空飛ぶ自由人・2

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映画『LIFT/リフト』

2024年01月17日 23時00分00秒 | 映画関係

[映画紹介]

サイラス率いるプロの強盗チームは、
ヴェネチアとロンドンで同時開催されたオークションから
美術品を盗む一仕事を終える。
一味を追い続けているインターポール女性捜査官のアビーは
今度も捕まえる事が出来ずにいた。

実は、サイラスとアビーは、
お互いが何者かを知らずに、
パリで5日間を過ごした仲だった。

そんなチームに、
上司の命令で、アビーがある案件を持ちかける。
大富豪の犯罪王とテロ集団が大規模な水資源テロを計画し、
その報酬として支払われる金塊5億ドル分を
ロンドンからスイスに移動する時に
盗み出せというのだ。
一味の犯した犯罪で逮捕をしない代わりに、
持ちかけられた、この前代未聞の計画。
一味は検討した結果、
受け入れることにする。
銀行から空港間の輸送車を襲うことも出来るが、
警備は厳重。
飛行機に乗せてから奪うしかない。
しかし、1万2千メートル上空を飛ぶ飛行機の中から
総重量10トンの金塊をどうやって盗むことが出来るのか。
その不可能な計画を実現するために、
小型飛行機を調達してステルス機に改造。
飛行中の旅客機の真下を並行して飛ばせ、
飛行機と同シグナルを発して管制塔をカモフラージュ。
その間に倉庫に侵入して金庫を突破して金塊を動かせるようにし、
飛行機を天候不順のニセ管制で別の空港に着陸させ、
金塊を取りだし、近くの駅で待機するインターポールに渡す。
ステルス機に改造する者、
小型飛行機を飛ばす者、
管制塔に忍び込む者、
金庫を開錠する者、
それぞれが分担して特殊技能を駆使し、
自分たちも乗客として乗り込み、
敵の部下の警戒をかい潜り、
決行しなければならない。
果たしてうまくいくのか・・・

もちろん、途中困難が生じ、計画通りには進まないが、
思わぬ展開が待ち受けているのは、
この種の映画の定石。
あとは、観てのお楽しみ。

サイラスにケヴィン・ハート


アビーにググ・バサ=ロー


インターポール上司のサム・ワーシントン
犯罪王のジャン・レノなども顔を出す。
ケヴィン・ハートは、今回はコメディ色を抑えめ。
ググ・バサ=ローが魅力的。表情がいい。
二人の会話も楽しい。
気軽にコーヒーでも飲みながら観る気楽な映画。

Netflix で1月12日から配信

タイトルの“lift”とは、“パクる”という意味。
ヴェネチアの高潮による水没を防ぐための
「MOSEプロジェクト」の防潮堤が
登場するが、本当に完成したのか? 
                        
監督はF・ゲイリー・グレイ
ケビン・ハートも製作に名を連ねる。

 



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