AccessとLinux

中小企業での販売管理プログラムの作成についての所感

Surface2 続き

2014年06月22日 09時13分20秒 | Weblog
またまた、娘が帰って来た。目の前で「これで毎日、日報を書いてるよ!」と言ってSurface2を取り出した。

いつも会社でパソコンを買うと、個人でもほしくなって買ってしまうことが多かったが、今回も娘用にSurface2を買って、実は自分でも薄々購入を検討していたのだ。中古で買った初代iPadを使用しているのだが、中国囲碁ホームページ「棋聖道場」

http://weiqi.sports.tom.com/

の棋譜再生ができないので、もしそれができればと思っていた。

娘のSurface2で表示してもらったが、JavaScriptを使った棋譜再生はやはりできなかった。

ITProなどでSurface2の評価がもう一つ低いのは、Windowsストアアプリしか動作しなくて、MS-Officeについてもマクロが使えない、ということがあると思う。ノートパソコンなら条件設定すれば使えるJavaScriptもWindowsRT対応でなければダメというのも評価を下げる一因になっていると思う。

なのだが、この時やっとSureface2の立ち位置に気が付いた。

Windowsを使っていてセキュリティー上一番怖いのはOfficeマクロだ。Windowsを使う最大の理由はMS-Officeが使えることだ。特に私の場合はAccessをベースにしてWord、Excelをマクロ主体で使っているので、マクロを停止させてしまうと、Windowsを使う意味がなくなってしまう。メール添付されてきた、.docや.xlsを開く時、セキュリティー警告が出るが、こればかりはどうしようもないと思ってダブルクリックする。マクロを使えばシステム破壊は簡単にできてしまうので、怖いことこの上ない。

Surface2でマクロが使えないのはセキュリティー上の安全性のためだったのだ。だからJavaScriptもダメとういことなのだろう。この立ち位置は全くiPadだ。この時まで気が付かなかった。なので、Surface2にはセキュリティーソフト入れる必要はない、のだと思う。

デスクトップPCではセキュリティーソフトはどうしても必要なのだが、起動が非常に遅くなったり、誤検出もあったりでうっとうしいことこの上ない。誤検出でウイルスチェストに移動されてしまったファイルの復元作業をしていると、「Windowsパソコンって終わった!?」と思うのだ。iPadではそんなことがないから。

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「でんさい」の続き2

2014年06月22日 08時21分06秒 | Weblog
「債権一括請求」で「承認」まで行った。結局、「でんさい」画面では「承認」後もアップロードした一括データの明細表示はできなかった。明細表示が唯一できるのは、「債務一覧」の画面だけで、これは現在の債務残の一覧だ。一括アップロードした一件分だけの明細表示ではない。

「でんさい」画面での明細表示はできないものの、成功したアップロードデータの結果をダウンロードして取り込むと、アップロードデータには含まれていない項目が加わっている。「記録番号」と「権利者、名称」。
(この作業が「でんさい」システム側であるせいか、アップロード後、「一括」データの一覧に「OK」や「NG」が入った行が表示されるまで5分(3件分)程度かかった。)

「記録番号」は手形番号みたいなもので、20桁ある。「債務一覧」では「記録番号」順にソートできる。「権利者、名称」は受取口座のカナ名称らしい。受取人の「利用者番号」はアップロードしているが、名称はアップロードしていないので、アップロード後に「でんさい」システムで確認され、付加されたものだ。なので、ダウンロードデータに「記録番号」と「権利者、名称」が付加されていれば「でんさい」の発行に成功したと、確認できる。

初めて発行した20日払いではかなり不安だったが、2回目の月末払いでは慣れてきたせいか、ダウンロードして来た結果確認だけでも、不安はあまり感じなかった。結局、「不安!不安!」と言っていたのは慣れだけの問題だったのかもしれない。
(それにしても、「承認」後の一括データの明細印刷ができないのは、やはり不満だ。)

とりあえず、「でんさい」の「債権一括請求」は来月から本運用に入ることができそうだ。

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それにしても、受入れ先が思ったほどなかったのは残念だった。受入れしてもらえるのは、現在の手形支払先の1/3程度だった。「でんさい」が始まってまだ1年たらずなので、それを考えるとまあまあの数なのかもしれないが、相変わらず2/3の支払先は紙手形を発行しなければならないので、「でんさい」発行、紙手形発行、両方の作業を行うことになってしまった。結局、仕事を増やしてしまったかもしれない。今後、「でんさい」の受入先が増えていくのを望むばかりだ。

「でんさい」の発行作業は、ほぼインターネットバンキングからの振込み作業と変わらないので、やはり楽だ。手形の印刷、収入印紙の貼付け、押印といった作業は全くないので、全て「でんさい」に切り替わってしまえば、手形作成時間は大幅に短縮される。20日払い、月末払いそれぞれ、都合2日分の作業が合わせて半日分に短縮できるくらいの効率だ。

「でんさい」受入可能先については、手形受入枚数が多い大企業ほど未対応だった。ことごとく「受入体制ができていないので、今のところ受入不可です!」という回答だった。むしろ、中小の企業の方が受入れしてくれるところが多かった。まあ、受入枚数、発行枚数が少なければ、どういった管理でものできるだから、私の場合同様「チョット、やってみようか~」といった気分で採用できるのだと思う。

もう一つ、あまり気にしていなかったのだが、裏書手形払いが今後、問題になりそうだ。それでなくても受取手形が減り、ファクターリングや据え置き払いに移行しているのに、大手仕入先が「でんさい」の受取り対応ができていない状態で「でんさい」で受け取ってしまうと、裏書する手形がさらに減ってしまう。その分、自振手形が増える。仕入先にしてみれば、裏書手形から自振手形への切り換えは条件変更になってしまう。「でんさい」の利点として紙手形ではできない、手形分割して裏書払いができることがあるのだが、受入先が対応していなければ元も子もない。「でんさい」のさらなる普及を期待するばかりだ。
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