販売管理プログラムを作成して思うのは、経理の仕事は電算化することで相当減らせるということす。
経理で扱うのは、ほとんど集計数字です。元々は売上明細だったり、仕入明細だったりしますが、100明細あろうが、1000明細あろうが、月計は1個だけです。もちろん、得意先別に集計しなければならない場合もあり、全明細の集計であったりするので、ケースバイケースですが、明細行の多少はプログラム的には関係ありません。
結局、集計をタイミングよく(期間を考慮しながら)行うだけです。今回、作成した販売管理プログラムでは下記のようなメニューを作りました。
入金予定表
支払予定表
当座入出金表
相殺表
手持手形推移表
受取手形推移表
裏書手形推移表
割引手形推移表
支払手形推移表
このうち、相殺表以下は通常の販売管理プログラムにはあまり含まれないものだと思います。
これらの表の元データは販売管理プログラム中で入力するので、当然作成可能です。もちろん、作表のために得意先マスター、仕入先マスターにそれ用のフィールドを用意しなければなりませんし専用テーブルも必要ですが。
入金予定表、支払予定表は一般の販売管理プログラムでもあると思いますが、相殺表はどうでしょうか? あまり無いのではないかと思います。自作すればこそです。
入金予定表、支払予定表があれば、相殺表はできます。入金予定表、支払予定表、相殺表ができれば、後は支払手形データがあれば、販売管理にかかわる当座の動きを知ることがでいます。実際には、売掛買掛に関係しない経費の支払いが発生するので、それも加味しなければなりません。作成した、販売管理プログラムでは経費フラグを仕入マスターに作成し、経費分の入力も行っています。当座入出金表はその経費分の支払予定も上がってきます。仕入計算の場合は、経費フラグの立った仕入先は計算から除外します。
手形計算は非常に簡単です。手形の場合は、倒産でもない限り修正になることはありません。ただ、多少、工夫が必要なのは、銀行非営業日の扱いだけです。決算月最終日が土日の場合は、その日に決済予定の手形はその年度ではその手形は未決済になります。決済は直後の銀行営業日になります。手形記載の満期日で計算してしまうと当座残高、「当座預金」「受取手形」に不整合が起こってしまいます。そのため、銀行休日マスターを作成して、日付の調整を行います。
また、入金伝票入力時に受取手形データを作成、支払伝票入力時には支払手形データを作成、裏書手形での支払い時に受取手形データにその顛末を追加します。割引手形計算も販売管理プログラムで行います。そのデータも受取手形顛末として追加します。
これさえできてしまうと、それまで半日かかっていた手形計算が3分で終わってしまいます。
(それまで、記帳した補助簿の金額を手計算していました。Excelさえ使用していませんでした。ひどいでしょ!)
後は集計した、受取手形、裏書手形、割引手形の仕分けをするだけです。
経理の仕事は電算化に向いています。実際これで、仕事量は随分減りました。
経理電算化の目的は「正確な決算と人減らし」これにつきると思います。
経理で扱うのは、ほとんど集計数字です。元々は売上明細だったり、仕入明細だったりしますが、100明細あろうが、1000明細あろうが、月計は1個だけです。もちろん、得意先別に集計しなければならない場合もあり、全明細の集計であったりするので、ケースバイケースですが、明細行の多少はプログラム的には関係ありません。
結局、集計をタイミングよく(期間を考慮しながら)行うだけです。今回、作成した販売管理プログラムでは下記のようなメニューを作りました。
入金予定表
支払予定表
当座入出金表
相殺表
手持手形推移表
受取手形推移表
裏書手形推移表
割引手形推移表
支払手形推移表
このうち、相殺表以下は通常の販売管理プログラムにはあまり含まれないものだと思います。
これらの表の元データは販売管理プログラム中で入力するので、当然作成可能です。もちろん、作表のために得意先マスター、仕入先マスターにそれ用のフィールドを用意しなければなりませんし専用テーブルも必要ですが。
入金予定表、支払予定表は一般の販売管理プログラムでもあると思いますが、相殺表はどうでしょうか? あまり無いのではないかと思います。自作すればこそです。
入金予定表、支払予定表があれば、相殺表はできます。入金予定表、支払予定表、相殺表ができれば、後は支払手形データがあれば、販売管理にかかわる当座の動きを知ることがでいます。実際には、売掛買掛に関係しない経費の支払いが発生するので、それも加味しなければなりません。作成した、販売管理プログラムでは経費フラグを仕入マスターに作成し、経費分の入力も行っています。当座入出金表はその経費分の支払予定も上がってきます。仕入計算の場合は、経費フラグの立った仕入先は計算から除外します。
手形計算は非常に簡単です。手形の場合は、倒産でもない限り修正になることはありません。ただ、多少、工夫が必要なのは、銀行非営業日の扱いだけです。決算月最終日が土日の場合は、その日に決済予定の手形はその年度ではその手形は未決済になります。決済は直後の銀行営業日になります。手形記載の満期日で計算してしまうと当座残高、「当座預金」「受取手形」に不整合が起こってしまいます。そのため、銀行休日マスターを作成して、日付の調整を行います。
また、入金伝票入力時に受取手形データを作成、支払伝票入力時には支払手形データを作成、裏書手形での支払い時に受取手形データにその顛末を追加します。割引手形計算も販売管理プログラムで行います。そのデータも受取手形顛末として追加します。
これさえできてしまうと、それまで半日かかっていた手形計算が3分で終わってしまいます。
(それまで、記帳した補助簿の金額を手計算していました。Excelさえ使用していませんでした。ひどいでしょ!)
後は集計した、受取手形、裏書手形、割引手形の仕分けをするだけです。
経理の仕事は電算化に向いています。実際これで、仕事量は随分減りました。
経理電算化の目的は「正確な決算と人減らし」これにつきると思います。