goo blog サービス終了のお知らせ 

しもしもの虫ブログ

身近な昆虫類を中心とした自然観察記

シンジュサン

2009年07月11日 | チョウ目
高知県南国市 2009年7月11日
Ricoh Caplio GX100

とある学校の校庭に植えられていたネズミモチ?の木の下に黒色の大きな虫糞が大量にあるのを見かけました。
樹上を見上げてみると10頭を超えるシンジュサンの幼虫が葉をむさぼっていました。
大きな個体の体長は6~7cmあり、体表のトゲ状の突起物もあいまってなかなか迫力がありますが、一般の人にはなかなか受け入れ難そうです。

和名にサン(蚕)とあるように、ヤママユガの仲間で、成虫の翅を拡げた大きさは15cmほどになり、翅の模様や形状は世界最大の蛾として有名なヨナクニサンを小さくしたような感じです。



タバコカスミカメ

2009年07月10日 | カメムシ目
高知県南国市 
E-3+Zuiko OM38mm Macro F 2.8

体長は4mm程度の小型のカメムシです。
クロヒョウタンカスミカメ同様にタバココナジラミの天敵カメムシとして知られています。

体色が薄緑のきれいなカメムシです。背中に付着しているのは花粉のようです。

今回もお蔵入り画像から紹介の一枚でした。
(2008年10月22日撮影)

クロヒョウタンカスミカメの産卵

2009年07月08日 | カメムシ目
高知県南国市 
E-3+Zuiko OM38mm Macro F 2.8

体長は3mm程度の小型のカメムシです。
ピーマンやナスの重要害虫であるタバココナジラミの天敵カメムシとして知られています。

この角度では分かりにくいですが、野外で見るとアリそっくりの姿形をしています。
ナスの葉脈に産卵管を突き刺して産卵していました。

最近はネタ不足もあり更新が滞りがちです。今回はお蔵入り画像からの一枚でした。
(2008年10月24日撮影)