ひいらぎ通信

日常のささやかな幸せを拾い集ようと、ブログ、始めてみました。

「震災」って…

2016年04月25日 | 熊本の話
電気は来るけど、水は来ず、
「ライフラインの復旧には、1週間は我慢!」
と心に決め。
1週間過ぎても水は来ないが、少しずつ店も開き始め、
ニュースも食料等の支援から、復興に向けての内容のものに代わってきましたね。

会話の中でも「震災」って言葉を普通に使っているけど、
生活に不自由をかこっちゃいるけど、
あちこち瓦が落ちたりブロックが倒れたりが当たり前の風景になってるけど、
本当に大きな被害を受けているところとは、
風景が違うのよねえ。
何だか申し訳ない…

震災で、色んな物が被害にあってるのは「知って」いるけど、
「実感」はどっか遠いところにあった、のかなあ。

「さだまさしコンサート」は、中止です。
…そうだ。市民会館も被害が出てる。
「油絵講座も中止です」の連絡が来ました。
…そうだよね。公民館も開きませんよ。壊れたから。

そんな当たり前のことも気づかない。
やっぱり、どこかネジが外れてしまっているのかも。

被害は、暮らす家が無くなったりするだけではなく、生活すること自体にも影響は大きい。

今日の新聞で、避難勧告が出ている牧場に牛の世話をしに行っちゃう農家の方の話がありました。
…牛の世話を、放っとけないよね。
野菜の仕分けをする機械が壊れちゃって、手で仕分けをする片方から野菜が傷んでいっちゃうんだって。
…熊本は、農業県。大打撃だわ…。


なんだか、色々、
「ああ、そうだよ!」「当たり前じゃないか!」と思うようなことにも思い至らない情けない自分に呆然とする毎日です。

「震災」ってね、地震が起きて、色々な物が壊れて、そこから派生するさまざまな困難全部をひっくるめて言うんだなー。
これからも、復興に向けて動き始めても、思いもかけない色んな困難が待ち受けているんだよね。

まだまだ、これからだ
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