最近、ネットでBYOM(Bring Your Own Device 私物デバイス活用)という言葉を良く見かけるようになった。
今まで、セキュリティーを維持するために個人所有の機器を会社に持ち込むのを禁止する風潮だったが、急にどうしたわけか風向きが変わってきた。
Winnyが問題になっていた時期には、個人が会社のデータを持ち帰って自宅のPCで作業し、その状態でWinnyを使うことで情報が漏洩したような報道もあった。また、会社のノートパソコンを持ち帰って仕事をするのはともかく、そのパソコンでWinnyを使って情報漏洩したという事故もあった。個人的には「部長が会社でWinny使っているから、ブラウザが遅くってしょうがないんだよなー」ということを言っている社員の話を聞いたことがある。
そんなWinny問題があった後に、私物デバイスを社用で使うというのは、シンクライアントを始めとするセキュリティー管理はいったいなんだったんだろう。単なる商業的なパフォーマンスだったのか、とも思う。
だが、個人的にはBYOMという用語が使われるようになって、「やっぱりどこも同じか。」という印象が強かった。
というのはこれまで、携帯料金は通話が主だったので、社用と個人使用の切り分けが可能だった。料金に問題がある携帯については利用明細を取り寄せてチェックが可能だった。だが、パケット料金についてはこういった切り分けができなかったので、会社から支給している携帯についてはメールの使用に限られていた。実際、メールだけならパケット料金はしれている。せいぜい多くても200円程度のもので、パケット固定料金サービスに入る必要もなかった。スマートフォンを会社から支給し、固定料金サービス契約をして、「これは社用利用のみにかぎる!」と言ったところで、個人使用はチェックできなかった。
逆に個人でスマートフォンを契約して、明らかに社用で使用しているなら、あっさり固定料金で元がとれるだけのパケット量に達している。実際、上限付きの比例料金契約をしていてもFAXを4ページも送るとあっさり、上限に達してしまう。TeamViewerを使用しても4回も画面が切り替われば、やはり上限に達してしまうだろう。
個人で契約したスマートフォンを実際に社用で使用しているかどうかはチョット判然としないところがあるが、会社からFAXを送る場合は確実だし、仕事の様子を見ていると社外から販売管理プログラムを使用しているかどうかはなんとなくわかる。そう判断できれば、パケット手当を支給できる。しかも、この金額は毎月一定の固定料金そのものなので支給しやすい。毎月、どれだけパケット量を使用したかチェックする必要もない。
パケット手当の支給を始めた時はBYOMという言葉が出始める前だったので、こういったやり方が適正なものなのかよくわからなかった。ただ、「社用で使用しているのに個人負担はかわいそうだろう~」という程度の認識で支給を始めた。
なので、BYOMという言葉が出始めて、「やっぱり、他社でも同じか、チョット安心・・・」という印象だった。
今まで、セキュリティーを維持するために個人所有の機器を会社に持ち込むのを禁止する風潮だったが、急にどうしたわけか風向きが変わってきた。
Winnyが問題になっていた時期には、個人が会社のデータを持ち帰って自宅のPCで作業し、その状態でWinnyを使うことで情報が漏洩したような報道もあった。また、会社のノートパソコンを持ち帰って仕事をするのはともかく、そのパソコンでWinnyを使って情報漏洩したという事故もあった。個人的には「部長が会社でWinny使っているから、ブラウザが遅くってしょうがないんだよなー」ということを言っている社員の話を聞いたことがある。
そんなWinny問題があった後に、私物デバイスを社用で使うというのは、シンクライアントを始めとするセキュリティー管理はいったいなんだったんだろう。単なる商業的なパフォーマンスだったのか、とも思う。
だが、個人的にはBYOMという用語が使われるようになって、「やっぱりどこも同じか。」という印象が強かった。
というのはこれまで、携帯料金は通話が主だったので、社用と個人使用の切り分けが可能だった。料金に問題がある携帯については利用明細を取り寄せてチェックが可能だった。だが、パケット料金についてはこういった切り分けができなかったので、会社から支給している携帯についてはメールの使用に限られていた。実際、メールだけならパケット料金はしれている。せいぜい多くても200円程度のもので、パケット固定料金サービスに入る必要もなかった。スマートフォンを会社から支給し、固定料金サービス契約をして、「これは社用利用のみにかぎる!」と言ったところで、個人使用はチェックできなかった。
逆に個人でスマートフォンを契約して、明らかに社用で使用しているなら、あっさり固定料金で元がとれるだけのパケット量に達している。実際、上限付きの比例料金契約をしていてもFAXを4ページも送るとあっさり、上限に達してしまう。TeamViewerを使用しても4回も画面が切り替われば、やはり上限に達してしまうだろう。
個人で契約したスマートフォンを実際に社用で使用しているかどうかはチョット判然としないところがあるが、会社からFAXを送る場合は確実だし、仕事の様子を見ていると社外から販売管理プログラムを使用しているかどうかはなんとなくわかる。そう判断できれば、パケット手当を支給できる。しかも、この金額は毎月一定の固定料金そのものなので支給しやすい。毎月、どれだけパケット量を使用したかチェックする必要もない。
パケット手当の支給を始めた時はBYOMという言葉が出始める前だったので、こういったやり方が適正なものなのかよくわからなかった。ただ、「社用で使用しているのに個人負担はかわいそうだろう~」という程度の認識で支給を始めた。
なので、BYOMという言葉が出始めて、「やっぱり、他社でも同じか、チョット安心・・・」という印象だった。