『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』☆鑑賞

銀座シネパトスで『江戸川乱歩全集　恐怖奇形人間』を鑑賞しました　

銀座シネパトス、閉館ですね　　　
この映画館には、色々と思い出がいっぱい　　です　
初めて行ったのは、確か女友達と「ルーヴルの怪人」を見に行ったのが最初かも。
当時、基本は大型映画館がメインでかかる映画か、渋谷とかの綺麗な映画館しか行ってなかったから、
正直、銀座にこんな映画館があったとは　とびっくりした記憶が　

その後、銀座周辺で仕事をするようになり、帰りに寄ったりしてました
印象深いのは、「太陽」　
これでソクーロフ監督に興味を持つようになったし　

「狂い咲きサンダーロード」見たりとか…
レイトショーのチケットを昼に2枚買いにいったら
売り場の若い男子に、何故か「カップルですか？」と聞かれ「…はい」と答えると、
ニヤニヤしながらレイトショー価格のチケットを渡され、「？？？」のまま
夜に「狂い咲きサンダーロード」見に行ったら、
「このチケットは「花と蛇」の上映用です」と言われ、
「私は「狂い咲きサンダーロード」見たくて買ったんです　」と訴えたら
あっさり、「狂い咲きサンダーロード」の方に入れてくれました　
が、あのニヤニヤは「花と蛇」にカップルで見に来た人には特典か何かがあったらしく、
その辺りの事でニヤニヤされたらしく…
今でもあの男子に、私は「狂い咲きサンダーロード」を見たかったんだ　と訴えたい気持ちでいっぱいです（笑）
「狂い咲きサンダーロード」と「花と蛇」っていうものどうかと思うけど（笑）


『江戸川乱歩全集　恐怖奇形人間』ですが…
もう有名なカルト映画なのであらすじ割愛しますが、　
もう何回も見ているのに、今回は、シネパトス閉館というものあって、
気づいたらものすごく真剣に見ていました　
以前見た時は、基本"苦笑"だったシーンが、
ちゃんと見て見ると、凄くいいシーンがいっぱい
土方巽と葵三津子の夫婦の和解のシーン
ラストは以前は笑いさえ起こっていた爆発シーン（おかーさーん～）
もう、普通に主人公達に感情移入して切ない気持になりました。
冷静に考えたら、CGも無い時代にここまでやってるの凄いなと、
こんなクセのある役者ばっかりの映画は、今では作れないなと
この映画の凄さを再認識したのでした　
DVD化希望　


それにしても、シネパトス…の上の道で弾き語りしていたモッキーとか、
この周辺は、ほんと思い出深いな～…











老朽化との事ですが、画一的で綺麗で新しい物が素敵だとは思わないので、
ほんと、なくなるのは寂しいです