勤労感謝の日でしたね。
一応お休みです。で、近所の山で未通過道を探しに出かけました。
朝まで雨の天気でした。道は、濡れて滑りやすく、気を使いながら歩きます。
さて、スタートは京都市営地下鉄、石田駅です。
鴨長明が小さな庵に住み、方丈記をしたためたという場所、方丈石を訪れます。
その横から、さらに登ります。
苔生したところに生えていたのは。。。
ナギナタタケですね。
さらに登り、地蔵が多数ある所に着く。
千手観音ですかね?
侍なのか町人かわかりませんが、チョンマゲを結っています。
そして、上り詰めると。。。
共水峠です。
真っすぐ行くと、炭山の集落です。
左は「日野岳」
ここからが未踏なんですが、今回は、右へ進みます。
朝までの雨が、空気に水分を含ませているせいで、モヤがかかったような雰囲気です。
そこへ、朝日が差し込み、白い光線が木々の間を突き抜けます。
そうこうするうちに、「天下峰」に到着です。
ペットボトルとかコンロとか訳けのわからないようなものが置いてあります。
誰か住んでたんですかね。。。
見通しは全然ありません。
わずかに、古いプレートが山頂と認識させてくれます。
早々にピークを後にします。
道は、すごく判りにくい。
しばらく進んでやっと、踏み跡らしき道に出ました。
赤い、火の用心と書かれたプレートがあったので、あれが有るかなと思いながら進むと、有りました。
鉄塔ですね。
さらに、左にある道を進みます。
すると、舗装路が見えてきました。
出たところは、醍醐から炭山に抜ける「仁尾木幡線」の峠です。
このまま、舗装路を少し下り、日清みやこカントリークラブのゴルフ場への登り道に行きます。
そして、
クラブハウスの少し手前で右に入る道があります。で、そちらに進みます。
最初はこんな道ですが。。。
下りになると、枯れ枝や木が沢山あり、しかも湿った柔らかい土がすごく歩きにくい。。。しかも!
突然!マンホールが現れます。
無意識に足を置くと、ツルっと滑り、危険危険!
かなり低めのスペースしかない倒木もあります。そして。。
しばらく進んだところで建物がありました。
「炭山第二加圧ポンプ場」とありました。
これも宇治市の施設なんですね。
で、ここで痛恨のルートミスを犯します。。。詳細は後ほど。。。
広い道は、右方向へと続いています。
そのまま、道なりに進むと。。。
ゴルフ場の真ん中を突っ切る道に出ました!
でも。。。ここに出る予定ではなかったのです。
本当は。。。
黄檗トンネルのこっち側に出なければなりませんでした。
そこで、本来の道を確かめるべく、間違った地点を確認するために、左の道を登り返します。
直ぐに、チェーンゲートのある道に出会いました。
ここを入ると。。。
黄檗トンネルの上に出ます。
しばらくは、非常に歩きやすい道です。
そして、そこに現れた物とは!
両サイドの土台しかない、渡れない橋です。
ネットで調べていて、この場所があることは知っていたのですが、さっきの道では現れませんでした。
なので、うすうすルートミスだろうと思っていましたが、何処から分岐するかがわかりませんでした。
下に降りてみると、僕の身長の2倍ほどの高さがあります。
落ちたら、ただでは済まないですよね。
向こう岸にわたるにも、足場はかなり悪く、流れる水もはまれば間違いなく靴の中までずぶぬれです。
慎重に渡り、先に進みます。
そこは、あまり人が通った痕跡がない、廃道状態でした。
しかし、めげずに進むと。。。
崩れたところが出てきました。
シダで覆われた、足元の悪い道を進むと、そこには!
見覚えのある建物が!
さっき通った、加圧ポンプ施設です!
こんな所に合流しました!
そして、分岐の入り口は。。。
判りにくい。。。
知らなければ通り過ぎてしまいます。
かくいう僕も通り過ぎてしまいました。というルートミスでした。
そして、この荒れた道を再度下山します。
黄檗の街に出ました。
高台なので、眼下に街並みが広がります。
この後、スタート地点の石田駅までのんびりと歩いて戻りました。