AccessとLinux

中小企業での販売管理プログラムの作成についての所感

VirtualBoxを使い初めて1ケ月

2016年12月30日 09時06分39秒 | Weblog
Oracle Linux + VirtualBox + WindowsXPを使い初めて1ケ月になるので、その感想。

Linuxを仕事で使うは2003年、自作の販売管理プログラムを運用し始めてからなので、かれこれ16年になる。ただ、サーバーとしてCUIで使っていたのでGUIで使うのは今回が初めて。

初めてインストールしたLinuxがDebian(slinky)だった。X-Windowを動かすのに苦労したものだった。その頃と比べるとX-Windowがらみの設定は全くしなくてもよくなって、本当に使い易くなった。コミュニティーの人に感謝、感謝。

直近でWindowsXPをインストールしたのがちょうど1年前。そのPC付属のドライバーズCDにはXPのドライバーが含まれていなかった。画面表示は特に問題なかったのだが、LANドライバーはメーカーのホームページから直接ダウンロードしてきた。そのPCはものすごく速く動作したのだが、伝票登録時、よく止まって、「何度も伝票を打ち直さなければならない!」という苦情があった。そのPCはカナ入力していたので、それが原因かと思っていたが、もう一台、同じスペックでローマ字入力しているPCも同様の症状と聞いて、やはりXPで使うのは無理なのかと考え直したところだった。

そのカナ入力しているPCを今回のVirtualBox+WindowsXPに入れ替え、自分自身もこの1ケ月同じ環境で使ってみた。

当初はマルチディスプレイでなかったり、マウスの動作が遅かったりと、使い難い面もあったが、それぞれ解決していき、今時点では、全くネイティブなXPと変わらない。Linuxの起動時とVitualBoxのロゴが出なければ、仮想環境とは気づかないくらい自然な動作になった。ただ、マシンスペックを上げてもネイティブ環境と比べると動作が遅くなるのは仕方ない。これまで頻繁に止まっていた伝票登録も、今は停止こそしないものの20秒くらいかかるので今度は、「イライラする!」と言われている。

PCの購入予算は5万円前後と決めているので、今後、PCが速くなれば動作も速くなる。10年前の動作速度に戻ってしまったと思って、速度については時間が解決してくれるだろう。

一つだけ難があるのは、使わずにしばらくおいておくと、動作が非常に遅くなってしまう点。昼飯食って、戻ってくると止まってしまう。1時間くらいほおっておくと、フリーズしないまでもマウスはほぼ動かない、少し動く。キーボードは一文字打つと、何個も同一キーが押されたような状態になってしまう。一端、別のワークスペースに移動して「top」してみても他のデーモンがリソースを食い散らかしている様子もなく、ほぼ、VirtualBoxしか動作していないような状態。
WindowsXPだけを再起動しても直らなし、VirtualBoxから再起動しても直らない。結局、Linuxから再起動すると元に戻る。ネイティブなWindowsXPではこうならないので、やはり原因はVirtualBoxそのものでは、、、
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VirtualBox その後

2016年12月20日 12時02分32秒 | Weblog

以前はマルチディスプレイで使っていたので、ディスプレイが1枚になってしまうと使いにくいことこの上ない。
VirtualBoxでマルチディスプレを検索すると下記が見つかった。

http://vboxmania.net/content/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%BC

年末、パソコン部品の処分しようと思い整理していると、古いグラフィックカードが見つかったので早速取り付けた。

GIGABYTE GV-N640D3-2GI

対応バスがPCI Express3.0x16だったのは運が良かったと思う。
ホストOS Oracle Linuxでは特に設定なしでマルチディスプレイになった。ディスプレイの配置だけ変更。

次に、VirtualBoxの設定。
「ディスプレイの設定」でディスプレイ数を2にしてもゲストOSのウィンドウが2つにならなかった。最近、安定して使っていたのだが、仕方なくGuest Additionをインストール。ゲストOS、再起動後、ウィンドウが2つ開くようになった。
ウィンドウサイズの一覧に1600×1200、1280×1024がなかったのだが、フルスクリーンモードにすると、自動で設定された。

これまでマウスの動きが今、一つ遅く実際、誤操作も多かったのだが、グラフィックカードを取り付けた後は、VirtualBoxを使っているかわからないほど自然な動きになった。

ただ、Linuxを立ち上げた時、ゲストOSのメインウィンドウは正常に開くのだが、サブウィンドウは黒くなったまま。一度フルスクリーンモードを停止して、メニューバーの「表示」から改めて、フルスクリーンモードにしてやると2枚のディスプレイ共フルスクリーンモードになった。

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仮想環境を使おうすると、マウスの動作がネックになる。Corei5-6400程度だとビデオカードが必要!?
今回、コア4のところ、仮想マシンに割り当てたCPU数が1になってしまったのは残念だった。これを3にしておけば、グラフィックカードは必要なかったのかどうか、よくわかない。

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他のPCでグラフィックカードだけ追加したところ、マウスの動きは速くはなったが、もう一つだった。
結局、マウスの動作を自然にするためにはGuest Additionをインストールしなければならなのかも、、、

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USBメモリが認識されない。

ホスト、ゲスト間の共有フォルダーを設定したら、USBメモリが認識されなくなった。
「ちゃんと設定で登録しているのに?」
ゲストの「コンピュータ」を見ると共有フォルダーのドライブレターが「E:」になっている。USBメモリのドライブレターと重複して、USBメモリが認識されなくなったようだ。

普通、ドライブレターは重複されないように自動採番されるものだが、VirtualBoxではこの辺りの動作は怪しいようだ。
一端、ドライブレターが重複している共有フォルダーを解除して、ゲストOSでUSBメモリを認識させておいて、ゲストの「コンピュータ」右クリック「管理」「ディスク管理」でUSBメモリーを重複しそうのないドライブレターに変更。再度、共有フォルダーを設定して、ゲストOSを起動すると、USBメモリ、共有フォルダー、両方共認識されるようになった。

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パスワードを入力しなくても良いようにする。

WindowsXPを使う時、通常パスワードを入力していないので、Linux+VirtualBox+WindowsXP環境でもパスワードの入力はしないようにしたい。

1.起動時のパスワード省略
ホストOS(rootで)
「アプリケーション」
「システムツール」
「設定」
「ユーザー」
「自動ログイン」 オン

2.ロック画面でのパスワードの省略
ホストOS(ユーザーで)
「アプリケーション」
「システムツール」
「設定」
「プライバシー」
「画面ロック」 オフ

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