AccessとLinux

中小企業での販売管理プログラムの作成についての所感

VMwareServerの復旧を終わって

2010年10月16日 08時16分19秒 | Weblog
一応、VMwareServerの復旧は終わりました。結局、VMwareServerは使用せずに、独立したパソコンを使用することになりました。

元々、シンクライアント式にした理由には
1.パソコンを置く場所がなかった。
2.パソコンが壊れやすく、新規に購入したものから壊れてしまう。
といったことがありました。

「1」については、またぞろディスクトップパソコンが机の上に並び始めたわけですが、実際、19インチディスプレイとパソコンが並列するとさして違和感がありません。営業の配置換えをしてしばらくたち、営業が机上に独自に書類棚等を置いているので、それも違和感を無くしているのかもしれません。また、机の間にケーブルカバー用のスペースが40cmあり(配置換え前はそのスペースはなかった)、そこにパソコン(幅約20cm)が2台並べられます。そんなわけで「場所がない」といった問題は、配置換え後は解決していた状態だった、とも言えます。

問題は「2」で、私自身はSATAパソコンはIDEに比べて壊れやすいのではないかと、感じています。従来は、壊れたパソコンから新規に購入して、順次、更新していく方式でやっていました。当然、古いパソコンから順に壊れていくことを想定しています。それが、いつの頃からか新しいパソコンが壊れるようになりました。どうもSATAに変わった頃からそんな症状です。それがシンクライアント式にした一番の理由です。
今回、新しくパソコンを4台購入しました。このパソコンが壊れないで運用できるようなら、シンクライアント式からふたたび、独立パソコン方式に変更しても良いのですが。

しかし、今回パソコンを購入時にわかったのですが、Intelのチップセットを使用したパソコンではWidowsXP SP2をサポートしないというものがありました(SP3なら大丈夫、とのことでした)。なので、ドスパラの店員さんからはAMDのチップセットを使ったパソコンを薦められました。今のところ、AMDはWindowsXP SP2をサポートしていますが、今後、どうなるかわかりません。いずれ、WindowsXP SP2のサポートは打ち切られて、新しいパソコンではインストールできないという状況も考えられます。そうなるとやはりWindowsXPを使用するためには、VMwareServerなり、VMwareESXiを使用することになります。

まあ、その時がきたらまた検討ということで。
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サーバーが壊れてしまった!

2010年10月09日 21時57分00秒 | Weblog
起こらなければ良いな~、と思って、いや願っていた心配事が遂に現実になってしまった。クライアント5台稼働していたVMwareServerが壊れてしまった。

「パソコンが動きませんが。」と営業から言われて、「また、クライアントの一台がフリーズしてしまったのだろう。」と高をくくってサーバー画面を確認して、真っ青、CentOS5.2のKernelから止まっています。
今まで、クライアントとして使用しているWindowsが止まってしまうことは何回かありましたが、LinuxサーバーがKernelから止まってしまったのは初めてです。

VMwareServer(クライアント5台)、スキャンtoEmailサーバー、NTPサーバーとして使用していたサーバーが9月30日(木)朝、壊れてしまいました。負荷が高すぎたのだろうか? SATAパソコンって壊れやすい?

とにかく明日、10月1日は月末締め請求書の発行日だし、時間がありません。そうは言っても、営業に迷惑をかけられません。Linuxサーバーの復旧は初めてですが、VMwareクラアントとして使用している端末のデータはどうしても読み出さなければなりません。

Linuxの復旧はたちまち自信がないので一晩、ゆっくり考えて復旧方法を検討します。クライアント5台といっても、使用頻度の高いクライアントは3台、その内、どうしても読み出さなければならないデータを保管したクライアントはせいぜい2台です。
とりあえず、データを失わないように、壊れてしまったサーバーの復旧よりも、なるべく業務に支障がないよう、順を追って復旧することにしました。

最初にスキャンToEmailサーバーの復旧です。これはローカルなMailサーバーを使用しない方法で復旧しました。今まで使用していたローカルMailサーバーはあっさりあきらめて、「@」の付いたユニークなメールアドレスを取得して、インターネット上のメールサーバーを使用する方法に変更しました。MegaEggなら1契約当たり、10個まで105円でメールアドレスの取得が可能です。(最初、ローカルなMailサーバーを設置した時はこのことを知りませんでした。1契約当たり5個までのメールアドレスしか支給されないものだと思っていました。契約当時はそうでした。)
コピー複合機の設定を変更して、10月1日(金)に一部のスキャンToEmailを復旧。翌週月曜日にはどうにか通常使用状態に復旧しました。

肝心のサーバーの復旧はどうかと言うと、実際、かなり迷いました。VMwareクラアント5台の内、稼働率の高いものは3台、特に稼働率が高い1台については、バックアップの心配からパソコン1台を支給したかったので、10月1日(金)にはWindows7パソコンを購入して、とりあえず通常業務ができるようにしました。残り4台は特に急ぐ必要はありませんでしたが、待っても3~4日です。
VMwareサーバーを新規に用意するとなると1週間はかかります。パソコン工房のハイスペックBTOパソコンを注文すると、早くて納期1週間です。そんなには待てません。

Windows7パソコンを購入時、始めて知ったのですが、OS無しの低スペックパソコンの価格は3万円を切っています(ドスパラ)。用意しなければならないクライアントは残り3台です。(残り4台の内、1台は社長のパソコンで使用頻度が低い上に、資金繰り用に別途1台パソコンを既に用意しており、それは順調に稼働していました。そんな事情もあり、今回、「壊れた自分のパソコンについては復旧しなくても良い。」と言われていました。)

新規にVMwareサーバーを用意すれば納期1週間、約15万円かかります。残り3台を別途独立したパソコンを用意すれば約3万円×3台=9万円です。しかも、そのパソコンは標準在庫品でOKです。
最近のパソコンは壊れやすいですが、結局、今回はVMwareサーバーの新規導入はあきらめて独立したパソコンを3台購入することにしました。
(実際にはメーカー在庫切れで、3台注文した内、2台は土曜日にオーダーして火曜日に入荷しました。まあ、1週間もかからなかったのでヨシとしましょう。)
独立したパソコンならセットアップは簡単です。入荷したその日にセットアップして火曜日には、一応、営業が使用できる状態に復旧しました。

さあ、これからが問題です。壊れてしまった、Linuxサーバーの復旧です。
とりあえず、上書きインストール可能かどうか調べてみます。LinuxのインストールCDからブート、上書きインストール。

ギャッ!上書きインストールできない! これは機械的に壊れてしまっている!
VMwareServerは速度を上げるためにOS部分とVMwareデータ部分のハードディスクを分けていました。Windows風に言うなら、OSはCドライブに、データはDドライブに入れていました。今回、それが幸いしました。Cドライブをはずしてしまい、ハードディクスを新規増設してBIOSからブートドライブに設定、Linuxをインストールし直しました。OSが立ち上がってしまえば、VMwareServerを再インストール、VMwareクライアントディスクイメージが入ったSATA2(Dドライブ)をマウントし、無事、旧データの読み出し可能となりました。

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