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映画 おとうと 初日舞台挨拶 鑑賞

2010-01-30 23:59:43 | 映画~映画館鑑賞
本日、丸の内ピカデリーにて、山田洋次監督作品「おとうと」初日舞台挨拶を見に行ってきました  

もちろん、加瀬亮くんが見たいからです  

「プール」の初日舞台挨拶(詳しくはこちら)から、約5ヶ月…
この時を待っていました  


9時40分初回上映終了後に、舞台挨拶が一回のみ30分予定されているとの事で…
さすが、大御所  普段見に行く映画の舞台挨拶より、回数少なく時間たっぷりです。


映画は…詳細はこちらの公式サイトをご覧下さい   公式サイト


感想は、山田洋次節炸裂  だなと感じた作品でした。

性善説に基づいた人物設定、主要な登場人物は皆、常識的であり、心優しい人々。
しかし、"おとうと"役の鶴瓶さんは、家族の中では"破天荒"な人物として登場。
その姿を優しく見守る"姉"の吉永さん。

正直、加瀬亮くんが出ていなければ、映画館に足を運んでまでは見ないと思われる映画だったのですが、
"古き良き日本"を感じるというか…尚且つ、現代社会の孤独な部分も描いており、
しかし悲劇ではなく、サッと問題提起する感じで描かれていて、
観客に家族の絆を再確認させつつ、それぞれの思いで楽しめる映画に仕上がっている…と思いました。
愉快なシーンもあり、笑えます。

他は、吉永小百合さんは、映画の中でも"吉永小百合"である  という事  
"吉永小百合ブランド"を確立している…存在感が凄い  


私メインの加瀬くんですが…なんかキャラがドラマ「ありふれた奇跡」と被ると言うか、
仕事も大工だし、服装や髪型も似ていて、撮影時期ダブってたの と思いました(笑)
相変わらずの"好青年"役でしたね(笑)
私的には、"好青年"より"癖のある"役の方が好きなので、公開を待つ北野作品が楽しみです  



では、舞台挨拶の様子です  

テレビ朝日アナウンサー・渡辺 宜嗣さんの司会で、
壇上には、加瀬亮さん 蒼井優さん 山田洋次監督 吉永小百合さん 笑福亭鶴瓶さん 石田ゆり子さん  小林稔侍さん が、並びスタート。


話題の中心は、山田監督が、第60回ベルリン国際映画祭で特別功労賞にあたるベルリナーレ・カメラを受賞した話でした。


加瀬くん、大御所の面々&脇役だったせいか、それ程、話をする機会も無く、
しかし、詩的な引用で映画の感想を話していたのが印象的でした  

服装は、青シャツ、ネクタイ、グレーのパンツに白の細ベルト、白い靴でした(確か  )
髪は、かなり短く(仕事の都合  )今までに見た事のない髪型をしていました。


吉永小百合さんは、白のジャケット&スカートで、お肌も白くて艶々 
ほんと、綺麗でした。
お話する内容も素敵で、声も素敵で…   憧れです  
監督が、ベルリナーレ・カメラを受賞した事を大変喜んでいて、
"監督を胴上げしたい "と楽屋でおっしゃっていたと、鶴瓶さんに暴露されていました。
授賞式には、監督に同行されるようです。


蒼井優ちゃんも可愛らしく、"山田学校"での修行  の思い出を話し、
石田ゆり子さんは、監督から注意を受けた事が印象深く、役柄の実際のモデルの方と有った時のお話をされていました。
背が高くてスタイルが良く、キレイな方でした  


笑福亭鶴瓶さんは、普段のテレビで見る印象よりふざけた感じが無く(笑)真面目に映画について語っていました。
しかし、吉永さんから"次回は、夫婦役で  "と鶴瓶さんにお話されて、
鶴瓶さんが、その"夫婦役"の話を監督にした所、事情を知らない監督が"どこまで厚かましいんだ"と鶴瓶さんにおっしゃった…
しかし、鶴瓶さんは"吉永さんから、言ったんだ(関西弁で)  "と監督に力説し、
監督も"じゃあ、考えておく"~なんてやりとりが楽しかったです  


が  この壇上に立った中で印象に残ったのは、小林稔侍さん  
なんか、顔が赤いし、話す内容も???な感じだし…"もしかして、酔ってる  "真相はどうだったのでしょうか(笑)


観客の年齢層は高めで、"サユリスト"と思われる人、多数  
家族とのトラブルや病気の話がメインなので、年齢を重ね自身と被る部分があるのでしょうか…
至る所で、すすり泣く音が聞こえました。


たっぷり30分間の舞台挨拶。
長い時間、加瀬亮くんを見る事が出来て大満足でした  
次回公開作品も楽しみです 

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