結局、求聞持聡明法（Ⅱ）

（つづき）

『変身の原理』Ｐ２８５、

〈ジョン・モーガンはその著『創造力開発法』の中で、

もっとも高度の創造力を得る方法は、

表面意識と深層意識を結合することだと言って・・・。〉

その秘訣！不随筋を随意筋に

求聞持法の秘密、記憶力増強の法である。

〈密教は、特殊な技法によって、

この心の奥深くある不随意の心＝深層にある心、

この心を訓練によって自由に動かし使うことができるようにするのである。〉

密教の秘密の第一のカギは、

深層意識の使い方、求聞持聡明法が、

実は深層意識と表面意識を随意につなぐ技術の習得である。

求聞持法は、

大脳辺縁系の中の側頭葉の記憶領野を自由に動かす法である。

大髄求法は、

求聞持法が大脳の中間皮質の側頭葉と新皮質の一部分を操作する者であるのに対し、

大脳辺縁系の旧皮質と古皮質の部分を動かす。

大脳は左右一対の半球状の大脳半球との間にはさまれた脳幹という棒状の部分で組み立てられている。

脳幹は上から下に向かって、間脳、中脳、橋、延髄に区別されており、

延髄の下に脊髄がつながっている。

こういう説明がされている。

ここに求聞持聡明法の秘密があるのであり、

成仏法につらなる法が隠されている。

どうだろうか、

以上を抜書き形式で、ポイントを書き出してみた。

開祖のご指導は、この道を進めていただくための第一歩として、

『求聞持聡明法』他、それらのご著書を、世に出されてきた。

弟子を思う師の深いご指導を、私達としては無駄にしたくないものである。

今回は､簡単に解説（？）させていただきました。

これから、　

さらに詳しい説明をさせていただこうと思っています。

（つづく）