浄土真宗総本山。
京都に世界文化遺産は17ヵ所ありますが、その一つがここ、西本願寺です。
今日はこちらの書院と飛雲閣を見せていただくことができました。
どちらも国宝です。
時間まで、御影堂と阿弥陀堂で過ごします。
残念ながら、書院の中を撮影することはできません。
しかし、中は感動モノでした。
靴を脱ぎ、僧侶に案内されて書院に入ると、そこは虎の間と呼ばれるところです。
壁に竹と虎が描かれています。
経年により色はあせてますが、それとわかる模様が浮き出ています。
虎の間を過ぎると、左手庭越しに能舞台が見えます。
その右手に対面所があり、障子を開けていただき中に入りました。
柱の間隔を見ると、手前が二間・二間と続き、その奥が一間半・一間半となり、
遠近法により、奥ゆきを深く見せる手法が取られてます。
これは当時宣教師がもたらした、ヨーロッパの手法だと言われています。
奥に入り振り向くと、正面に能舞台が見えますが、
ここで何と、舞台奥の壁に松が描かれているのが見えました。
先ほど、外の廊下にいる時には見えなかったのに。。。
これは、明るいところから暗い所を見ると見えにくいのですが、
暗い所から明るいところを見るとよく見えるという現象を利用したものです。
これも計算の内だったのでしょうか。
対面所の一番奥、一段高くなっている所が鴻の間、
そこが能舞台を見るには、一番よい場所だそうです。
再び廊下に出ると、能舞台の松は見えづらく、かすかに何かが書かれている程度しかわかりません。何とも不思議な感じでした。
この後、白書院、虎渓の庭と拝見します。
虎渓の庭に出ると大小様々な石が配置割れ、左奥から白い石で表された水が、
山から流れ出ているように表現されています。
なるほど、そこには一段高く山のように、石が組み上げられています。。。。
と思ったら、実はその向こうに御影堂の大屋根が見えます。それが山を表していると。。。
なんとも思いつきませんでした。この庭は、御影堂とセットで見るモノでした。
書院ののち、飛雲閣を見せていただきました。
京の三閣。。。金閣・銀閣・飛雲閣といわれる、その飛雲閣です。
建物の中には入れませんでしたが、前池に浮かぶように見事な佇まいでした。
ちなみに、5月20日・21日に行われる親鸞聖人ご生誕を祝って模様される降誕会では、
この飛雲閣でお茶席があり、中でお茶をいただくことができます。
~~一度入ってみたいなぁ~~
京都に世界文化遺産は17ヵ所ありますが、その一つがここ、西本願寺です。
今日はこちらの書院と飛雲閣を見せていただくことができました。
どちらも国宝です。
時間まで、御影堂と阿弥陀堂で過ごします。
残念ながら、書院の中を撮影することはできません。
しかし、中は感動モノでした。
靴を脱ぎ、僧侶に案内されて書院に入ると、そこは虎の間と呼ばれるところです。
壁に竹と虎が描かれています。
経年により色はあせてますが、それとわかる模様が浮き出ています。
虎の間を過ぎると、左手庭越しに能舞台が見えます。
その右手に対面所があり、障子を開けていただき中に入りました。
柱の間隔を見ると、手前が二間・二間と続き、その奥が一間半・一間半となり、
遠近法により、奥ゆきを深く見せる手法が取られてます。
これは当時宣教師がもたらした、ヨーロッパの手法だと言われています。
奥に入り振り向くと、正面に能舞台が見えますが、
ここで何と、舞台奥の壁に松が描かれているのが見えました。
先ほど、外の廊下にいる時には見えなかったのに。。。
これは、明るいところから暗い所を見ると見えにくいのですが、
暗い所から明るいところを見るとよく見えるという現象を利用したものです。
これも計算の内だったのでしょうか。
対面所の一番奥、一段高くなっている所が鴻の間、
そこが能舞台を見るには、一番よい場所だそうです。
再び廊下に出ると、能舞台の松は見えづらく、かすかに何かが書かれている程度しかわかりません。何とも不思議な感じでした。
この後、白書院、虎渓の庭と拝見します。
虎渓の庭に出ると大小様々な石が配置割れ、左奥から白い石で表された水が、
山から流れ出ているように表現されています。
なるほど、そこには一段高く山のように、石が組み上げられています。。。。
と思ったら、実はその向こうに御影堂の大屋根が見えます。それが山を表していると。。。
なんとも思いつきませんでした。この庭は、御影堂とセットで見るモノでした。
書院ののち、飛雲閣を見せていただきました。
京の三閣。。。金閣・銀閣・飛雲閣といわれる、その飛雲閣です。
建物の中には入れませんでしたが、前池に浮かぶように見事な佇まいでした。
ちなみに、5月20日・21日に行われる親鸞聖人ご生誕を祝って模様される降誕会では、
この飛雲閣でお茶席があり、中でお茶をいただくことができます。
~~一度入ってみたいなぁ~~