もう一つ思ったことがあります。講座では「経理の仕事はなくなってしまうので、何か別の業務を行うようにするべきだ。」という話がありました。実際、会社が経理業務をアウトソーシングを検討していて、年末査定時に「あなたの仕事は300万円で外注できます。来年はどうされますか?」と言われ、頭が真っ白になってしまい、結局その人は退職してしまった。という実例を紹介されました。
講座では、じゃあ、元経理マンは何をすればよいかというと、経理知識を備えた営業マンは非常に少なく、財務管理をするにしても経理知識は必要なので、色々な方面に転職ならぬ、転業務が可能だ。という話です。
話の要点は今後、経理業務のIT化に備えて、補助業務だけでなく会社の主業務に仕事の幅を広げていくべきだということです。
私自身はここ10年は内勤業務の電子化に取り組んできましたが、その前はというと外回りの営業をしながら、倉庫設備の完備、メンテナンスを行っていました。倉庫とはいいながらちょっとした製造設備や運搬器具があり、こういったものをそれまでは全くの素人が購入していたので本当にでたらめでした。私は元々機械を専攻していて、ほんの3年ですが、これで食べていました。大して詳しくもありませんが、やはり図面を書いて立案、作成、設置ということになると、ちゃんとしたものになってきます。元々理系です。
経理の仕事は図面の作成に気分的には非常に似ています。非常に面倒です。また、プログラムの作成作業もまた同じです。ことAccessについて言うと、たいしたスキルは必要ありません。本を2~3冊読めば作成を開始することができます。項目が多少異なる似たような入力画面と、集計項目をかえた各種帳票を作成しなければなりません。その量は非常に膨大ですが、それでも一応限りのあるものです。作って作れないことはありません。自分はそれをここ6年で作成しました。が、一番困ったのは最後の2年、仕訳から決算資料の電子化の部分でした。
売上だとか仕入だとか、それに関連した入金、売掛金管理(支払、買掛金管理)といった部分は非常に直感的に理解できます。こと仕訳の部分になると、どういう風にプログラム的に処理して行けばよいのか、正直よくわかりませんでした。どうしてわからないかというと、具体的な経理業務をほとんどやったことがなかったからです。決算資料の作成にいたっては言うまでもなく、全くわかりませんでした。通常の営業マンはそういった業務をする機会はまずありません。
元々経理だった人はそういった部分はマスターしていて、プログラム作成以外の必要なスキルは既に習得済みの状態です。Accessで作成するなら、プログラミングのスキルも非常に短期間に習得できると思います。そして何より、経理の忍耐強い業務形態に慣れた人はプログラミングのどちらかというと単調な作業形態に適していると思います。通常、口と腹(?)とで仕事をしている営業マンにはまず無理な電算化作業は元経理マンにこそ向いていると思います。
プログラミングというと高度な専門知識が必要で、その都度、ロジックの検討が必要かというと、そうではないと思います。確かにそんな分野もあるでしょう。しかし、日常使用している管理ソフトではそんなことはありえません。また、そんな高度なソフトをAccessで作るわけはないです。日常的な管理ソフトはAccessで十分作成可能ですし、その程度のものです。
講座では、じゃあ、元経理マンは何をすればよいかというと、経理知識を備えた営業マンは非常に少なく、財務管理をするにしても経理知識は必要なので、色々な方面に転職ならぬ、転業務が可能だ。という話です。
話の要点は今後、経理業務のIT化に備えて、補助業務だけでなく会社の主業務に仕事の幅を広げていくべきだということです。
私自身はここ10年は内勤業務の電子化に取り組んできましたが、その前はというと外回りの営業をしながら、倉庫設備の完備、メンテナンスを行っていました。倉庫とはいいながらちょっとした製造設備や運搬器具があり、こういったものをそれまでは全くの素人が購入していたので本当にでたらめでした。私は元々機械を専攻していて、ほんの3年ですが、これで食べていました。大して詳しくもありませんが、やはり図面を書いて立案、作成、設置ということになると、ちゃんとしたものになってきます。元々理系です。
経理の仕事は図面の作成に気分的には非常に似ています。非常に面倒です。また、プログラムの作成作業もまた同じです。ことAccessについて言うと、たいしたスキルは必要ありません。本を2~3冊読めば作成を開始することができます。項目が多少異なる似たような入力画面と、集計項目をかえた各種帳票を作成しなければなりません。その量は非常に膨大ですが、それでも一応限りのあるものです。作って作れないことはありません。自分はそれをここ6年で作成しました。が、一番困ったのは最後の2年、仕訳から決算資料の電子化の部分でした。
売上だとか仕入だとか、それに関連した入金、売掛金管理(支払、買掛金管理)といった部分は非常に直感的に理解できます。こと仕訳の部分になると、どういう風にプログラム的に処理して行けばよいのか、正直よくわかりませんでした。どうしてわからないかというと、具体的な経理業務をほとんどやったことがなかったからです。決算資料の作成にいたっては言うまでもなく、全くわかりませんでした。通常の営業マンはそういった業務をする機会はまずありません。
元々経理だった人はそういった部分はマスターしていて、プログラム作成以外の必要なスキルは既に習得済みの状態です。Accessで作成するなら、プログラミングのスキルも非常に短期間に習得できると思います。そして何より、経理の忍耐強い業務形態に慣れた人はプログラミングのどちらかというと単調な作業形態に適していると思います。通常、口と腹(?)とで仕事をしている営業マンにはまず無理な電算化作業は元経理マンにこそ向いていると思います。
プログラミングというと高度な専門知識が必要で、その都度、ロジックの検討が必要かというと、そうではないと思います。確かにそんな分野もあるでしょう。しかし、日常使用している管理ソフトではそんなことはありえません。また、そんな高度なソフトをAccessで作るわけはないです。日常的な管理ソフトはAccessで十分作成可能ですし、その程度のものです。