AccessとLinux

中小企業での販売管理プログラムの作成についての所感

Stick PC

2015年06月13日 22時25分17秒 | Weblog
ITproを見てると、こんな記事があった。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/255608/061000093/?top_pu

昨年Raspbery Pi を購入して、Raspbmcで使ったりしたが、これはWindows8.1だという。
相変わらずオフィスにはWindowsXPパソコンが残っていて、販売管理ソフト(Access2007)はWindows7よりXPで運用している台数が多かったりする。

最近、他の会社の人から「うちは販売管理で使っているPCとインターネット用のPCと分けてるんですよ。一人2台のPCを使っているので結構、電気代がかかってるんです。」っていう話を聞いた。セキュリティを考えると最新のOSを使った方が良いのだが、作り込みされた独自の販売管理ソフトが新しいOSに対応していなければ、仕方なく一人2台のPCを用意することになるのだろう。

実は自分もPC2台を使い分けている。私の場合はインターネットバンキング用とそれ以外という使い分けをしている。インターネットバンキング用のPCは給与、仕入先への当座払い、でんさいの承認、e-TAX納税にしか使わない。それ以外の作業をする時は電源を切っている。インターネットバンキングはブラウザの指定があってIEしか使えない。いつも使っているFireFoxでは作業できない。XP(SP3)+IE8を使用している。銀行からは最新のPCに更新するよう、案内が頻繁に来るのだが、大して使用時間が長くもないインターネットバンキング用にPCを買い換える気には到底ならない。このPCでは決まったホームページしか見ない。ネット検索もしない。

そんな状態でStick PCの記事を見ると、これは結構魅力がある。最新のOS、Windows8.1パソコンが2万円代で手に入る。インターネットバンキング用のPCはIEさえ動けばよく、その他PDFとRTF(リッチテキスト)さえ開けば印刷もできる。印刷以外のダウンロードデータはテキストファイルなので、メモ帳で十分だ。

ただ、そのままだと無線LANしかなく、ちょっと気持ち悪い。変換器を使ってUSBから有線LANに変換してインターネット接続したい。

話は変わるが、最近おきた年金機構からのデータ流出事故はちょっとひどいんじゃないかと思う。exeファイルを開いてしまった、というのだが、普通、メールに添付されたexeファイルは開かないだろう。exeファイルかなんだかわからないで、いきなりダブルクリックしたのだろう。デフォルトではファイルの拡張子が表示されないので、そのままの設定で使っていると、こんなことになってしまう。年金機構で使っているのは最新のOSでセキュリティしっかりしたものを使っていたのだろうが、事故はおきてしまった。こんな事故もメール用PCと年金事務を扱う作業用PCを分けていれば、避けられたかもしれない。


コメント
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