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AccessとLinux

中小企業での販売管理プログラムの作成についての所感

VMware ESXi4.0のインストール その3

2009年11月03日 15時00分14秒 | Weblog
やっぱりインストールは完了していました。

BIOSはデフォルトから下記を変更しました。

Integrated Periperals
  Onboard LAN Controller Disable
  On-Chip ATA Devices RAID Mode AHIC

AHICはデフォルトはIDEでしたが、「geppi」様のoem.tgzの説明にAHICを使用しているようだったので、これでやってみることにしました。SATAのネイティブ機能を使用できるモードのようです。

次はクライアントの作成です。VMwareのホームページから落としてきた

VMware-viclinet-all-4.0.0-162856.exe

をWindowsXPにインストール。
VMware vSphere Clientから接続します。
接続する際にESXiのIPアドレス、ユーザー名、パスワードを指定しなければなりません。ユーザーはrootでも接続できます。パスワードは空白は許されないので、予めESXiの<F2>Customize Systemからrootのパスワードを設定しておかなければなりません。ついでにキーボードも「Japanese」に変更。

クライアントは現在使用しているVMware Server 1.0の仮想マシンをコンバートしてきます。

VMwareのホームページから落としてきた

VMware-converter-4.0.1-161434.exe
VMware-converter-4.0.1-161434.tar.gz

を使用します。最初、

http://blog.xe.bz/archives/51055875.html

を参考にしてWindowsXPからコンバートしようとしましたが、うまくいきません。
元々、VMware Serverでは予め仮想マシンにディスク容量30GBを用意していたので、仮想マシンファイルは

  ***.vmx
  ***.vmdk
  ***-flat.vmdk

の3個です。***-flat.vmdkの方は30GBあるので、WindowsXPでネットワーク(Samba)ごしのコンバートは難しかったのかもしれません。WindowsXP上にもかかわらず、VMware vSphere Clientでのネットワーク共有はnfsですが、WindowsXPで使うVMware Converterはsambaでの共有です。
WindowsXP上ではうまくいかなかったので、今度はVMware ServerをインストールしているCentOS5.2からコンバートします。インストールは

http://ameblo.jp/negasakura/entry-10212289104.html

を参考にしました。ディスク30GBの仮想マシンをコンバートするのに50分くらいかかります。コンバート後、vSphereの「仮想マシン」タブから仮想マシンを選んで、右クリックから「コンソールを開く」で起動、ログインしてリモートディスクトップで接続できるようにします。起動すると「新しい機器」が見つかったというメッセージがでます。仮想ネットワークがESXi経由に変わったので、「ネットワーク接続」のプロパティ設定をもう一度行わなければなりません。

実際にシンクライアント端末から接続してみて動作確認。うまくいきました。

一台だけ起動した時の動作速度は、多少、VMware Serverより早いかなという程度です。明日、9台同時運用した時に動作速度を確認してみたいと思います。

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しかしまあ、ものすごい時代になったもんだ、と思います。
去年、VMware Serverを導入した時はESXiは無償化されていませんでした。ESXiの方がServerより早いのは知っていましたが、ハードウェア要件がクリヤできないので、Serverを手こずりながら導入しました。それが今年はもう、ESXiを素人でも導入できるだけの状況が整っているのですから。
もともとインターネットが普及していない時はソフトもショップで箱で購入しなければならなかったし、インストールに行き詰まれば、本屋に行って、ほんの数ページしか必要のない3000~5000円の本を購入しなければなりませんでした。
それがソフトはタダ、情報はホームページからいくらでも調べられるということが当たり前のようになっています。
ハードといえば、Windows7用に発売された上位機種は十分サーバーとしての使用に耐えられます。WindowXPはメモリ512MBもあれば十分です。今回、購入したサーバーは標準で3GBのメモリを積んでいました。さすがにこれでは少ないのでもう3GB増設しましたが、64bitOSが当たり前になれば、メモリ4GB以上を積んだPCが標準になるでしょうし、メモリ6GBあればWindowsXP、10台稼働するのも問題ないでしょう。
(さすがにServer運用時のメモリ256MB/台はキツカッタと思います。人によっては「メモリ使い切った」警告がでていました。)

何にしても、VMware有り難うです!

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