AccessとLinux

中小企業での販売管理プログラムの作成についての所感

Raspberry Pi 買った

2014年10月26日 19時24分20秒 | Weblog
昼休みにホームページを見ていると、10月23日に発売される電子工作マンガ「ハルロック(2)」の宣伝が出ていた。「電子工作マンガ?」。

最近、書店で面白そうだなと思って「ラズベリー・パイ超入門」を購入した直後だったので、「電子工作って流行ってるのか、、、」と思いつつ、その晩、早速、Amazonで電子版の「ハルロック(1)」を購入して読んだ。

面白い。「電子工作マンガ」というのだから、「漫画日本の歴史」みたいなものを想像していたのだが、ちょっと違っていた。主人公の向坂晴こと、晴ちゃんは電子工作マニア。空気が読めなくて、何でも電子工作に結びつけて考えてしまう。
奇想天外な装置を作っては思わぬ展開になってしまったり、妙に役に立ってしまったり。その装置構造がまた、しっかりした説明がある。実際に製作可能なものなのかどうかは、素人の私にはわからないのだが、この年にして電子工作って面白そうと思ってしまう。

実は、学生の時に電子工作がしてみたくて、材料は揃えたもののハンダ付けにどうしても抵抗があって、挫折してしまったことがある。もう、30年も前の話だ。今なら「ハンダ付け」とネットで調べると、YouTubeで丁寧な説明が見れる。しかし、当時は誰かに教えてもらうしかなかった。周囲にそんな人がいなければ相当敷居が高かった。

また、EPROMにプログラムを書き込むといってもそれなりの装置が必要だし、お金もなかった。そんなこんなで興味はあるけど、とても手が出せそうにない分野だった。これが趣味レベルで実践できるとは、すごい時代になったものだと思う。

とりあえず本も買ったことだし、Raspberry Pi を購入しようと思って調べてみると、何んとRaspberry Pi そのものが雑誌の付録として同梱されてものがあるではないか。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/linux/raspi/

でも結局、安かったので、ここでケースと一緒に買った。

http://jp.rs-online.com/web/

小さいとは聞いていたけど、実物を見て本当に小さいと思った。名刺大のPCというのが実感として想像できていなかった。

本体が届く前に、RasbianをLinux上でエミュレートしてみようと思って、DebianをインストールしてQEMU+Rasbianを動作させようとしたが、

https://blog.ymyzk.com/2013/12/raspberry-pi-qemu/

結局このエラーが出て動作させることができなかった。

http://www.raspberrypi.org/forums/viewtopic.php?f=66&t=65641

Rasbian がダメならPidoraと思って、今度はFedoraをインストール。これもQEMUを使うのだが、結局ダメ。
そうこうしているうちにRaspberry Pi が届いてしまった。
何に使おうと思って色々考えてCPUがARMということもあって、Raspberry Pi は動画再生が得意そう。動画再生するのなら、別にプログラムを書かなくても、RaspBMCがあった。avi、mp4といったファイルはRaspBMCで再生できる。

ちっちゃな無線LAN子機を付けて、LAN接続してしまえばお手軽動画プレイヤーになる。もちろん有線LANでもいいんだけど。
操作はiPodからできてしまう。AppStoreから専用ソフトXBMC remoto が無料でダウンロードできる。

http://netbuffalo.doorblog.jp/archives/4719708.html

これは超便利だ。

と、ここまでやってみて、また電子工作とは無縁なところで終ってしまった。Raspberry Pi を購入しても、結局、何一つ電子工作的なことをしていない。やはりOSが入っていると、高度なことができる分、ハンダ付けから遠ざかってしまう。

「ハルロック」にRaspberry Pi と合わせてよく出てArduinoって何だろう。調べてみると、操作が簡単なマイコンチップのようだ。IOポート付きのかつてのEPROMのようなものだろうか。

昨日、書籍、スターターキットと合わせてArduinoを注文してしまった。11月初めの連休はこれで遊べそうだ。



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最近、甥っ子が電子工学の大学へ進んだ。自分自身は機械系だったのだが、大学で勉強したことで今、仕事で使っているのは簡単な機械図面を書いているのと、販売管理プログラムを書くのに使っているBASICぐらいだ。当時はPC-8801を使っていた。測定するのに使っていたのだが、当時も今も言語はBASIC。Linuxを使うのならCなのだろうけど、Linuxはサーバー用途でもあり、PostgreSQLさえ動けばそれ以上することがない。Linux上でプログラムを書くことがない。Linuxを体系的に勉強したことがないので、相変わらずよくわからないし、残念でもある。

今、電子工学の学部に進む人は幸せだと思う。フリーのLinuxは使い放題だし、ソースコードもオープンだ。Raspberry Pi あり、Arduinoあり、ネットで調べれば何でもわかる。パソコンも安い。さらに、英語が堪能なら言うことはない。

私がRaspberry Pi や Arduino が面白そうだと思うのは、やはり仕事と関係がある。会社で何か電子制御したい場合、あっさり外注に出して制御盤を組んでもらえばよいのだが、これが高い。ちょっとした制御は自分でなんとかしたい。大抵の場合、何か信号を受け取ってモーターを回したり、止めたり。ある時間、モーターを動かして止めたり。単独で動作させるのなら、それ用のタイマーだとか、スイッチを使えばよいのだが、連続して制御しようと思うと、プログラマブルコントローラーを使うことになる。こうなると大変。
Raspberry Pi、Arduinoを使えば自分で何とかなるかもしれない。制御するのが、200V三相だったりするので、制御だけの問題でもないのだが、それでも制御部分が無ければ、それこそどうにもならない。

学生時代に勉強したことは社会であまり使いそうにないのだが(実際、因数分解なんて何のためにやったのだろうと思う)、でも全然役に立たないわけでもない。せっかく、電子工学を専攻しているのだから、甥っ子には若くて、時間がある学生時代に、しっかり勉強してもらいたいものだと思う。もったいないよ。

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COMポートあるじゃん

2014年10月24日 18時36分34秒 | Weblog
何てことはない。

「最近、COMポートの付いたPCが無いな~」と思っていたら、マザーボードをよく見るとCOMポートがあった。単に外付け用のコネクターが用意されていないだけで、マザーボードにはCOMポート用のPINがある。よく見るとプリンターポートもある。

マザーボードのCOMポートをD-Subに変換し、外付け用とするケーブルがこれ

カモン マザーボードシリアルケーブル(インテル,ギガバイト,エーサス用) 0.35m
COMON

Amazonで237円(送料別)。
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CentOS7.0 に PostgreSQL9.3.5をインストールしてみた

2014年10月18日 16時24分00秒 | Weblog
試験的に最新版のCentOS、PostgreSQLをインストールしてみた。

CentOS-7.0-1406-x86_64
http://ftp.riken.jp/Linux/centos/7.0.1406/isos/x86_64/CentOS-7.0-1406-x86_64-DVD.iso

PostgreSQL 9.3.5
CentOS 7 x86 64 pgdg-centos93-9.3-1.noarch.rpm
http://yum.postgresql.org/repopackages.php

1.CentOS 7.0のインストール
特に指定したところ
・ネットワークを固定IPでゲートウェイとDNSを設定した。
・PostgreSQLをコンパイルすることもあり得るので、「開発ツール」を追加した。
・ユーザーpostgresを追加した。

インストールそのものはアッサリ終わったのだが、自宅のPCでインストールした時はINCが1000Mbpsをサポートしていなかったので、インストールできなかった。なので自宅はCentOS 6.5。

2.emacsのインストール
いつも使っているemacsをインストールした。
#yum -y install emacs

3.SELinuxを止める
/etc/sysconfig/selinux を編集
selinux=disable

4.ファイアウォールを止める(iptablesから変わった)
#systemctl disable firewalld.service

5.sambaのインストール
#yum -y install samba
#mkdir /home/pub
#chmod 777 /home/pub
#chown nobody:nobody /home/pub

/etc/samba/smb.conf の編集
[global]
workgroup = ItumonoGroup
security = share
map to guest = Bad User (これがないと、ユーザー認証画面が表示されてしまう)

[public]
path = /home/pub
public = yes
writable = yes
printable = no
gest ok = yes
gest only = yes

編集後
#systemctl enable smb
#systemctl enable nmb

再起動は
#service smb restart

6.telnetサーバーのインストール
#yum -y install telnet-server
#systemctl enable telnet.socket

/etc/xinetd.d/telnet ファイルは存在しない

7.PostgreSQLのインストール
今回コンパイルなしでyumでインストールした。
/home/pubにダウンロードしてきた.noarch.rpmをコピーして

#rpm -ivh /home/pub/pgdg-centos93-9.3-1.noarch.rpm
#yum install postgresql-server.x86_64
#cat /usr/lib/systemd/system/postgresql-9.3.service (database directoryを確認する)
#chown postgres:postgres /var/lib/pgsql/9.3/data

(2014/10/31 PCの調子が悪くてもう一度、同じ作業をしたところ、今度は9.2.7がインストールされてしまった。
yum install postgresql-server.x86_64 とした時に別のサーバーを見に行っているようだ。)


ユーザーpostgresで/home/postgres/.bashrc に下記を追加。追加したディレクトリにinitdbがある。
PATH="$PATH":/usr/pgsql-9.3/bin

再起動してユーザーpostgresで
$initdb -D '/var/lib/pgsql/9.3/data'

pg_hba.confの編集。下記を追加
host all all 0.0.0.0/0 trust

postgresql.confの編集(従来これでやってたので)
shared_buffers = 160MB
temp_buffers = 40MB
work_mem = 10MB
listen_addresses = '*'
max_connections = 64

下記は設定がなかった
silent_mode = on

rootで
#systemctl enable postgresql-9.3.service

再起動して、postgresでデータベースをリストアする。

8.chkconfig --list の代わり
#systemctl list-unit-files
例えばtelnet関係だけ表示させたい場合は
#systemctl list-unit-files | grep telnet

enabled は以前の on
disabled は以前の off
static は依存関係で決まるので直接さわることはない

9.ホスト名の変更
下記を編集
/etc/hostname

10.IPアドレスの変更
下記を編集
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-enp2s0

11.unzip のインストール
#yum install unzip

12.ifconfig
下記に変わった。
$ip a
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