六枚目のコイン

つぶやき、趣味,占星術,

新・例題(そのⅡ)

2024年01月18日 17時36分07秒 | 運命学+占星術

さて、例題です。
今回は、占意:仕事について。本命星=八白土星。
相談日:平成元年6月4日、午後2時10分。
「会社を経営している女性の方が、知り合いの人から、良い仕事があるんだがどうですかやってみませんか?と勧められたらしい。その仕事を新しく開拓していっても良いかどうか?」
という相談でした。

それについて、あなたに占断してほしいんです。
用意はいいですか?
これも実例です。
賢者の答えを用意しておりますので、
まずは始めてみてください。

判定は吉か凶かだけではなくて、
どうして吉なのか、そうでないならば凶なのか、
その理由を考えながら、
この相談者の背景などを見極めながら、
判断を下すことが大事です。

良いですか?
単純な吉か凶かという判断だけではいけません、
相談者の背景や環境というものを読み取ることが大事なんです。

そして、
凶ならば吉に変える方法を考えることが大事。
相談者に救いを見つけることが大事です。

まず、
今年の運勢を見てみましょう。
今年は相談者の本命星は坤宮に入ってます。

坤宮の宮の運勢の特徴は、
前回も書いたとおり、
疑心暗鬼に陥る、内部人事の問題など、
物の境目の宮であります。

来年は震宮(心願成就の宮)に入ってくるので、
そのことも頭に入れておくことが大事です。

一番掛けは、坤宮に座して五黄土星掛かり。
当然言うまでもなく、
仕事の面で破壊の星五黄土星が来ております。
本人も危機感を持っているのがわかります。

でこれが、危機を打開する一手となるのかどうなのか、
そういう問題を孕んでいるわけですね。

だからこの申し出がチャンスになるのかどうか、
それを知りたいというわけですね。
で次の二番掛けは?

八白土星は中宮に座して、二黒土星掛かり。
「仕事の面でも家庭の面でも心配事多く、諸事、思うことの十分の一も成就しがたい時である。しばらく時期を見るとよい。」

全くその通りで、
これでは何事も実現できかねますね。
それに、
「何事も見かけほどではない、話半分と知るべし。」
実際はこういう暗示が出ております。

これでは申し出に簡単には乗れませんね。
で、
「掛け合い事、相談事は十分なる結果を得難い、時機を待って再度交渉するがよい」
こう出ておりますから、
もう一度出直せ!というわけですね。

時期を見て、
もう一度相談しなおせということです。
それは来年震宮に入りますから、
そのことを言っていると思います。

この問題は、
物事には時期というものがあるんだということを言いたいのでしょう。

そのことをよく説いて、
問題を解決に導くには、
成功の要因を増やしておくことが大事です。
成功の要素ですね。⇒「勝因」と言います。

成功するには、成功の要素を多く集めておくことが大事です。
そこで、
成功するための準備を進めるのです。
失敗するには失敗するだけの理由があります。
成功のための要素をより多く作っておくのも大事です。

例えば、
会社には従業員がいますから、
従業員の連携とか、従業員の結束を固めるとか、
経理の問題とか、資金の問題とか、
チャンスが巡ってきた時の準備がいろいろあると思います。

そして、
神仏のご加護を戴くことが何よりも大事です。
だから、お札を戴くこと。
因縁解脱の御本尊様をいただくこと。

そこから人生は始まるのですから。
まずは一番の土台を作ることです。
運を良くするための土台創りですね。
そこから始めることが大事ですよね。

運をよくすることが人生の成功の上では一番大事。
それを理解した上で、
運気の話をしてあげてください。
家運の根が張っていないと、
成功は難しいんだということを説明してあげるのです。

ですから、先祖供養を勧める、阿含宗の冥徳供養を勧める。それによって運を開いていくことが可能となますよね。

インスタントな成功ではなくて、
本格的な本当の成功を掴むために!
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占星術から見る前世の職業や生き様について

2024年01月18日 15時30分56秒 | 仏教
これも、
運命学を私が検証していくうちに分かったことでありますが、
占星術というのは、
前世のカルマを表したものなんですね。

結果的に、
前世のカルマの総体を表わしたものが
例えば、
出生図であったり、人生の運勢であったりするのです。

それは私が、自分自身の性格とか能力とか才能に対して、
不思議に思ったことから始まったのです。
どうして、
今の自分がこういう性格なのか、
どうして、こういう考え方をするのだろうか、
どうして、〇〇するのが好きなんだろうか。
そういうことを考えていたんです。

あるとき、
ぱっと、自分の生まれた時を調べていると、
紀元前の何年何月という時期が出てきました。
それをなおも調べていくと、
どういう徳を積んだかということもわかってきたわけです。

そして、
決定的だったのは、
他人が、私自身について前世のことを話し始めてくれる人が、
たくさん出てきたのです。

それらがヒントになって、
決定的な自分の前世を突き止めることができました。
名前まで特定出来たんです。

それを元にして、
前世の自分が何をしたかということを調べることができました。
その結果、
前世の行為が、現在の自分自身の持つ星になって、
証明されていることがわかったわけです。

他の人の前世も調べてみましたね。
よく知っている方の前世を突き止めて、
そして出生図を割り出して、
前世の行いと現在の出生図を照らし出して、検証してみたんです。

その結果、
これだなという確信が生まれたわけですね。
因縁とは、
前世の行為の総体を表わしている。

そして、
個人の因縁は、
前世から引き続き持ち越してきたものである!
こういうことがわかったわけです。

ですから、因縁はわからなくてもいいのですが、
前世を見ることは、因縁が迷信なんかではなくて、
前世の行為がそのまま現れたものであることを確かめる方法だったわけです。

どういう徳を持っているのか、
どういう不徳を持っているのか、
それらはどういう行為をなしたかという証明でもあったわけですね。

因縁を見ることは、
どういう不徳を消すべきなのか、それがわかる。
因縁は今世限りのものではなくて、
前世から引き続いて持ち越してきたものであり、
因縁を切らなければ、
来世においてもまた、
その行為をなすだろうという予測が可能であること。
また、
来世においても同じような運命をたどるであろうこと。
そういうことも分かるわけです。

因縁は持ち越しである!
そういう前世と現世と来世の関係だということですね。
だから、
因縁を切らない限りは、
同じような運命をまた来世においても繰り返すであろうということ。

これが、苦しみの具体的な現象だということですね。
これが苦しみの具体的な様子だということなんですね。

うーん!と唸るしかないんじゃないですか?
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密教占星術『四段掛けの秘法』を分解する(Ⅱ、つづき)

2024年01月18日 10時29分55秒 | 運命学+占星術
久々の四段掛け秘法講義です。
今回は初っ端から高難度の問題を出したいと思います。
占断内容は、今付き合っている人(男性)との今後について。
本命星=八白土星
占断日時は、1989年8月4日午後1時40分

これでやってきたいと思います。
みなさん準備は良いでしょうか?
これだけの情報で、
相談の内容から推移する結果とその解決法を見ていくのです。
背景なども明らかにできれば言うことはないでしょう。

(つづく)

こういう問題を出したまま、
いつしか忘れてしまっていたのを思い出しました。
そこで、
この続きを行きたいと思います。

では、
この問題に対する結果や答えさえ分かればいいのでしょうか?
そうではありません、
やはり、
ここに至るまでの経過や、
どうしてそういう答えに至ったのか、
それがわからなければ、
正しい答えをしたとはいえないでしょう。

まあ、
「こういう答えが出ましたが?」
なんていう返事をしてもいけないことはないですけどね。

ですが、
それでは説得のいく答えにはならないでしょう。
だから、
その過程を読み取ることが大事だと思いますね。

では、どう読むのか?
まず、時刻盤、日盤、月盤、年盤、
この四つの盤をざっと見渡すことから始めます。

年盤はどういう意味を持つのか、どういう特徴を持つのか?
月盤はどういう意味合いを持つのか?
日盤はどういう意味を持つのか?
時刻盤は?

そういうことを確認しながら読むのです。
それは相談者の状況を読み取るという作業になるからです。

まず、
年盤では、本命星(八白土星)が坤宮に廻座しております。
「九宮秘伝の章」を見ますと、
坤宮では、
「内部人事の問題、口舌紛糾、談判事はかどらず、陰気にして事を包み、疑心多し、物の境目の宮」

ざっとこういう運勢が出ます。
確かに、本人の悩んでいる様子が目に見えるようですね。
相談をするくらいですから、
当然ではありますが。
こういうその年の運勢なんですね。

では、
過去から現在までの状況は?どうなんでしょうか。
時刻盤に八白土星は艮宮に廻座しております。
変化の宮の艮宮に入っておるわけですから、
過去において、
変わり目の運勢に来ていることがわかりますね。

そして、
その変わり目のところで、
この相談者はどういうような状況に陥っているのか?

一番掛けに、艮宮に九紫火星が掛かっておりますので、
八白土星に九紫火星は相生となって、
良い環境ですね。
良い環境とは、
この人を助ける運勢になっているという意味です。

ですから、
いろんな情報もこの人を助けるようになっているわけです。
それは、
この人は、相手からの求婚に対して、
最初は、一緒に住もうとおもって、
引っ越しを考えていたのかしれません。

ところが、
現在を示す二番掛けで、離宮に入って六白金星掛かり。
「見込みのない事業に手を出して失敗するか、他人に同情して損失を受ける。」
「色情の悩みあり。近親に家出の者あり。」
「他人の忠告を聞き入れず失敗する。」

ざっと、こういう暗示が出てきております。
ですから、
以上のような暗示を見ると、
何かここまでの経過が目に見えるようではありませんか。

一番掛けの、大いなることを企画して失敗したのは、なぜか?
それは、
過去の状況を表す時刻盤の中に、
競争相手の存在を嗅ぎつけたからです。
つまり、
結婚相手が二股をかけているか、結婚相手を好きな人がほかにもいるか。
ライバルの存在を知ったんですね。

それで、
この相談者はがっかりしたわけです。
相手が自分の思ったような人でなかったことに失望して、
自分がいよいよ家を出ようと思っていたのに、
無残にもその夢が砕かれた。

それまでにも、
家族の者や近しい人に、交際をやめるべきだと忠告されていた。
でも、結婚相手のことはかんたんに諦められない。
その忠告を聞き入れなければ、失敗するという瀬戸際に彼女はいる。
そう読めるわけです。

で、近未来(経過)を示す三番掛け、坤宮に入って一白水星掛かり。
「優柔不断にすぎて、ものごと遅延すべし」
「この人、山っ気があって大きいことを目論むが、
努力奮発の意気が乏しいために、十分の一の実現も難しい。」

こういう卦が出てきますから、
やっぱりこの人は行動に移せないんですね。
で、
結果として、
四番掛け、兌宮に座して七赤金星掛かり。
おお、そう出ますか。
「神の祟りあり。」
「願望は本命星と相生ならば、七日あるいは七十日、七か月目に成就する」
「他からの強い怨恨の念あり」

こういうような卦が出ましたね。
「神の祟り」とは、どういうことか?
先祖から受け継いだ悪因縁のことです。

それは色情の因縁であり、肉体障害の因縁などですね。
先祖の為した良くない行為(悪業)カルマが、
子孫の運命を形成している。
それが、悪因縁のことです。

他にも、子供のことで苦労・難儀ありとありますから、
子供との縁が薄いと解釈できます。

以上のようなことを相談者の方は、
うすうす感じているわけですね。
ですから、
この相手の人との結婚に対して、考えているわけです。

では、どうすれば良いのか?
結婚をためらわせている問題の根本は、
先祖から受け継いだ悪因縁ですから、
悪因縁を消滅させない限り、結婚にトラブルはつくでしょう。
その点を明確にすることですね。

で次に、
子供との縁が薄いと思われるので、
子宮筋腫の心配もありそうです。

子供を産みたいのに、
子宮を切除してしまわなければならない。
そういう悲劇を招かないためにも、
阿含宗の法力無比のお札を戴くとよいでしょう。

「問題解決」や、「悪因縁解脱」、「良縁成就」等の祈願をする。
法力無比の成仏法で、同時に福徳宝生の徳がいただける。
一石二鳥のおかげをいただいて、
その翌年の三月か四月には、
晴れて良い縁や結婚に恵まれることでしょう。

万事、めでたしめでたたし!
となるのは間違いなし。
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