
「ティルムン」は神々の楽園の土地。
ノアの箱舟が大洪水の際に逃れたのは、
アララト山ということでしたが、転変地異の災難が一段落したあとに、
神々がその後を復興させるべく、
まず初めに、
シュメールの土地を復興させたということでした。
そこに、世界最初の世界王朝を作った。
それらを指導したのはウトナピシュティム(禹)、ウヘリともいう。
『古事記』でも、世界は泥の海となったと説明してありますね。
それがティルムンという楽園。第一世界王朝だったわけです。
その後、世界各地に都市を再建し、文明を興した。
それが、メソポタミアのウルクを中心として、
世界的な広がりを持った「シュメール世界王朝」。
そして、
長い間、楽園の王国を享受したわけですが、
いつしか、豊かさのうちに驕りと驕慢がはびこり、
17代目の傑(ステルニ)のとき、
殷の蕩王=天乙(旧約聖書のアブラハム)によって取って代わられた。
それがインダス王朝であるという。
そのインダス王朝は、殷王朝とも言われる。
中国で殷王朝というのは、インダスのことだという。
面白いことに、
加治木義博氏は茨城県は稲敷市から、当時の殷人が生まれているというのだ。
当時、
貨幣は青銅や鉄の貨幣になる前は、宝貝だったそうです。
その稲敷市から殷に人々が行っているというのですね。
これも詳しいいことは、加治木氏の本を読んでいただきたいのですが、
この方も、大変興味深いことを言われていますので、
ぜひ読んでいただきたい。
そのインダスですが、
モヘンジョダロやハラッパ―からは、
放射能が今も、異常な数値で検出されるというのはご存知でしょう。
そうです、
核兵器またはそれに相当するものが使用されたことで、
それらのインダス文明を形成した都市群は滅亡したと考えられるのです。
モヘンジョダロやハラッパ―の遺跡を調べると、
当時では大変高度な都市の構造になっていたとと言われます。
多くの人々が都市生活を送る上で、
例えば、排水施設や上水道とかが完備しているのです。
それらから、
大変高度な文明があったことが分かるそうです。
それは部族の内紛から戦争になったと、高橋氏は主張されます。
その部族の内紛を作ったのは、アッシリアであるという。
アーリア人というのは、アッシリア人のことだというのです。
『マハーバーラタ叙事詩』という名前を聞いたことがあるでしょう。
マハーとは、偉大なるという意味の言葉。
バーラタというのは、バーラタ族という意味です。
彼らは神々として君臨していた。そして、
結果的にその神々が戦争をして滅びた話です。
そのあと、
インド・デカン高原は、日本神話の高天原であったのです。
そのあと、BC1000年ごろ、
周の名前で知られるエジプト王朝に取って代わられた。
その後、
第四ティルムン世界王朝、すなわちスサダミコの東大国に代わって、
地球の大部分を統治していたという。
その東大国の神都は日本に置かれていたが、
アッシリアの軍隊は、そこにも攻めてきて、
やがて、日本はアッシリアに占領されたのだ。
アッシリアがその裕福に富んだ国を欲しがって、
ティルムンは一時その属国になった。
だが、
アッシリアの別名である(漢)王朝が滅びた。
その滅亡を祝って、
高句麗国が成立したという。
なかなか一言で説明するのは至難です。
ですが、
私が言いたいのは、
いや私ではない、高橋氏が言いたいのは、
その人々はカラ族といわれる、原日本人の人々であったというわけですね。
中国やアメリカがあれほどに日本を抑えつけて、
再び力をつけるのを邪魔するのは、
そべてそこにあるわけです。
かつての大国、世界を治めていた日本が、
ふたたち世界を治めることのないように、
自分たちがこれからも支配していけるようにという目的で、
国々のパワーバランスをとっている。
国際連合も、
自分たちのコントロール下に世界を置きたいと考えて作られた
つまらないその政治組織ですよ。
本当の世界の平和を実現するためには、
第二次世界大戦の戦勝国が拒否権を持つというような
世界統治機構ではまったくダメですね。
こんな方法を一刻も早く廃止して、
天皇を頂点とした、世界統一機構を作ることが大事です。
それが真の世界平和を作る方法です。
(※ちなみに、これは一つのアイデアですから、
まともに受け止めないでいただきたい、くれぐれも!)
こんなところで、一応この話は終わらせていただこうと思います。
壮大な人類のお話を、私の稚拙な頭でまとめるのはとても大変です。
ご理解いただけなかった点は、
高橋良典氏の著作物をお読みください。
以上、
ありがとうございました。