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音楽の喜び フルートとともに

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激しすぎる?友情

2025-03-20 20:55:00 | ロマン派
これな〜んだ?
水曜日の午後、ピアノのTさんが定期購入の卵を持ってきてくれました。
月1回。
おいしい卵をわけてくれます。
そのついでに2人でお茶を飲んで、お菓子を食べて、しゃべって。
「あら、もうこんな時間。」と帰る時になって
「あ、お金払うの忘れてた。」となります。
「じゃあ、さようなら。」
と車がでた後に台所に戻ると…卵ケースが!そう、卵ケースです。

2人とも忘れ物が増えました。
LINEでお知らせしたら、「来月まで置いておいてください。」

おそらく来月会ったら、この事を笑うことから始まります。


ジュゼッペ ヴェルディ(1813−1901年)フランス帝国タロ地区レ・ロンコーレ生まれ、イタリア王国ミラノ没

の23作目のオペラは歌劇「ドン・カルロ」。
原作はフリードリヒ・フォン・シラー(1759−1805年)


の戯曲『ドン・カルロス』(1787年作)。

1865年のオペラ座からの依頼は、1867年にパリ開催が決定していた万国博覧会


にあわせて上演するためのグランド・オペラでした。

オペラ座の運営方法などに不満をもっていたヴェルディは最初申し出を断わっていましたが、オペラ座総監督エミール・ペラン(1864年総監督就任)はヴェルディに様々な題材を辛抱強く提供して作曲を打診、結局ヴェルディはペランが候補に挙げていたひとつ『ドン・カルロス』の作曲に同意、1866年6月までの完成という条件で契約に応じました。
台本はベテラン作家フランソワ・ジョセフ・メリが手がけることに決まったが、メリは着手直後に病死してしまい、メリの秘書で、義理の息子でもあったカミーユ・デュ・ロクル( Camille du Locle、1832年-1903年)
右ロクル
が後を引き継いで台本を完成させました。

台本完成後、ヴェルディは自宅で作曲に励んだが、喉の病気の悪化などで完成が遅れて契約での期限に間に合わず、結局全曲の完成は1866年12月でした。

その後、初演に先立って、通し上演時間が約4時間に及ぶことがわかり、長すぎるということで結局ヴェルディは約20分の音楽をカットしています。

これらの出来事を経て『ドン・カルロス』は1867年3月11日、フランス皇帝ナポレオン3世夫妻
ナポレオン ボナボルトの弟の息子
を迎え、オペラ座にて初演を迎えたのだったが、ルイ ボナパルトの妻のウジェニー皇后(1826−1920年スペイン出身、熱心なカトリック信者と伝えられる)

が内容に不快感を示して途中で席を立ってしまったこともあり、初演は失敗に終わってしまい、この作品でもヴェルディがパリでの決定的成功を得ることはかなわなかった。(『イェルサレム』『十字軍のロンバルディア人』)、1855年に『シチリア島の夕べの祈り』フランス公演の失敗に続き)

ヴェルディがこの歌劇の作曲者として評価されるのは、3か月後のロンドン上演の成功まで待たねばなリませんでした。

1884年のミラノ・スカラ座での上演の際の描画
歌劇「ドン・カルロ」
【第1幕】
時は1560年頃、舞台はスペインのマドリード。スペインの王子ドン・カルロ
モデルとなったドン・カルロデアウストリア(1545−1568年)
は、フランスの王女エリザベッタ
やはりモデルのエリザベート・ド・ヴァロワまたはエリザベート・ド・フランス (1545−1568年)実際にカルロの父と結婚しました。実際にカルロと婚約していました。
と愛し合い婚約していました。

しかし、エリザベッタは政略によってカルロの父、つまりスペイン王のフィリッポ2世
フエリポ2世(1527−1598年)の3人目の妻がエリザベート、
と結婚してしまいました。

エリザベッタへの想いが忘れられないカルロを、親友のロドリーゴが励まします。
ロドリーゴは彼に、スペインの圧政に苦しむフランドルの救済に力を注ぐように言いました。

この当時、旧教カトリックのスペインは、新教徒プロテスタントの多いフランドル地方に弾圧を加えていたのです。



【第2幕】
王妃エリザベッタの女官のエボリ公女は、カルロのことを密かに愛していましたが、彼がまだエリザベッタのことを忘れられないということを知って、激しく嫉妬します。

その頃、大聖堂前の大広場では、異端者が火刑に処されるところでした。
民衆が国王フィリッポ2世を讃えていたとき、そこに王子カルロがフランドルの使節たちを連れて現れます。
そしてフランドルの救済を願い出ました。

しかし、国王は聞く耳を持ちません。
興奮して思わず剣を抜いたカルロは、反逆罪で捕らえられ牢に入れられてしまいました。
 
【第3幕】
国王フィリッポ2世自身も、王妃エリザベッタから本当に愛されていないことを感じ、孤独を嘆いていました。
そして、息子カルロの処遇にも悩んでいます。

エリザベッタが部屋に入ってきたとき、フィリッポ2世は、「(彼女の)宝石箱にカルロの肖像画が入っていた!」、と激怒して出ていきます。

実はエリザベッタの女官エボリ公女がこっそり宝石箱を盗み、国王に渡していたのです。

事の大きさに気付き良心の呵責を感じたエボリは、エリザベッタに罪を告白し、カルロの命を救うことで罪を償おうとします。

カルロの親友ロドリーゴも、彼の命を救おうとしています。
反逆者はカルロではなく自分だと告白。身代わりになったのです。

カルロの独房にやってきたロドリーゴは、フランドルの救済をカルロに託した後、殺されてしまいます。

このとき、カルロの解放を求めた民衆の暴動が起きます。
その騒ぎの隙にエボリがカルロを牢から逃がします。
 
【第4幕】
月夜の静かな修道院で、昔の幸せを思い出しながらエリザベッタが待っているところへ、カルロが現れます。

カルロはフランドルに密かに旅立つため、二人は永遠の別れを決意します。

そこへ、フィリッポ2世が現れ、カルロを捕らえようとします。
しかし、そこへ偉大なる先王カルロ5世の亡霊が出現し、不思議な力でカルロをいずこへと連れ去っていきました。

ジュセッペ・ヴェルディ 作曲オペラ「Don Carlo(ドン・カルロ)」より
「われらの胸に友情を」
”Dio, che nell'alma infondere”
MET2010 Roberto AlagnaとSimon Keenlyside
カルロ
君の忠告に従うよ、我が兄弟。

ロドリーゴ
お聞きください!
修道院の扉が開かれています;
フィリッポ王と王妃がおいでになる。

カルロ
エリザベッタ!

ロドリーゴ
私を頼りに、元気を取り戻してください、
あなたの星は再び空で輝くでありましょう!
天に強き者の勇気をお求めください!
二重唱
主よ、心に愛と希望を注いでくださる方、
心に自由への憧れの炎をともされる。

憧れの炎をともされる、
心に自由への憧れを。
我らは共に生き共に死ぬことを誓う。

ロドリーゴ
地にあっても、天にあっても・・・

二重唱
我らが一つに結ばれんことを、ああ!
よ、心に愛と希望を注いでくださる方、
心に自由への憧れの炎をともされる。
憧れの炎をともされる、
心に自由への憧れを。

ロドリーゴ
王と王妃がいらっしゃいます。

カルロ
ああ、恐ろしい。
彼女を見ると震える!

ロドリーゴ
しっかりしてください!

カルロ
彼女は彼の妻!
僕は彼女を失った!
僕は彼女を失った!
僕は彼女を失った!
彼女は彼の妻!ああ、神よ!

二重唱
私のところへおいでください、私と一緒におれば、心強くおられましょう、もっと強くなられます!
彼女は彼の妻、僕は彼女を失った、彼女は彼の妻!

ロドリーゴ
共に生きましょう

カルロ
共に生きよう

ロドリーゴ
そして共に死にましょう!

カルロ
そして共に死のう!

二重唱
最後の切なる願いは、

叫び、叫びだ:自由、と!:

ロドリーゴ
供に生きましょう

カルロ
共に生きよう

ロドリーゴ
そして共に死にましょう!

カルロ
そして共に死のう!

二重唱
最後の叫びは:自由!






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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (xxkaminosizukuxx)
2025-03-20 21:03:24
(;・`д・)タラー コストコの卵でしょうか(笑)
めっちゃ多いですね〜😆
返信する
Unknown (m-fluteangel16)
2025-03-21 16:09:31
@xxkaminosizukuxx さん、これ全部埋まっていたわけではありません。
私は10個頂いただけです〜🤣💦
産直の素晴らしい卵でしかも310円です💖
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