NPO 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)教育部会、
IT・セキュリティキャリア女性活動推進WGが
「IT業界における女性の働きやすさ」について調査した結果を発表していました。
アンケート結果によると、
「女性が働きやすい仕事場かどうか」の問いには、7割が「そう思う」「まあそう思う」。
一方で、
「違う業界に転職したいかどうか」の問いには、5割が「そう思う」「まあそう思う」、と回答。
一般的にIT業界は労働時間が非常に長く、男女関係なく働きにくい職場という印象を
持たれている業界なので、7割もの方が「女性が働きやすい職場」と感じている
ことがとても意外でした。
なんでだろう? と思って、調査結果を詳しく見てみたところ、
回答者の7割が社員数500人以上の大企業で働いていることがポイントでは
ないかと感じました。
というのも、9割以上が産休や育休制度があり、約4割がモバイル・テレワークの仕組みがあると
回答しているのですが、中小やベンチャー企業では、このような制度作りは
後手にまわって整備されていないことがほとんどだからです。
中小企業やベンチャー企業でも、産休や育休については法律で定められたルールを
守る義務はあるので必要最低限の対応はしていると思いますが、大企業で取り組みが
なされているような、プラスαのサポートについては対応する余裕がない場合が多いのです。
(主に大企業で)制度が充実している一方で、「違う業界への転職」に対する関心が高かったのは、
いくら制度が充実していたとしても、女性比率が少ない環境で(男性が上司だと回答した人は9割)
体力のある男性と平等に働き続け、コミュニケーションをとっていくことのしんどさが
反映されているのではないかと感じました。
※男女平等に働ける環境である点は素晴らしいのですが、女性比率が3割以下で女性がマイノリティ
の環境では、男性の体力や考え方を基準に仕事が進んでいくので、女性が半数以上の職場環境よりも
体力的にキツイ、ということはあると思います。
今回の調査を見て、IT業界ならではのモバイル・テレワーク制度導入率の高さには感心してしまいました。
女性比率が少ない業界の中では、ライフイベントに応じて働く時間や場所を柔軟に
変えることができる可能性が高いという点は、IT業界の魅力だと感じます。
IT・セキュリティキャリア女性活動推進WGが
「IT業界における女性の働きやすさ」について調査した結果を発表していました。
アンケート結果によると、
「女性が働きやすい仕事場かどうか」の問いには、7割が「そう思う」「まあそう思う」。
一方で、
「違う業界に転職したいかどうか」の問いには、5割が「そう思う」「まあそう思う」、と回答。
一般的にIT業界は労働時間が非常に長く、男女関係なく働きにくい職場という印象を
持たれている業界なので、7割もの方が「女性が働きやすい職場」と感じている
ことがとても意外でした。
なんでだろう? と思って、調査結果を詳しく見てみたところ、
回答者の7割が社員数500人以上の大企業で働いていることがポイントでは
ないかと感じました。
というのも、9割以上が産休や育休制度があり、約4割がモバイル・テレワークの仕組みがあると
回答しているのですが、中小やベンチャー企業では、このような制度作りは
後手にまわって整備されていないことがほとんどだからです。
中小企業やベンチャー企業でも、産休や育休については法律で定められたルールを
守る義務はあるので必要最低限の対応はしていると思いますが、大企業で取り組みが
なされているような、プラスαのサポートについては対応する余裕がない場合が多いのです。
(主に大企業で)制度が充実している一方で、「違う業界への転職」に対する関心が高かったのは、
いくら制度が充実していたとしても、女性比率が少ない環境で(男性が上司だと回答した人は9割)
体力のある男性と平等に働き続け、コミュニケーションをとっていくことのしんどさが
反映されているのではないかと感じました。
※男女平等に働ける環境である点は素晴らしいのですが、女性比率が3割以下で女性がマイノリティ
の環境では、男性の体力や考え方を基準に仕事が進んでいくので、女性が半数以上の職場環境よりも
体力的にキツイ、ということはあると思います。
今回の調査を見て、IT業界ならではのモバイル・テレワーク制度導入率の高さには感心してしまいました。
女性比率が少ない業界の中では、ライフイベントに応じて働く時間や場所を柔軟に
変えることができる可能性が高いという点は、IT業界の魅力だと感じます。