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→音楽の喜び フルートとともに
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フェニックスホールの宮川春奈さんのギターリサイタルに行きました。
友達を誘って4人でロビーで待合せ。

1人は仕事でギリギリ間に合うか?ということでしたが、無事会うことができました。
ギターの友達ばかり。
メルツのハンガリー幻想曲
椿姫はよく知られたメロディーが多くでてきて楽しかったてす。
サン・サーンスの「白鳥」は撥弦にも関わらず力強いフレージングで聴かせました。
バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータよりジーグイエペス編曲、シャコンヌを山下和仁編曲で演奏されました.
第二部はヴィラ・ロボスのエテュード第7番、力強く抜群のテクニックてした。
ジュリアーニ「英雄ソナタ」メロディーに特徴のあるこの曲を表現力豊かに演奏。フィナーレも音を足し、華やかに演奏されました。
パガニーニのカプリース第24番
ヴァイオリン超絶技巧の独奏曲をスピード違反気味でリズミカルで楽しかった。
2人でお茶を ジャズのスタンダードをしっとりと演奏
ハンガリー狂詩曲第2番山下和仁編曲
この曲をギターで演奏するのはたいへん!
しかし、確かなテクニックとみずみずしい演奏で素晴らしかったです。
アンコールはセトルの「ディス イズ ミー」とイエペスの「禁じられた遊び」
アンコールからは写真を撮っても良いということでしっかり撮らせて頂きました。

ニコロ・パガニーニ(Niccolò(あるいはNicolò) Paganini, 1782- 1840年)ジェノヴァ共和国ジェノヴァ生まれ、サルディーニャ王国ニース没

はイタリアのヴァイオリニスト、作曲家。特にヴァイオリンの名手としてヨーロッパ中で名声を獲得しました。
『24の奇想曲』(または24のカプリース、伊:24 Capricci)作品1, MS 25は、ヴァイオリン独奏曲。

無伴奏曲で、ヴァイオリンの重音奏法や、視覚的にも演奏効果の高い左手ピッツィカートなど強烈な技巧が随所に盛り込まれた作品であるため、ヴァイオリン演奏家からは難曲として挙げられています。
1800年から1810年頃にかけてジェノヴァ(正確な場所は不明)で作曲され、その10年後の1820年にミラノで「作品1」としてリコルディ社から出版されました。
作曲の動機については不明です。
ピエトロ・ロカテッリやピエール・ロードなどのフランコ・イタリア派作曲家たちからの影響が見られます。
パガニーニが好んだハーモニクスはこの曲集では用いられず、舞曲や行進曲のリズムの使用、バロック音楽やジプシー音楽からの影響、ヴェネツィアの舟歌からの引用やギターのトレモロの模倣など、多くのヴァイオリン曲の中で特異な魅力を放っています。
ハンガリー出身の音楽家フランツ・リストは、パガニーニの演奏技巧のもつ音楽の可能性に触発され、ピアノ独奏用に第1・5・6・9・17・24番を編曲しています(『パガニーニによる大練習曲』)。
リストと同時期に活躍したドイツの音楽家ロベルト・シューマンもまた、第2~6・9~13・16・19番をピアノ独奏用に編曲しました(『パガニーニの奇想曲による練習曲』『パガニーニの奇想曲による6つの演奏会用練習曲』)ほか、第24番を除く23曲をピアノ伴奏付きの作品として編曲しています。

ニコロ・パガニーニが愛用した1742年製デル・ジェズ「イル・カンノーネ」。
第24番
クアジ・プレスト、4分の2拍子。
本曲集の終曲で、非常に有名な作品です。
全曲をまとめるにふさわしい華々しい変奏曲で、主題と11の変奏、それにフィナーレが付随しています。
わずか16小節の主題が、あらゆるヴァイオリン奏法によって展開され、変奏されています。
この第24番は、後の作曲家達の手によって『パガニーニの主題による変奏曲』として改作され、リストの『パガニーニによる大練習曲第6番』やヨハネス・ブラームスの『パガニーニの主題による変奏曲』、セルゲイ・ラフマニノフの『パガニーニの主題による狂詩曲』など、ロマン派や近代・現代の作曲家達が競って改作、編曲しています。
主題:開放弦を使っています。
変奏:
アルペッジョ(第1変奏)、
オクターヴ奏法(第3変奏)、
極端な高音での半音階を材料にした変奏(第4変奏)、
高音と低音との交互演奏(第5変奏)、
左手ピッツィカート(第9変奏)
などが展開。最後のフィナーレではイ長調で華々しく締めくくっています。
パガニーニは、1800年から1805年にかけて表立った活動をやめ、ギターの作品を数多く作曲しています。これは、フィレンツェの女性ギター奏者を愛人としていたためといわれています。
そのためかこのヴァイオリン曲もギターで演奏しやすいそうです。宮川春奈さん談
パガニーニ 24のカプリース 第24番 宮川春奈さんのギター演奏です。
シャープで、しかもたっぷりとした質感の、素敵な演奏ですね♪
ただ、髪の毛が邪魔にならないか、ちょっとハラハラしました(笑)
フェニックスホールはこじんまりとしたホールですね。100席ちょっとくらいだったと思います。一番うしろの席でも、ステージまで近いですね。
関西出身のギタリストだけあって、一緒に行ったギタリストさんも13歳頃コンクールで一緒だったとか、身近に感じているようでした。楽しいお話しもしてくださって私たちもいい時を過ごしました。
それがここは300人入ります。
しかし、奥行きがなく、シートは階段では階段ではないので、見にくいです。
ロケーションや音響はいいのですが…。