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六枚目のコイン

つぶやき、趣味,占星術,

存在の実相!

2020年06月16日 05時30分43秒 | 運命学+占星術
あなたは『存在の実相』についてご存知ですか?
前回まで、私は四段掛けを使って、
いろいろと、お話をさせていただいてきました。

それは、
『存在の実相』について、お話しがしたかったからなんですね。
で、それをこれから説明していこうと思います。

S35年生まれの四緑木星さんが、
解釈をしてくれということで、投稿されていたある問題を、
私はみなさんに提出して、一緒に説いてほしいと、
お願いしました。

最初、投稿された問題を、どう解くか?について、
その解くポイントとして、
私は一番掛けには、問題の原因となるものが潜んでいる、
と説明しました。

それが、一番掛けの、「艮宮に一白水星が掛かるのは、人により、
近親者に水死や横変死したる者あり」とあるのが、それですね。
これは肉体障害の因縁を表しているわけでしょう。

(『密教占星術Ⅱ』の中の掛けの秘伝を参照してください)

一番掛けで、こういう卦がでているわけです。
そして他には、
「癌の星」が暗示されています。
それらが、不幸な運命となる問題の種として、
一番掛けに潜んでいるわけです。

それが二番掛けで、
とつぜんとして、原因である種に芽を出させようと、
それを助ける「縁」が出てきているわけです。
その原因の種=因縁と、縁が出会って結びつけば、
どうなるのでしょうか?
ひとつの結果が出ますよね。

強い肉体障害の因縁を持った人が、手術をするという縁を得れば、
そこには、肉体を切り刻むという結果を生み出すわけでしょう。
ですが、
そこにはミスがあって、
開腹したあとに分かったのは、
癌の細胞が見つからなかったという事態が発生するわけです。

この人には癌の星があるのですが、
まだ時期が来ていないために、癌にはなっていないんです。

手術した医者は、そのまま切った腹を縫合して、
肉体を切るという苦しみだけを、四緑木星さんに残した。
ミスったわけです。
それが、
二番掛けの「手違いを生じる」ということなのですね。

三番掛けには、「神の祟り」という暗示が出ております。
神の祟りとは、
一種のその人が持つところの不運、
あるいは悪因縁、または悪いカルマ、
説明できがたいそれらを、「神の祟り」としたのでしょう。
つまり、業引力ですね。

急速に、いやな方向に変化していく状況ですね。
そして、
最後の結果としての、四番掛けには、
「金剋木の大凶になって、近親に横変死か、難産で亡くなった人あり」という。

帝王切開をして、その産後の肥立ちが悪くて、亡くなるという、
これは「産厄の因縁」というのです。
生命力が落ちた時に、生命に大きな負担を掛けた結果、
死んでしまうという運命の星です。

四番掛けには、
坤宮に七赤金星が掛かって、「難産の人あり」という、
これが暗示されているわけです。
奇しくも、この相談者は腹を切るという、同じ運命をたどっている。

どうなるか、目に見えているようではありませんか。
本人も無意識にそうなる可能性を感じたので、
投稿して、問題を説いてほしいと言ってきたのでしょう。

このように、
問題の顛末は、運命を動かす因縁が元にあって、
それが結果をだすような縁に出会って、
そして、そのまま自分自身の運命を実現させるような力が働いて、
果たして、
その運命通りの結果を、本人に迎えさせるということになる。

それを四段掛けは、如実に見せてくれるのです。
いかがでしょうか?
この四段掛けというのは、ものすごい占術でしょう。
ものすごい因縁の動き、展開を見せてくれるのですよ。
ある人は、
物凄い!と感嘆していました。

これをようく知ることによって、
私たちは存在の実相を知ることになり、
「縁起の法」を体得することになるのです。
それを深層意識にまで持っていくことで、
私たちは、
物の存在について体得することになるのです。

つまり、
「諸法の実相」について体得することになるのですよ。
大切なことは、
頭だけで理解してもダメだということなんです。

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続続・次の問題(Ⅴ)

2020年06月15日 11時54分50秒 | 運命学+占星術
この《四段掛け》シリーズ、
続いております。
なぜかと言うと、
その後、同じ方の投稿による質問が続いていて、
そこで、
気がついたことがあるんですね。

それをひとつ述べさせてもらうことは、
非常に大事なことだと、そう思ったんですね。

それは、
この方(S35年生まれ・四緑木星。男性)が、
時間を変えて、同じ問題を占っているわけです。
そして、長時間において、
その問題が解決していないと思われるんです。

この方は、問題解決の依頼を、
ある人にしているということなんですね。
どんな依頼なのか?と興味が湧いてくるのですが、
この方が何度も占断している日時の占機を見ても、
やはり、
結果においても、
内容においても、
同じようなものだなと感じてしまうのです。

数年にわたる占断の時期が変わっても、
結果とか内容に、変わりはないんです。

結局、
この方の考えに、占う時期を変えてみると、
違った占断結果を得られて、
大吉が出てくるんじゃないか?

そういう期待があるのでしょう。
しかし、
結果はそうは変わらないというのは、
この方の本来持っている〈運気〉は、全然変わっていないからですね。

もちろん、
人の本来持っている運気は、変わるもんではありません。
そこに気が付かないで、
人は「運」というものを、
自分の都合の良いようにとらえてしまうんです。
心情的には分かりますけどね。

ですが、その人の本来持っているもの、
たとえば、
家運衰退の運気とか、
中途挫折の運気とか、
また、偏業の運気とか、
癌の運気とか、
そういうものは、
正しい方法に依らない限り、変えることができない。

そういう運気が元になって、
さまざまな人生の問題が生じてきているからなんですね。

今回のこの方の問題にしても、
同様に、
自分自身が持っているところの「運命上の運気」
これを、
仏教では⦅因縁⦆と言っておりますが、
それを転換しない限り、問題の解決はないんです。
だから、
これを転換せよ!と言われるわけです。

その点を、お釈迦様は言っておられるわけです。
私たちの存在を定義するものは、過去世の業からくるのですから、
その業を開放、または消滅させないかぎり、
私たち人間の運命=因縁を変えることも、また不可能なんですね。

そこに気が付くことが、
一番の解決法であり、開運法であるんです。
そこから幸せの一歩は始まるのです。

この四段掛けの秘法は、
幸運をつかむ方法ではありますけれども、
神社にお参りして、
神様がお願いを叶えてくれるというような、
他力信仰ではないと申せしましょう。

言うならば、
存在の実相に基づいた
正しい占断法であると言えるのです。

“不昧因果”という言葉がありますが、
因果の道理に昧くないという意味で、
私たちの人生を幸福に暮らすためには、
正しい因果の道理に則ることが大事だというのです。
その究極の方法を提唱されたのが、
お釈迦様なんだということですね。

その究極の開運法を説かれたものが、
⦅成仏法⦆という方法なんです。






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続・次の問題(Ⅳ)

2020年06月15日 05時34分04秒 | 運命学+占星術
前回の問題を、
読みにくいところがあったと思いますので、
再度、繰り返しましょう。

この問題は、
ある質問コーナーで出されていたもので、
以下のような占断が出たのだが、
読み方が分からないので、
誰か解釈してくれる人はいませんか?という投稿内容でした、

そこで、相談者の生年月日と、相談日時を確認して、
再度、ここに載せたというわけです。
で、
回答者は、「金策」だと答えておりましたが、
そうとは限らないので、
うーんと考えておりましたら、
ぱっとひらめいたものがありましたので、
ここに載せたいと思います。

また、前回と同様に、
コメント欄に、
あなたの占断内容も出していただくのも、大いに歓迎です。
占断の内容は、
何も占断は、ひとつとは限らないのですよ。

いくつも出てきますから、大丈夫。
大事なのは、占断を読んでいく説得力が、そこにはあるのかどうか。
それは根拠のあるなしになると思うのです。

それをこれから述べたいと思います。
相談日:H20年12月24日正午(12時)
相談者:S35年2月6日生まれ(本命星:四緑木星)
相談内容:不明

年盤・月盤・日盤・時刻盤の四つの盤は
前回載せたものを見ていただくとして、
さて、
以下のような掛けがでました。

一盤掛け、艮宮に座して一白水星掛かり、大吉。
二番掛け、兌宮に座して三碧木星掛かり、忠吉。
三盤掛け、艮宮に座して五黄土星掛かり、大凶。
四番掛け、坤宮に座して七赤金星掛かり、大凶。

まず、
相談の内容はなにか?というところから始めないといけません。
この問題を特定するには、どう考えるべきでしょうか?
ポイントを解説しましょう。

物事は、(因)⇒(縁)⇒(果)⇒(報)と展開していきます。
ですから、
一番掛けは、
過去から現在にいたる時間を表していますから、
それは「因」にあたるものが暗示されていると見るのです。
そして二番掛けは、現在来ている「縁」を示している。
そして、三番掛けは、第一の近未来(物事の途中経過)を表し、
最後の四番掛けは、結論を表し、「果」とそのその後の「報」を表す。

こう考えると良いのです。

そこで、
一番掛けで、原因になるものを見ます。
次に、
に番掛けで、現在来ている状況を見ます。

日盤の中宮に二黒土星が入っていますね。
すると、その日の問題は、
二黒土星に関わるものだと判断できるのです。

で、二黒土星は一体何だろうかと推理します。
土地、住所、職業、妻、
身体部分では、腹部、胃腸、血液。左手など。
そういうものが連想されますね。
何を連想するかが大事なんですね。
何を推理するのか?

私は癌だと連想したのです。
この相談者は、遺伝的にも癌の家系の人で、
去年からだいぶ、
暴飲暴食をつづけたのではないかと思います。

それで、胃腸の調子が思わしくないので、
医者に診てもらったところ、
レントゲン写真に、黒い影が映っていて、
癌の疑いがあると言われた。

そこで、心配になって、いろいろと考えた。
そして、
そのことを会社の上司に告げると、
どうも今の会社は続けられないようだと。
で、手術をするかどうか、迷っているように思われる。

だが、
医者はすぐにでも手術をして、
癌を切除するしかないと言ってると考えられる。
そこで、
どうしたら良いか、相談をしてきたというわけです。

私はそう考えたわけです。
で、医者の言う通りに、すぐ手術をして、
癌を取り除いた方がいいのだろうかという問題。
それが、
二番掛けの、兌宮に座して三碧木星掛かりの卦になっているわけです。
その内容は、
「兌宮に座して三碧木星が掛かるのは、諸事、急速に事を進めて手違いを生じる」
これがポイントになるわけです。
どういうことか?

細かい説明はここではしないで、
結果的に説明するならば、
このままだと手術をすることになるが、
腹部を切って明けたところが、
癌は見つからなかったわけです。
で、仕方がないので、
再び切って開けた腹を縫って、閉めてしまうのです。

縫合手術をしたのは良いが、
今度は、手術の経過が思わしくない状態になった。
そして、
結果的に、それが元で亡くなる。
いや、亡くならないまでも、その後の状態が非常に思わしくなくて、
全快に至るまで、
非常に苦しむという結果となるのではないか。
最終結論としての、結果が「大凶」になってますから、
これ下手をすると、
大ごとになる卦なんですね。

それは再出発運が現れているので、
人生を一からやり直すか、
人生を離れて、新しい人生を迎えるのか。
そういうことになるわけです。

これって、
大変な問題ですよね。
ですから、
この時点でのポイントはものすごく、
重要なところに差し掛かっているわけです。

この問題が本当であるならば、
この相談者は今頃、どうなっているのだろうかと、
心配になるのです。

そして、今述べた根拠は、
近親者の先祖に、横変死者の存在が暗示されていること。
また、難産で亡くなった方がおられるような暗示も出ていること。
それらが、この方に障っていること。

結論として、
それらの先祖を至急に解脱成仏させることで、
この人は危機を逃れることができるだろうということ。
生きている者は、先祖の死者と直結しているのですから。

レントゲンで黒い影が映っているのは、
それらの先祖たちの悪影響であって、
それらの先祖のお御霊を供養して、
自分自身と関係を断ち切ることが、
今の災いを防ぐ大きな力となるのですから。
ですから、
手術をすることが、問題の解決になるわけではないんですね。
大事なのは、
その本末転倒の考えを改めることなんです。

簡単ですが、
以上で終わります。

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次の問題(Ⅲ)

2020年06月14日 20時33分38秒 | 運命学+占星術
さあ。いよいよ佳境に入りますよ。
内容はファイルに添付してますので、
読み取ってくださいね。

この問題は、ある質問コーナーに載っていたものです。
どういうように読んでもかまいません。
どうぞ、
時間無制限で解いてみて下さい。





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四段掛け問題(Ⅱ)

2020年06月14日 19時15分47秒 | 運命学+占星術
さて、
みなさん、いかがでしょうか。
先日出しました問題は、解いて見られましたか?

その場で、相談者から直接聞きながら
相談に乗るのと、だいぶ事情が違うでしょう?
これはね、
開祖が言っておらたんですけど、
相談者から一々確認を取りながら占断を組むのは、
一流とは言えないんだと。
相談者が来た時、
さっともう、ある程度の相談内容を読んでおく。
それが一流の条件だと言われていたんですね。
へぼ易者じゃ、
信用されないってことじゃないですかね。

そこで、
私は本命星も不明の時点で、
その問題を指摘してしまおうじゃないかと考えたわけです。
あなたの本命星は?なんて聞いていると、
もうその時点で、
相手は足元を見てしまうわけですから。
相談内容をこちらから言ってしまおうじゃないかと。
そうなればいいなと思ったわけですね。

そこで、
さあやってみましょう。
俺の占断内奥はどうだ?と思っている方は、
コメントを寄せていただければ、
それをみなさんに紹介させていただきます。
どんな分析でもオーケーです。
それは、
これはダメだ!というのは無いからなんです。

無ければ、
私の占断内容をご披露させていただきますね。

占断内容が、「仕事について」ということなのですが、
曖昧ですね。具体的に、どういうことなのか、
それが問題なんですね。

でそれをまず見てみたいと思います。
日盤の中宮には八白土星が入っています。
そこから突破口を見つけるのです。

八白土星の象意は、改革、移転、出直し、乗り換え、
等の暗示があります。
ですから、
業務・住所の変更に関係あると見ることができますね。
そして、
坎宮には、四緑木星が入っています。
四緑木星は結婚問題とか縁談、また遠方の事。
掛け合い事、交渉、交流コミュニケーション、
不決断、考え違い、等の暗示があります。

時刻盤を見ます。
離宮に六白金星が入って、「他人に同情して失敗・損失あり」
また、「近親に家出の者あり、」、「他人の忠告を聞かず、失敗する」
こういうようなことが書かれていますね。

次に、乾宮に三碧木星が掛かると、
「急な住所の動きか、身分・業務の変動あり」
また「勢力ある人から無理難題を言いかけられる」
「運気下り坂であるのに、積極的に事を進めて抜き差しならぬことになる」
こういうような暗示が出てきますね。

次に、日盤を見ます。
離宮に三碧木星が入ると、
「なにほども見かけほどのことはないのである。話半分と知るべし」
また、「他から欺かれて傷つけられる象あり。」
次に、震宮に六白金星が入ると、
「短気、癇癪を起して失敗する。」、「諸事、無理をせず、自然の成り行きに任せて良い結果を得る」
「住所しばしば動きて零落する」
こういう暗示が出ます。

この人は、仕事先の環境がどうもよくないようですね。
人間関係に問題があるのか、
会社組織に問題があるのか、
どちらにしても、あまり居心地は良くないと見ます。
また、
坤宮に五黄土星が入って、「仏の祟りあり」とありますから、
母方の先祖のホトケの障りがあるようですね。

結論として、
それらが原因で、仕事がうまくいかない、
というような形になっていると思われます。

では、ご本人の希望通りに仕事を変えてやり直すのが良いのか?
そもそも、仕事を変えたいというのも、
誰かが良い仕事があるので、
一緒に新しい仕事に転職しないかと誘われたのではないか?
そう思われます。

というのも、
話は見かけほどではないと出ているからです。
ですが、
結果として、どうも転職は良くないようですね。
思ったほどの仕事ではないように思えます。

また、
しばしば動きて運気を落とすというように、
変われば変わるほど、動けば動くほどに、
運気が衰えるという結果となるようです。

それらの根本原因は、廃絶家の凶運が元にあるからなんです。
供養されない先祖たちの御霊が元にあるからなんですね。
それらが、何をやってもうまくいかない。
運気に芽が出にくい。根を張らない。
そういう運気となるのです。

そうなると、
しばらく時期を待てと言うことになります。
次の来年は震宮に入りますから、
震宮は宿望の達成の年でありますから、
次の年は、望みが達成されるチャンスが、巡ってきそうですね。
以上

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