***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

アルプス気分@大菩薩峠

2013-11-19 23:22:14 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 


本日は、またまたお山。大菩薩峠へ行ってまいりました。

本当は雪景色の千畳敷カールに行くつもりだったんだけど、
駒ヶ根方面は天気がよろしくないようで、近場の山梨県は甲州市に位置する
大菩薩峠および大菩薩嶺に変更となり、

家を午前5時半に出発して、勝沼インターから411号線を走り、
駐車場のある上日川峠に到着したのは午前7時半。
2時間で来れるのは嬉しいです。

 

支度をしてトイレを済ませ、午前8時過ぎ、ロッヂ長兵衛の脇にある山道を歩き出します。

 

途中まで車道も走ってますが、せっかくなので登山道を行きます。

 

こちらは長兵衛から30分程の福ちゃん荘。
山ガール御用達雑誌の『ランドネ』に取材されたことが掲示されていました。
今度本屋さんで見てみよう(←買わないのか)

 

福ちゃん荘から10分のところにある富士見山荘。
この日は無人のよう。

 

 

富士山が正面に見える背の高いブランコ有り。
乗ろうかと思ったけど、片方が壊れていたので止めときました。
展望台も崩壊していて、ちょっと危険かも(汗)

この時の富士山は半分雲に隠れている状態。
雲がどいてくれることを願いながら先を行きます。

 

登山道は数日前に降った雪がところどころ残り、初冬の装いとなっていました。

大菩薩峠までは、なだらかで歩きやすい道がつづきます。

 



花も実も無く地味な季節ではありますが、それを補うかのように、
霧氷を纏った葉っぱたちが目を楽しませてくれます。

 

笹の斜面下から尾根道がよく見えてくると峠まであと少し。

空が青い(嬉)

 

9時20分。大菩薩峠にある介山荘に到着。
介山荘オリジナルの瓦煎餅がお土産に良さ気で、帰りに買うつもりでいたら
復路は違うコースで買えず(汗)

 

お約束の標識写真。
登ってきた人は必ずここを写真に撮るのに、リュックを置いて散策をする人あり(汗)
いるんですよね、ベストポイントで何故弁当を広げる?みたいな人(←たいてい年配者)
年をとると気配りが利かなくなるのかな~。反面教師だわね。

この後、ご当人に撮影を頼まれ、適当に撮ればいいものを、
構図を変え、しっかり何枚も撮ってしまう自分が悔しい(笑)


 

 

登山口からたった1時間20分でこの稜線の景色というのは、申し訳ないくらいの有り難さ(笑)

 

 

岩場から介山荘を振り返ったところ。
まるでアルプスみたいな尾根道の眺めじゃありませんか(笑)



せっかくだから新しいレンズの最大ワイド側(10mm)で。さすがに広いわ~~。
超広角って空や地面が外側に向かって勢いよく伸びていくような面白い絵になるんですね。

右端の湖は上日川ダムの大菩薩湖。 
富士山にはまだ雲がかかってます。お願いだから、どいて(笑)

 



介山荘に向かって左側の眺め。
(たぶん)大岳山や三頭山、権現山の山並みだと思います。

 



親不知ノ頭。
ここからの眺めもなかなか。でも富士山の頭は見えず。

 

 

賽の河原の斜面には雪が結構残ってまして、軽アイゼンが必要な程では無かったですが、
試し履きをすれば良かったかなと。

稜線に出てからは風が強く、寒さが半端無かったです。
ニット帽の上からフードを被り、ネックウォーマーで顔の下半分を覆っても
顔が凍り付いてしまいそうなくらい。
グローブもスキー用のを持ってくれば良かったな、と後悔。

冬山の厳しさが少し垣間見れた気がしました。

 

可愛らしい丸太の避難小屋。
冬期はこの小屋でホッとひと息ということなんでしょうね。

 

青空に映える赤い実はナナカマドかな。ずいぶん小さいけど。

 

 

雷岩と呼ばれる岩の小山があるあたりから。ズォーーーンと富士山から南アルプスまで入れて。

いいじゃん、超広角(←自己満)

 

眼下に見えるのは甲府盆地。こうして見ると本当に盆地なんだなぁと実感。

 

富士山は、もう少しで雲が切れそう。頑張れっ(笑)

 

あとひと息。ファイト!(笑)←しつこい

 

雷岩から10分もかからないところにあるピークの大菩薩嶺(2057m)は
樹木に囲まれ展望まるで無し。残雪も多し。
なので、写真だけ撮って雷岩へ戻ります。
写真は、いつものブタとかサルのスタンプがAdobe Flashの不調で使えなくなり、そのままで(汗)
(サングラス無しの私の顔は迷惑になるので晒せません)

 

で、雷岩に戻ってきたら、、

雲がとれてました~~~~♪

 

でも、、

確かに雲がない富士山は美しいけど、ちょっとかかってたほうが味わいがあって好きかもゞ( ̄∇ ̄;)


 

 

富士山を眺めながら、お昼。

ここで食べれば何だって美味しいやね(笑)

 

心と胃袋を満たして下山開始。

 

途中の景色がまた素晴らしい。今回、ここからの富士山が一番好きです。

これで少し雲がかかってれば尚良し(x_x) ☆\(^^;) ぽかっ

 

濃すぎるほどの空の青に白樺の幹が眩しい。

 

復路は葉の落ちた明るい落葉松林の唐松尾根を行きます。

ところどころ急坂有りで、登りだと結構辛いだろうなという気がしました。

 

東京から近くて、楽で、手軽にアルプス気分が味わえる大菩薩峠は
初心者に優しい素敵なお山でございました。


 

で、

出発地点に戻って、ロッヂ長兵衛でひと休み。

 

 

お茶をするつもりが、つい頼んじゃった、きのこ汁ときのこうどん。
きのこうどんのちょっと甘めの汁が胃に染み渡ります。美味しかった~。

 

ロッヂの中にはこんな素敵な暖炉がありました。
暖炉の炎って身体の芯まで温かくしてくれる気がしますわ。

しばし身体を温め、お店で売られていた林檎を買って帰路へ。

 

冬間近となった落葉松林の繊細な美しさにみとれます。

 

綺麗だわ~。
昔はこういう枯れゆく風景を見てもなんとも思わなかったのに。
無意識に自分の姿と重ね合わせてるんでしょうかね。

 

 

 

途中、笛吹川フルーツ公園の近くにあるほったらかし温泉に立ち寄り(@700円)

 

ここには開業当初(14年前)と内湯が新設された時(10年前ぐらい?)の2度訪れたことが
ありますが、今回久しぶりに来てみたら、敷地内に休憩所や軽食コーナーがつくられ、
大型の観光バスも乗り付けていて驚きました。

いつのまにか凄いメジャーな施設になってたんですね。


ほったらかし温泉のお湯自体は無色透明、循環されているようで、
どうということは無いのですが、眺めがね、これがいいんですわ。

これは温泉棟の脇から見た景色。
こんな風に富士山が山の向こうに聳え立ち、眼下には甲府盆地が広がっているのが
湯舟から見えるんです。

ババ様はショートに入ったので帰る時間を気にせず、富士山を眺めなら
の~んびりと湯に浸かり、そして明日もお休みという、

これ以上の幸せは、吉井さんのライヴくらいしか思い浮かびません(笑)

 

こちらの写真は帰りの高速道路でとったもの。

満月が異様なくらい大きく見えて、おもわずシャッターを押してみたら、
ブレてるけどクレーターまでしっかり写ってて、あらビックリ(笑)

オレンジ色で本当に大きくて、ちょっと見たことの無いようなお月様でした。

 

 

お土産はフルーツあれこれ。
甲州葡萄(2房で300円)、王林(5個で300円)、百目柿(2個で150円)、締めて750円也。

さすがフルーツ王国の山梨県♪

 

冬が来る前に、もう一度くらい山に行きたいよ~~。

 

 

 

 

 


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