スランプの脱し方 2006-04-30 | その他 トリノオリンピックを最後に引退した、スキー・ジャンプの原田雅彦のインタビュー。 ・スランプの脱し方は? スランプなんてない。スランプとは思わないことです。次は必ずいいことがあると思うことが大切。
踏ん張りどころ 2006-04-29 | その他 昨年JR宝塚線の脱線事故で両親を失った、新社会人の言葉。 自分としてはこれからの新生活が踏ん張りどころだ。 事故を自分の生活の足かせにしては、向こうで二人に顔向けできない。
夏目漱石「坊っちゃん」 2006-04-28 | Weblog 痛快な本だ。 読んでいて気持ちがいい。360円でこんな気持ちになれるのはとても痛快だ。 親譲りの無鉄砲である坊っちゃんは、先生になるために高知に向かう。 そして東京に置いてきた召し使いの下女、清に手紙を書く。 「きのう着いた。つまらん所だ。十五畳の座敷に寝ている。宿屋へお茶代を5円やった。かみさんが頭を板の間へすりつけた。夕べは寝られなかった。清が笹飴を笹ごと食う夢を見た。来年の夏は帰る。今日学校へ行ってみんなにあだなをつけてやった。今に色々な事をかいてやる。さようなら。」 痛快だ。
悩みとリラックス 2006-04-27 | その他 ハワイのミュージシャン、ジャック・ジョンソン。 もともとプロサーファー。自然体の音楽をつくり、アルバム3枚が世界で1000万枚を売り上げる。 今後は最短でも一年間の休養に入る。 インタビューより。 「僕の音楽は自然に生まれてくる。 考えとか悩みとか頭に詰まっているものを曲にすると、すっーと抜けてリラックスできる」 なるほど。
GET BACK 2006-04-26 | その他 ・「GET BACK」、ビートルズの歌である。 過渡期を迎えていたビートルズに、ポール・マッカートニーが「GET BACK(原点に戻ろう)」と訴えた曲。 ・最近、私の職場に4月に入社したばかりの新人たちが研修にやってくる。 みんな輝いている。未熟なのだが、挨拶ひとつにしても気持ちがこもっている。 すばらしい。 ・劇団の次回公演に、初めて共演する若い役者さんがいる。 こちらが嬉しくなるくらい、真剣に稽古に取り組んでくれている。 真剣だからこそ不安や悩みも抱えている。 そんな真剣な姿勢は、私の火種に油を注いでくれる。 私もまだまだ未熟だし、発展途上だ。 もう一度「GET BACK」して、若い彼らの火種に油を注げるようになりたい。
先に進みたければ 2006-04-25 | その他 作家、山本一力の新聞記事より。 山本は中学3年のころ、住み込みでの新聞配達を4年間やった。 その頃を振り返って 「なにごとも、目の前のことを片づけない限り、先には進めない。 そんな人生のイロハを、わたしは新聞配達から学ぶことができた。 400部を配り終えなければ、学校にも行けない。 たとえ氷雨降りだろうが、雪が積もっていようが、自分で配らなければ、配達は自動的に片づかない。 先に進みたければ、まず、目先のことを片づけることが肝要。 高名な学者からではなしに、新聞配達からそれを教わった。」
不言実行 2006-04-24 | その他 孔子「論語」より ○先生は言われた、「まずその言おうとすることを実行してから、あとでものをいうことだ。」 ○先生は言われた、「地位のないことに気をかけないで、地位を得るための(正しい)方法を気にかけることだ。」
蜷川幸雄「NOTE」 2006-04-23 | 芝居 演出家、蜷川幸雄の「NOTE1969~1988」という演出ノートを読んだ。 気になる言葉を抜粋。 ○狭い空間に猥雑な広場を。 ○そのとき世界の重さはおまえの手にあるか。 →演出におけるこれは倫理だ。 ○世界の縮図を。
アジカン「ソルファ」 2006-04-22 | 音楽 アジアンカンフージェネレーションの「ソルファ」を聞いた。 というか普段からよく聞いている。 「リライト」 「サイレン」 「ループ&ループ」 この3曲ばかりを聞いている。 正直なにを言っているのか、歌詞が聞きとれない。 ただ曲の勢いが好きだ。 ストーンズがデビューしたとき「ミック・ジャガーが何を歌っているのか解らなかった」とピーター・バラカンが言っていた。 一緒だ。 ちなみに僕がダビングした「ソルファ」MDにはボーナストラックには FOO FIGHTERSの「ALL MY LIFE」が入っている。 実に合うのだ。
BEATLES「All You Need ~」 2006-04-21 | 音楽 昨日から中期のビートルズを聞いている。たまに無性に聞きたくなる。 なかでも特に好きな「All You Need Is Love」がやっぱりいい。 直訳すると「あなたに必要なすべては、愛である」 意訳して「愛こそすべて」 いい曲だ。
日本に帰ったら 2006-04-20 | その他 第二次大戦後に消息が途絶え、先日ウクライナで生存が確認された 元陸軍兵士の上野さんが、63年ぶりに帰国する。 「日本に帰ったら何がしたい?」というインタビューに 「やっぱり、桜が見たい」
大人の学芸会 2006-04-19 | 芝居 柄本明がひきいる劇団「東京乾電池」が設立30周年を迎え、記念公演を行う。 柄本明のインタビュー 「ビアガーデンで3人でコントをやったのがそもそもの始まりですから、旗揚げなんて大したもんじゃなかったんですよ。 記念公演は劇団のみんなが出られて、けいこ場が楽しいことが大事。 大人の学芸会ができたらいいと思っています」
宮沢賢治「風の又三郎」 2006-04-18 | Weblog どっどど どどうど どどうど どどう 青いくるみもふきとばせ すっぱいかりんもふきとばせ どっどど どどうど どどうど どどう (三郎は)歩き出しました。 その時風がざあっと吹いて来て土手の草はざわざわ波になり、運動場のまん中でさあっと塵があがり、それが玄関の前まで行くと、きりきりとまわって小さなつむじ風になって、黄いろな塵は瓶がさかさまにしたような形になって屋根より高くのぼりました。 すると嘉助が突然高く言いました。 「そうだ。やっぱりあいづ又三郎だぞ。あいづ何かするときっと風吹いてくるぞ」