AccessとLinux

中小企業での販売管理プログラムの作成についての所感

光回線の切り替え

2014年08月30日 20時59分17秒 | Weblog
光回線をメガエッグからNTT西日本に切り替えた
長年使用していたMegaeggビジネスタイプ(メガ王クラス)をNTT西日本フレッツ光ネクストファミリー・スーパーハイスピートタイプ隼に切り替えた。
理由は下記(BNRスピードテスト)で測定した広島事務所での測定値が7Mbps程度と非常に低速になっていたためだった。
(工事後測定したところ、MegaeggもNTTのさして変わらなかったのだが、、、、)

http://www.musen-lan.com/speed/

販売管理プログラムのサーバーは廿日市にあり、広島事務所はVPN経由でサーバーにつながっている。商品を引き取りに来たお客さんが待っているのに、伝票発行に30秒もかかってしまう。「間が持てない!」と広島事務所管理者から苦情があった。売上伝票は伝票登録だけでなく、売掛金の修正、商品在庫の修正、仕入伝票の記票(両建ての場合。その場合は買掛金の修正も。)を同時に行うので処理が非常に重くなってしまう。サーバーのある廿日市では10秒程度の処理も広島事務所では20~30秒もかかってしまう。

また、これまで光電話をあまり信用していなかったが、ここ数年サーバーが落ちて電話が不通になったというトラブルも聞かなくなり、050で始まる電話番号が着信表示されることも増えた。NTTがISDNを光電話へ切り替えを進めているという話もよく聞くし、ISDN電話を光電話に切り替えるタイミングを図っていたところだった。

今回、複合機3台と電話主装置2基を更新、併せてISDNを光回線に切り替え、VPNルーターも同時に入れ替えた。また、ツギハギだらけだった構内LAN回線も1000BASE-T対応に敷設し直した。情報機器全てを更新した。同時に行ったので、機器の選定に制約が全くなかった。

なお、新旧VPNルーターは下記のとおり。
広島事務所  工事前 ヤマハRTX1000 工事後 ヤマハRTX810
廿日市事務所 工事前 ヤマハRTX1100 工事後 ヤマハRTX810

問題の通信速度だが、下記のような結果だった。

1.広島事務所
測定したPC WindowsXP(SP2) AMD AthlonⅡ X2 240
<BNRスピードテスト>
 Megaegg 下り19Mbps 上り16Mbps
 NTT 下り21Mbps 上り17Mbps
<VPN>
 Megaegg 下り8Mbps
 NTT 下り44Mbps

2.廿日市事務所
測定したPC WindowsXP(SP3) Intel Core2Quad Q9550 2.83GHz
<BNRスピードテスト>
 Megaegg 下り30Mbps 上り10Mbps
 NTT 下り28Mbps 上り16Mbps

また、広島事務所では今回工事をしてもらったR社の人が自分のPC(Corei5)で測定したBNRスピードテストの下りは80Mbpsだった。

結果から言うとBNRスピードテストの結果はあまり変化がなかった。今回のNTT「タイプ隼」はMegaeggでいうとギガ王クラスなので、かなり速くなるのではないかと思っていたのだが。
ただ、BNRスピードテストの数値はPCの性能が大きく影響するようなので、広島事務所のPCは更新しようと思う。

一番変化があったのは、VPNの通信速度で8Mbpsが44Mbps、約5倍になった。ちなみにVPNルーターの性能は下記の通り。
 ヤマハRTX1000 VPNスループット100Mbps
 ヤマハRTX1100 VPNスループット120Mbps
 ヤマハRTX810 VPNスループット200Mbps

ルーターVPNスループットだけみるとせいぜい2倍程度なのだが、結果は5倍。今回の回線切り替えの目的はVPN通信速度の向上が一番の目的だったので、その意味では目的は達成されたと言える。VPN通信速度はルーターの性能が一番影響大きいように思う。

来週、広島事務所のPCを更新する予定にしている。R社の人が持っていたのと同じCPUのCorei5を搭載したPCを手配中だ。これで幾分でも伝票の発行速度が上がれば良いのだが。また、光回線にしたので電話料金も下がる予定だ。
コメント
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