AccessとLinux

中小企業での販売管理プログラムの作成についての所感

Access2010へバージョンアップ?

2012年12月15日 09時54分07秒 | Weblog
「CMOS Check Sum Error 」続き2、で書いた通りの状況になってしまい、業務には使えないがとりあえず動く遊休パソコンが3台できてしまった。以前から気になっていた。Access2010を試してみることにした。現在使用しているAccessのバーションは2007。

accdbファイルをAccess2010で開くと、カレンダーコントロールを読み込むところで止まってしまう。Access2010はAccess2007のカレンダーコントロールをサポートしていないとのこと。参照設定を外して開いてみると、とりえずは開く。一応、自作した販売管理システムの2007から2010への移行は可能なようだ。

元々、販売管理システムはAccess97で作り、今年で運用開始から丁度まる10年になる。今のバージョンが2007なので、後13年(自分の定年まで)使用するとなると、その時にはAccess2020(2007+13=2020)なんてバージョンになっているかもしれない。遅かれ早かれバージョンアップしなければならない時期はいずれ来る。

モーグ(http://www.moug.net/)を見ていると、WindowsXP+Access2003が未だに主流なようで、これを見るかぎり、これから13年先2025年に2010年台に発売されたバージョンを使用し続けることはできそうな感じがする。最大の心配はアプリケーションの64ビット化で、OEMのWinodows7では何も指定しないと64ビット版がインストールされてくる。Microsoft Officeの32ビット版がいつまでも推奨されるわけもなく、64ビット版が10年先、標準になっているのは必然。ここ10年という時期は32ビット版と64ビット版の狭間でバージョンアップの微妙な時期になる。

そんなこともあって、Access2010へのバージョンアップは気になることだった。安全にバージョンアップして行くためには1段階づつ上げていくのが確実だからだ。Access2010への移行を検討するのに、色々ホームページを見ていると、Access2010は恐ろしく評判が悪い。Access2007のバグ修正を期待してAccess2010に移行したい気持ちもあったのだが、全くその気がなくなってしまった。

Accessは確かに壊れやすい。PostgreSQL+Accessでクラアントサーバー型で、フロントエンドでAccessを使用しているので、さほど問題にならないのだが、もしAccessをデータベースとして使用してるならとっくに破綻している。開発作業を行っているaccdbファイルが壊れるのならともかく、特に変わった作業をするでもない事務の女性が使用しているaccdbファイルが壊れてしまう。調べていてAccess2010は2007よりバグが多くて、壊れやすいという印象を持った。当面、Access2010へのバージョンアップはスキップすることにした。

私自身は壊れやすいAccessを日常使用するのに気をつけていることが2つある。
1.終了時に必ず「最適化」を行う。
2.自分自身が使用しているaccdbファイルは開発、修正作業を行っているのだが、「最適化」を行っていても不必要に段々大きくなる。113MByte程度のものが修正作業を行うだけで120MByte近くまで大きくなり、落ち易くなる。なので、時期を見て他のPCで「最適化」する。こうすると、元の113MByteにもどり、落ち易いといった症状が無くなる。不思議だ~

コメント (1)
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「CMOS Check Sum Error 」続き2

2012年12月15日 09時10分39秒 | Weblog
2年前にDOSパラで買った低スペックパソコン。「CMOS Check Sum Error 」が表示されて調子が悪く、電池を入れ替えても直らなかった。さすがに買って2年しか経っていない3台のパソコンを捨てる気にもなれず、そのまま保管していた。
いっそのことBIOSを書き換えてやろうかと思い調べていると、電池をはずしただけではCMOSが完全にクリアされないという説明があった。電池をはずした上、マザーボードと電源の配線をはずして、ジャンパをショートさせないといけないらしい。

http://www.pc-info.sakura.ne.jp/cmos.html

とりあえず実行してみると、「CMOS Check Sum Error 」は出なくなった。この状態でしばらく使用してみることにした。
これで特に不具合がないのなら、CMOSに記録されたデータが2年で自然消滅してしまったことになる。2年ごとにこの作業を行わなければならないということなのだろうか。そうだとしたら、使えるようになったとしても、2年ごとにCMOSのデータが飛んでしまうPCを業務に使うのは無理。やはりお釈迦入りということか、嗚呼・・・
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2012/12/21 その後、半日、使ってみたが特に不都合がなかった。
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