AccessとLinux

中小企業での販売管理プログラムの作成についての所感

マザーボード入れ替え後のCentOS6.2

2014年02月16日 11時36分30秒 | Weblog
先週、たまに調子が悪かった自宅PostgreSQLサーバーのマザーボードを入れ替えた。あっさり立ち上がったので特に支障はないのかと思っていたが、実際、販売管理プログラムから接続しようとすると、サーバーが見えていないのに気がついた。

ifconfigするとeth0が見えていない。NICが認識できないようだ。
とりあえず、これをやってみた

http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/091usenic.html

ドライバーがないようなので、ドライバーを捜してみる。
ネットワークチップはRealtek RTL8105TでLinux用のドライバーをRealtekのホームページからダウンロードした。ダウンロードしたtar.bz2を解凍してreadmeを見ると、必要要件は

<Requirements>
- kernel source tree (supported Linux kernel 2.6.x and 2.4.x)
- For linux kernel 2.4.x, this driver supports linux kernel 2.4.20 and latter.
- compiler/binutils for kernel compilation

となっている。使っているCentOS6.2のKernelは2.6.32-220.el6.i686だ。一応、要件をみたしているように見える。後は、readme通り、

# ./autorun.sh (as root or with sudo)

としてみるのだが、エラーで止まってしまう。
まず、カーネルソースがなかったので、ダウンロードしてきて、

/usr/src/kernels/2.6.32-220.el6.i686

に置いた。今度は「auto.confがない!」と言ってくるので、カーネルソースのディレクトリで

http://masahir0y.blogspot.jp/2012/02/linuxmakefile-2.html

# make oldconfig
# make all

としてみた。一応auto.confはできたのだが、今度は「dev->vlan_r4_registerが意味不明!」、と言ってくる。調べてみるとnet_device構造体が変更になって、コンパイルが通らないようだ。

http://h2plus.biz/hiromitsu/entry/227
(「v2.6.27系からv2.6.30系に移るときに消えたようだ」。このホームページにあるのとは別のメンバーなのだが、「vlan_r4_registerがない!」というのだから変ったのだろう。)

ソースコードを変更してコンパイルするなんて芸当はできそうもないので、この時点でギブアップ。
結局、OSから再インストールすることにした。

CentOS6.2を再インストール後、ifconfigをしてもやはりeth0は見えてこない。もう一度

http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/091usenic.html

を実行すると、eth0が見えるようになった。よくわからないのだが、RealtekのLANドライバーそのものはモジュールとして持っているようだ。
これまでOSインストール後、eth0が見えなかったら、Linuxでは使用不可と思い、基盤を買ってきていたが、この操作をすれば特に購入の必要はなかったのかもしれない。

# modprobe epic100
# lsmod ’モジュールが読み込まれているか確認
# ifconfig eth0 up
# ifconfig ’eth0があるか確認

一応、NICは使えるようになった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<CentOS6.2、PostgreSQL9.1.9インストール時の覚書>
1.CentOS6.2インストール時のパッケージ
minimalから下記を追加。
アプリケーション Emacs (viより使い慣れているので)
サーバー ディレクリサーバー samba
ベースシステム レガシーUNIXの互換性 telnet
開発 開発ツール  gccやkernelのソースコードが必要
2.セキュリティー関係で下記を停止してしまう。
selinux
サービスiptables
3.sambaとtelnetの設定
4.PostgreSQL9.1.9のインストール
yumを使うと簡単なのだが、initdb時に「環境変数PGDATAが定義されていない!」と言ってくる。yumでインストールするとPostgreSQLのスーパーユーザーpostgresは自動で作成されるのだが、手動でadduserした場合と異なり、ホームディレクトリが作成されない。通常環境変数はpostgresのホームディレクトリ内の「.bashrc」に記入していたので、ホームディレクトリが無いとどこで設定するのかわからなかった。なので、今回はあきらめて、いつも通りPostgreSQLのソースをダンロード、コンパルしてインストールした。
後からわかったのだが、yumでインストールした場合、自動で追加されるスクリプト/etc/init.d/postgresql-9.1でPATH、PGLIB、PGDATAを定義してやればよかったようだ。

<追記> 2014/2/20
# rpm -ivh pgdg-centos91-9.1-4.noarch.rpm
# yum -y install postgresql91-server

下記をスクリプト/etc/init.d/postgresql-9.1に追加
PATH="$PATH":/usr/pgsql-9.1/bin
環境変数PGDATAはデフォルトで記入されている
PGDATA=/var/lib/pgsql/9.1/data

rootからpostgresのパスワードを設定する。

# service postgresql-9.1 initdb --no-locale
$ createdb Namae -E UTF-8 -l ja_JP.UTF-8 -T template0

ピアツーピアでサーバーと接続する時。telnetでかなり待たされる。nameserverがないのが原因。クライアントのipアドレスを/etc/hostsに登録すること。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「永遠の0」を見た

2014年02月11日 19時43分34秒 | Weblog
去年の年末、「永遠の0」を見た。特攻の話なので、ストーリーはある程度予想できるのだが、実際、泣いてしまった。

小説なので部分的なエピソードは実際にあったことかどうかわからない。急降下訓練中に機首の引き起こしに失敗し事故死した訓練生を、兵学校出の中尉がなじり、主人公の宮部久蔵がかばい、中尉が宮部を殴りつけるシーンがある。「飛行士を殴りつれば、視力が落ちることもあるし、無茶苦茶するなあ~」と思った。

戦争映画では上官が部下を殴りつけるシーンは他の映画でもよく見るし、中学校の先生も自分が見た体験談として語ってくれたことがある。

こういうシーンを見るといつも、戦時、国内での加害者と被害者が存在したと思ってしまう。
「永遠の0」で言えば、加害者は特攻を命じる人だ。被害者は宮部を始めとする特攻隊員だ。一般に兵士として徴兵された人はほぼ、被害者だと思う。「軍神」と言われて戦時中、敬われ、戦後戦犯と言われた人も被害者だ。
加害者、被害者の線引きは難しいが、いわゆるA級戦犯と言われる人は間違いなく、加害者だったと思う。

安倍首相が靖国神社へ参拝したと非難を受けているが、死んだ私の祖母は「首相が靖国神社へ参拝するのはあたり前だ」と言っていた。戦中を生きた人は戦地へ向かうことを命じた最終責任者が首相なら、戦後その地位にある人が靖国神社へ参拝し慰霊するのはあたり前だと思っている。実際その通りだと思う。

回覧で町内清掃の参加を強制されるどころではない。召集令状が来れば、戦地で戦わなければならなかった。命じた人には責任がある。A級戦犯と言われる人は明らかに加害者だし、被害者と一緒に同じ場所に祀る必然性はないし、やはり分祀すべきだと思う。

日露戦争の東郷神社、乃木神社同様、A級戦犯と言われる人も別の神社として独立すべきだろう。もし、国民が「この人は戦犯と言われているが、国民のために尽くした人だ」と思えば、神社は存続して行くだろうし、その選択は国民がすれば良い。

中国、韓国がA級戦犯が祀られている靖国神社への首相の参拝を問題視するというのとは別に、私は国民に対する加害者、被害者という立場の違いから分祀すべきだと思う。

敢えて、合祀しているのはまた別の意味合いがあるのかと疑ってしまうのだが、最近こんな記事を読んだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
http://japanese.ruvr.ru/2014_02_04/128261708/

4日、日本当局は、ユネスコ(国連教育科学文化機関)に対し、世界遺産の「平和の記憶」プログラム(世界記憶遺産)の中に、神風特別攻撃隊の若者達が最後の飛行を前に書き残した333通の手紙及び遺書を含めるよう申請した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

世界遺産にして大事に保管管理していくことは重要だと思う。しかし、日本当局は特攻について全く、反省していないのではないかと思った。一方で 「アウシュビッツ強制収容所」も世界遺産として登録されているし、「原爆ドーム」も世界遺産となっている。それらと考え併せてみると、特攻隊員の遺書も世界遺産に登録されるべきものなのかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

KEISER m3を買ってしまった

2014年02月11日 10時08分00秒 | Weblog
年末に注文していたKEISER m3が先週やっと届いた。
在庫切れで1ケ月半待った。

もう53歳になるのだが、25歳頃アスレチックに行った時、室内自転車に乗ったことがある。最初の3分は「軽い!軽い!」と思っていたが、10分もするとヘトヘトになる。屋外で自転車に乗るのと違って、風景も変わらないし、非常に単調に負荷がかかるので、なかなか目標時間に達しない。
周りの人を見ると、平然と30分以上も漕いでいる人もあり、「慣れればこんなにできるようになるのか!」と驚いたりした。

それ以来、室内自転車がほしかったのだが、通販で1万円そこそこの自転車を買ったことがある。1回乗って、負荷バンドを切ってしまい、全くドブに金を捨てたようなものだった。アスレチックにあるような本格的なものがほしかったのだが、何十万もするのだろうと思ってあきらめていた。

50歳を超えて、会社の健康診断で中性脂肪が基準値をオーバーするようになってしまった。DHCのDHAを買って飲んだりしたのだが、最初の1年目こそ中性脂肪が基準値まで下がったものの、翌年からまた基準値をオーバーするようになってしまった。毎日、運動もせずに酒ばかり飲んでいるのだから、下がる訳もなく、何か運動しなければと思い、「自転車に乗りたいな~」とWebを見ていて見つけたのが、KEISER m3だった。

負荷のかけ方が非接触式なので、静かということだし、以前購入した通販のように負荷バンドが必要ないので、消耗品もなさそうだった。このページを見て、購入することに決めた。

http://blog.goo.ne.jp/prinz83/e/f26af363e00224aee9d50f0dee7e42ee

組み立て方はこのページを参考にした。この動画はm3+のものだが、ハンドルの取り付け方以外はm3と同じだ。

http://www.youtube.com/watch?v=3gfkGBnbbZY

組立て時には変わった寸法のスパナが必要だ。
15mmスパナ
16mmスパナ
5mm六角レンチ
6mm六角レンチ
#2プラスドライバー(一番一般的な大きさ)

説明書にはトルクレンチだとかメガネレンチが必要となっている。あるにこしたことはないのだが、どうしてもということではない。手で締めるのなら、締めすぎないよう、緩くならないよう加減して行えばいい。締めすぎてネジが死んでしまうのが一番怖い。お釈迦になってしまう。

六角レンチ、ドライバーは特に珍しくもないのだが、15mm、16mmのスパナはみたことがない。スパナセットでは14mmの次は17mmだ。ホームセンターに行くと、あった!こんな二面幅のスパナがあるんだ。最近はミリネジばかりでインチネジはトンと見かけなくなったが、海外ではまだインチネジが主流なのだろう。

購入のきっかけになったホームページには「負荷15~16で30分乗る」と書いてあるが、とても30分なんて無理。10分も乗ると、ヘーヘーになってしまう。序々に時間を延ばして、30分できるようになるまで頑張ってみようと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする