AccessとLinux

中小企業での販売管理プログラムの作成についての所感

本因坊戦

2011年05月23日 21時04分45秒 | Weblog

囲碁を始めた時、「高川格の碁を並べたら良いよ!星の定石に詳しいから。」と言われて、丁度、タイミング良く、講談社「現代囲碁名勝負シリーズ12 高川秀格」が発売されたこともあり、わけもわからず、何回も並べたものでした。

高川秀格と言えば、本因坊9連覇の金字塔を打ち立てた人です。この打碁集も9連覇中の棋譜が主です。そんなこともあり、囲碁タイトルでは「本因坊」が一番好きです(なので、毎日新聞を取っています)。何と言っても歴史があります。現在、第66期挑戦手合い中です。「66」という数字は、三大タイトル(棋聖、名人、本因坊)の中でもずば抜けて大きな数字です。また、「本因坊」という名称は将棋にはなく、囲碁だけです。中国、韓国にもなく、最も囲碁らしい日本のタイトルです。
元々、「本因坊」は家の名前でしたが、タイトル化された時から、坊門の総帥という意味合いがあります。「坊門」=「日本棋院」なら「本因坊」は日本棋院総帥です。本因坊戦挑戦者は8名のリーグ戦で決めます。やはり、棋聖戦、名人戦もリーグ戦での勝者が挑戦者になります。リーグ戦は黄金の椅子と言われています。

最近、PCで棋譜を並べるようになりました。挑戦手合の棋譜は大抵、自分で入力しなくてもインターネットのどこからかsgfファイルをダウンロードしてこれます。ところがリーグ戦の棋譜となると、著作権の関係か、どこの棋譜データベースにも直近のものが見あたりません。棋聖戦リーグでは読売新聞のホームページでsgfファイルはダウンロードできないまでも、棋譜再生することができます。本因坊リーグ戦では毎日新聞を購読しないかぎり、棋譜が見れません。「週刊碁」でも一部対局のキモが紹介される程度だし、雑誌でもリーグ戦の一部の棋譜が掲載されるだけです。

新聞棋譜がどの程度並べられているかというと、終局まで並べている人は非常に少数ではないかと思います。毎日、掲載される手数だけ並べて行くなら問題ないのですが、総譜直前の棋譜から総譜で初めて掲載する手数が多すぎます。なので、総譜が掲載されてから総譜入力して、第1譜から並べて行こうすると、これが続かない。いつの間にか切り抜きするだけになってしまいます。

できれば、毎日新聞のホームページでも読売新聞同様、棋譜再生できるようにしてもらいたいと思います。それが無理なら、sgfファイルをダウンロードできるようにならないものでしょうか。せっかくのリーグ戦の棋譜が世界中に見てもらえないのは、いかにももったいない、と思います。

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総譜入力ソフト
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/home/se465852.html
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iPhone4の続き

2011年05月21日 01時07分44秒 | Weblog
購入して2週間、大分使い方に慣れて来たところです。

iPhone4で「ヒカルの碁」全23巻、読んでしまいました。読み始める前は、「iPhoneのこの小さな画面で読むのはシンドイかな~」と思っていましたが、案外読みやすい。どちらかというとパソコンの画面(19インチ)で読むより読みやすいと思いました。

どうしてiPhoneの画面の方が読みやすいかと考えてみると、

1.パソコンのマウス操作よりiPhoneのタッチパネル操作の方が画面操作が楽。
2.画面が小さい分、目を近づけて読むのですが、パソコンディスプレイより目の刺激が少ない。

といったようなことかな、と思います。iPhoneの「ピンチアウト」「フリック」で、画像をマウス操作するよりすばやく希望通りの操作ができます。
画面を斜めに動かすといったことはパソコンでは難しいですが、iPhoneなら簡単です。漫画の絵を右から見ていって、左端から次の段の右端に移動するのは簡単です。「ピンチアウト」「ドラッグ」「フリック」といった操作がほとんど画面に指を置いた状態できるので、マウスで所定の位置にポンターを移動して、クリックといった手順とは比べものにならないくらい、操作性が良いです。

また、嬉しかったのはSmartGoです。PC版のSmartGoをiPhone購入の少し前に使い始めましたが、昔から並べている「現代囲碁名勝負シリーズ12 高川秀格」のお好み碁、指導碁を除いた全ての棋譜がデータ登録されていて、参考図も並べながら読むことができます。ただ、パソコンの画面は大きいので、画面を見たり本を見たりといった作業は首を上下に動かしながらで、少し面倒でした。

iPhone版のSmartGoでもこの本の棋譜は登録されているので、iPhoneで並べながら本を読むことができます。19路盤の棋譜をiPhoneで読むのは少しきつそうですが、「名局細解」の棋譜より少し小さい程度で、まあ読める範囲です。参考図も「ピンチアウト」拡大して入力すれば意外に簡単。コメントも入力できます。詰碁問題も付いて、9路盤ゲームも楽しめます。こんな機能を持った携帯碁盤が昔からほしかった。

「週刊碁」がiPhoneでも読めるようになったので、早速ダウンロードしてみました、さすがに読みにくい。棋譜と記事が同時に画面に治まりきれないので、iPhoneだけでトップ記事を読むのは無理みたい。ただ、コラムの詰碁は画面全体が表示されないので、解答を隠しながら読めるので、かえっていいかも。
5月27日(どこかで5/27から、というのを見た気がするのですが、今、日本棋院のホームページをみると、その記載がないので、勘違いだったかな?)から自動棋譜再生機能のついた正式版の発売です。紙版の「週刊碁」は年間購読しているので、電子版の「週刊碁」で自動再生しながら、紙版で説明を読むといった使い方ができそうで、今から楽しみです。久々の世界棋戦での日本の勝利「井山が優勝!【博賽杯金佛山国際囲碁超覇戦】5/18」は電子版+紙版で読めるかな?

電子ブックebookjapanについて言うと、.book形式のebi.BookReaderの操作に慣れました。また、文字の大きさにも。やはり自動改行できるXMDFファイル形式にはかなわない、と思います。

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棋譜再生機能がついた「週刊碁」電子ブックの発売はiPad版が正式に5月23日分から。
iPhone版は6月21日以降(6月20日までは棋譜再生機能なしの無料配信)だそうです。
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すごいぞメガエッグ

2011年05月12日 08時12分35秒 | Weblog
廿日市事務所のパソコンがインターネットにつながらなくなりました。前からなんとなく、「調子悪いな~」ということがありましたが、ついに、昨日(2011/5/10)15時頃から全くつながらなくなりました。

広島事務所と廿日市事務所でVPNを組んでいるので、インターネットがつながらなくなれば、もちろんVPNも死んでしまいます。

サーバーが廿日市事務所にあり、VPN経由のクライアントが広島事務所にあります。広島事務所の販売管理プログラムは廿日市事務所のサーバーに接続しています。

午前中、広島事務所から「販売管理プログムラムで売上伝票が発行できなくなった!」という連絡がありました。また、同時に「廿日市事務所のファイルサーバーからファイルがとれなった!」とのことでした。広島事務所のメディアコンバーターはこれまで、2回交換したことがあります。磁石を使用してスチール棚に固定していたので、それが原因だったようです。今はビス止めしているので問題ないはずなのですが。そんなことなので、広島事務所のルーターかハブが壊れてしまったのかと思いました。

実際に広島事務所に新しいハブを持って行き、交換しましたが、相変わらず販売管理プログラムは使用できません。一方、ブラウザでホームページを見ることはできます。インターネットについては広島事務所に異常ないようです。次に広島事務所のルーターを交換してみます。これでも状態は変わりません。どうも、廿日市事務所側に問題がありそうです。

16時頃、廿日市に戻ってみると午前中はなんとなく変だったインターネットが今度は完全につながらなくなっていました。ルーターを交換してみても相変わらず、インターネットにつながりません。「こりゃ、メディアコンバーターが壊れているのだろう。」

翌日、9時にメガエッグのサービスセンターに連絡すると「回線状況を確認して、折り返し電話します。」。10時半ころ「今、そちらに向かっていますが、昼前には入れそうです。」とのこと。11時30分ころ到着。11時45分にはメディアコンバーターを交換完了、復旧しました。

まさか午前中に修理が完了するとは思ってもいませんでした。
迅速な対応、有り難うございます。

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やはり、メガエッグに修理依頼をする時にルーターだとかハブが不調の原因になっている可能性を無くしておかなければなりません。以前はルーターの予備がなく、せいぜい確認できるのはハブが原因でないことくらいでした(LANケーブルをルーター直つなぎにして確認)。前回、広島事務所が不調だった時、ルーターの故障確認を言われて、ルーターを購入したことがあります。その時、ルーターは特に壊れてなく、今回の予備ルーターはその時のものです。1個、予備のルーターがあれば、交換してルーターが悪いかどうか確認できます。不調の原因がメディアコンバーターだと確認できれば、今回のように素早くメガエッグは対応してくれます。

現在は、VPNの維持管理に特に業者とメンテナンス契約はしていません。VPN設置当初はメンテナンス契約していましたが、結局、業者経由でメガエッグに修理依頼したところで、原因が特定できなければ、自分で連絡するのと大して変わりません。メンテナンス費用は年5万円だったので大した金額でもなかったのですが、5万円あればどうかするとルーターが新規に1台、購入できます。

ルーターの入れ替えはconfigファイルをputするだけなので、基本的に簡単です。(何年かに1度の作業なので、思い出すのが大変ですが。)

来社してもらった業者が教えてくれたのですが、VPNを設置したのが2002年8月でした。今回交換したメディアコンバーターは約9年使用したことになります。そんなこともあってアッサリ、交換してくれたこともあるようです。

復旧するのに丸一日かかってしまいましたが、「やはり予備ルーターは必要だ!」と感じた今回のトラブルでした。
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ルーターの再設定

2011年05月10日 13時37分40秒 | Weblog
インターネットがつながらなくなったので、とりあえずルーターを交換して原因の特定をしました。
以下、その時のルーター設定の覚え書き。

予め、保存しておいたYAMAHA RTX1000用のconfigファイルを交換用のルーターに保存する手順は以下の通り。
(RTX1000用のconfigファイルをRTX1100で使用しても問題ない。)

(1)事前準備
1.configファイル、シリアルケーブル、LANケーブルを用意する。
2.configファイルのログインパスワードと管理パスワード(administratorパスワード)を確認する。
3.シリアルケーブルとLANケーブル(LAN1に)をルーターに接続する。
シリアルケーブルからはTELNET接続、LANケーブルからはXPのコマンドプロンプトで操作する。

(2)一度、設定済みのルーターは工場出荷状態に戻す。(参照 RTX1100のコマンドリファレンスP.24~35)
(一度設定したルーターにconfigファイルを上書き保存してもうまくいかなかない。購入して一度も設定したことがないルーターについてはこの作業は不要。)
工場出荷状態ではログインパスワード、管理パスワードともに設定されていない。
また、IPアドレスは
ip lan1 address 192.168.100.1/24

1.シリアルケーブル経由でTELNET接続(コンソール接続)する。
画面が何ら表示されない時はルーターの電源を入り切りしてみる。コンソールの文字セットは送受信ともシフトJIS。
2.ログインパスワードを入力してログイン。
3.administratorになる。
4.初期化
5.TFTPによるアクセス許可をするクラアント(IPアドレス)の指定
6.保存

>Password: ログインパスワード
# administrator
Password: 管理者パスワード
# cold start このコマンドで初期化

# tftp host 192.168.100.3 (「3」の部分はなんでも良いが、次にこのIPアドレスのパソコンからLAN接続する。)

# show config (ルーターのIPアドレスとtftp host が192.168.100.3になっているか確認する。『ヤマハルータでつくるインターネットVPN』P.128にはコマンド # show tftp コマンドと書いてあるが、RTX1100ではサポートされていない。)

# save (保存、これをしないと不揮発性メモリーに記録されない。)
# quit
> quit

(3)configファイルをルーターに保存する。(参照『ヤマハルータでつくるインターネットVPN』P.126~130)
今度はLAN接続でXPのコマンドプロンプトから操作する。TFTPコマンドが使用できるかコマンドプロンプトで確認する。
c:\> tftp
TFTPが使えるようなら、コマンドオプションが表示される。使えない場合はWindowsXPのCDを使ってアクセサリから追加インストールする(多分)。ヤマハからも提供されている。
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/utility/index.html

1.LAN接続するパソコンのIPアドレスを192.168.1.100.3に変更する。
2.c:\temp ファイルにルーターに保存したいconfigファイル(config.txt)をコピーする。
3.config.txtの最終行に「save」が付いているか確認する。行頭にの「#」をはずす。これで処理の最後に保存したconfig.txtが不揮発性メモリーに保存される。
(既に使用実績のあるconfigファイルなら、一発で保存して問題ない。初めて使用する時はいきなり「save」しない方が良い。)
4.コマンドプロンプトのカレントディレクトリをc:\tempに移動する。
5.c:\temp> tftp 192.168.100.1 put config.txt config/
(「config/」の後ろは管理パスワードを入れるのだが、工場出荷初期状態ではパスワードの設定がないので、空白のままにする。パスワードの設定がない場合でも「config/」がないと、失敗する。)

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ここまで書いて、『ヤマハルータでつくるインターネットVPN』P.130にconfigファイルを上書き時に工場出荷状態に戻す方法に気がついた。
この方法なら既に設定済みのルータを再設定する場合で、予めIPアドレスとtftp host IPアドレス、管理パスワードがわかっていれば、「cold start」処理する必要はない。シリアル接続しなくても良く、LAN接続だけで処理できる。「(2)一度、設定済みのルーターは工場出荷状態に戻す。」の操作は不要。

既に設定済みのルータを再設定場合は、大抵、以前のconfigファイルを紙で保存しているので、それを参照すればわかる。
config.txtの

#
# LAN configuration
#

ip lan1 address 192.168.1.254/24



#
# TFTP configuration
#

tftp host 192.168.1.3

を確認して、LAN接続するパソコンのIPアドレスを同じネットワーク内の192.168.1.3に変更しておく。

保存処理だけで工場出荷初期状態+configファイル設定するためにはconfig.txtの最初の「clear configuration」の行頭の「#」を消しておけばよい。

# If you want to clear ALL configuration to default,
# remove `#' of next line.

clear configuration

config.txtの最後の「save」が有効になっているかも確認しておくこと。

# If you want to save configuration to Nonvolatile memory,
# remove `#' of next line.

save

この場合は管理パスワードが設定されているのでtftpコマンドのオプションは

c:\temp> tftp 192.168.1.254 put config.txt config/管理パスワード


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電子ブック4

2011年05月08日 13時01分32秒 | Weblog
お金と手間をかけてiPhone4で電子ブックが読めるようになりましたが、使用感はというとガッカリ。

これまで、830SHのXMDFファイル形式なら、文字の大きさをかえれば改行位置も変わっていました。縦書きなら、画面を縦にスクロールすることはありません。ページをめくるだけでよかった。電車で吊革を持って、携帯を持った手で方向キーを押すだけでページをめくれました。
iPhone4のebi.BookReaderでは、文字を大きくしても改行位置は変わりません。文字の大きさがある程度以上になれば、ページをめくるだけでなく、縦方向に画面を動かしながら読まなければなりません。ページをめくるにしても、左手で携帯を持って、右手で画面操作をしなければなりません。片手では操作できません。電車で座れない限り、電子ブックは読めないということです。

紀伊国屋書店BookWebのPC版.bookリーダーT-Timeでは文字の大きさに合わせて改行するのに、iPhone4のebi.BookReaderでは改行しないとは! 
ア~ア~、なんて残念なんだ。

こういったことなら電子ブックを読むのにiPadクラスのディスプレイを持った端末が必要になるのだろうけど、iPadをポケットに入れて持ち歩くのは無理だもんな。なんでXMDFファイル形式じゃダメなんだろう。.bookでもリーダーソフトによってはiPhone4でも自動改行できるものもあるのだろうか?
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