に熟れたトマト銀行ア・バオア・クー支店につくるシャア専用口座
海。
・広いな大きいな幾度なくばかやろーと叫ばれても許してしまう海は
夕刻のクラゲ水槽の前にたたずみそれぐらいの海を感じる
突然の火星人来襲の理由は本当の海が見たかっただけ
そういえばきみは徳島のうまれでメルアドに@は鳴門の渦だ
真っ青な海へとむかう電車の中にゆっくりと高まる塩分濃度
ゆらゆらと揺れてあたしはオホーツク利尻コンブをかみしめている
はじめてのデートに砕けるなみがしら思い出としてテトラポッドを買う
ひろったらあなたとちがう貝でした海鳴りだけがきこえてました
ぼくたちのおもいでとしてテトラポッドA0.03形は海岸にある