AccessとLinux

中小企業での販売管理プログラムの作成についての所感

TeamViewer

2011年02月11日 13時53分14秒 | Weblog
最近、会社でもスマートフォンを個人で購入して使用している人が何人かいます。その中の一人が会社で使用しているパソコンをTeamViewerを使用して遠隔操作を始めました。
ホストはVMware ESXiの仮想マシンではなく、単独パソコンです。
http://www.teamviewer.com/ja/index.aspx

TeamViewerというソフトは全く知らなかったのですが、てっきりリモートディスクトップ(RDP)を使用しているのかと思い、ポートが解放されているのかとあわてて確認してみました。RDPのデフォルトのポート3389は閉じています。調べてみるとTeamViewerは開いているポートを捜して通信しているようです。ホスト接続時にもしっかり認証作業があるようなので、まあ安心かな!?

一人が使い始めると、また、何人が使い始めました。今度は、VMware ESXiの仮想マシンに接続しているようです。シンクライアント端末からESXiの仮想マシンにTeamViewerをインストールして、スマートフォンにもTeamViewerをインストールしています。この状態でTeamViewerを使うためにシンクライアント端末の電源を入れておかなければならないかどうかです。

実際、シンクライアント端末が稼働していなければ、TeamViewerは使えませんでした。TeamViewerの設定時にローカルIPアドレス、グローバルIPアドレスといった経路をTeamViewerのリモート管理サーバーに登録しているようで、その経路の中にシンクライアント端末のIPアドレスも含まれているのでしょう。ESXi中の仮想マシンが稼働しているだけではTeamViewerが使えないなんてちょっとびっくり。

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2012/4/28追記
VMware vSphere Clientの「仮想マシン」「コンソール」上でTeamViewerをインストールしておけば、シンクライアント端末の電源を入れておかなくても接続可能でした。
コメント
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